みなさん、こんにちは。
この3連休、みなさんはどうお過ごしですか?
我が家では昨日退院してきた母ことリベリマテルの会長が、
朝からNFLのディヴィジョナルプレーオフを観ています。
応援しているのは昨年の王者、シアトルシーホークス!
今、リーグ第3シードのパンサーズに7-7で追いつかれて「Shit!!」と叫んでいます。
(そういう汚い言葉は使ってはいけませんと注意する本人が一番使っていますが。。。)
あ、そして今まさに、シーホークスが巻き返しました!
「退院してきた甲斐があったわ。やっぱり私が見てないとダメなのよ!」と会長。
これから徐々にうちの会長がどんな人か話していきたいと思います。笑。
さてさて、昨日の続き。
お通夜の前日の深夜(つまり22日から23日に日付が変わったあと)、会長が入院しました。
亡くなってから父は2日間家に帰ってきていたのですが、
父が寝ている部屋はドライアイスがたくさんで、その部屋はいつも会長が寝ている部屋でもあるので
会長は寝る場所に困ることになりました。
「でもやっぱり近くにいた方が良いわよね」となり、
会長は父のいる部屋の隣、つまり我が家のリビングで寝ることにしました。
私がソファーで寝るから私の部屋で寝ればと言っても
「良いわよ。ソファーで寝るから」と会長。
これが吉と出たか凶と出たか。。。
結果は吉でもあり、凶。笑。
このソファーで寝たことにより、次の日の朝から会長の背中が痛くなりました。
「まったく正美のせいで寝違えたわよ。背中が痛い。」と会長は舌好調でしたが、
徐々にその背中が痛みがひどくなっていきました。
葬儀社の方に
「お父様にとって大変に過ごしやすい良い温度になっています」
と、「冷やし方がうまい(妹談)」と褒められていたその部屋のおかげで、
我が家は巨大な冷蔵庫があるような状態になっており、
会長は「寒い。痛い。」と言いながら、父を預かってもらったり、葬儀に向けて準備をしたりと忙しくしていました。
しかし、時間を盗むようにして休んでも体調は回復せず、どんどん悪化。
私:「忙しいとは思うけど、まだ時間もあるし病院に行った方がいいんじゃない?」
会長:「良いのよ。大丈夫よ。」
私:「でもさ。。。」
会長:「私はそういうタイムプレッシャーが大嫌いなの!!」
私:「。。。」
という感じで病院には行かず。。。
そのうち「咳をすると背中が痛い」と言い出し、以前会長は背中側の肋骨にヒビを入れたことがあるのですが、
その時と同じような症状になってきました。
お通夜の前日、調子が悪いから早めに寝た会長。
22時過ぎに一度起きてきて、「何をしても背中が痛い。調子が悪い。」と。
これはやっぱり肋骨にヒビが入っているんじゃない?
眠れないのも良くないし、とりあえず痛み止めの注射を打ってもらおう。
きっとお通夜前にまた病院に行って注射、で、告別式前にまた注射って感じになって忙しくなるけど、
それで2日間乗り切ってもらって葬儀が済んだらすぐに本格的な治療に入ってもらうしかないか。
そう思った私は、「もう限界だよ。今から病院に行こう。」と準備を始めました。
「こういうのなんだよな。やめてくれないかな。行きたくないんだけど」と
会長はいつもよりだいぶしおらしく、つぶやくように抵抗していましたが
やっぱり限界だったようでしぶしぶ病院行きを承諾。
弟がタクシーを呼んできて、そのまま病院の夜間救急に行きました。
その病院は父が何度も救急車で運ばれたことがある病院なので、私たちには“勝手知ったる”という感じ。
「今日の受付要領悪いな。。。」
「今日、ER空いてるじゃん」
なんていう感じで、待合室で待っていました。
会長の名前が呼ばれ、熱を測ったらなんと38.9分!
看護師さん:「熱あったの分からなかったんですか?」
会長:「はい」
看護師さん:「。。。」
次に脈拍を取ろうと思ったら
看護師さん:「あ、爪バッチリ塗ってあるわね」
会長:「主人の葬儀もあるし昼間やってもらったの」
看護師:「。。。とりあえずこっちで測ろうか」
と、耳で脈拍を取られ。。。
この時の会長は白髪が目立つからと昼間に美容院に行って、いつも真っピンクの髪の毛になり、
折れた爪を直してもらってばっちりメタリックのディープグリーンのマニキュアをしている状態。
パジャマの上は、kitosonのピンクのトレーナーで、パンツはボーダー。
つまり「具合は悪そうだが、なんでこの人こんなに派手なんだ?」という格好。
診察室に入ってからは、
先生も一瞬、会長の派手さにびっくりしたものの、顔には出さずに冷静に診察。
会長は聴診器をあてられ、酸素をつけられ、点滴をつけられ。。。
脈拍を取り続けるために器具を耳に固定しようとしてもうまくいかず
足の指に器具を付けられとどんどん病人らしい風貌に。
私:「こんなに管繋がれたの初めてなんじゃない?」
会長:「そうね。。。帰りにラーメン食べて帰りたい」
私:「。。。(こんな時でもラーメンか。ま、食欲があるのは良いことか)」
という感じ。
そしてレントゲン、CT、血液検査のために試験管4本分の血液をとり
さすがにしんどいし疲れた会長は座っているのも辛い状況に。
そして先生が帰ってきて一言
「今日はこのまま入院してもらいます」
先生:「入院に当たって何か心配なことはありますか?」
会長:「明日、主人のお通夜なんですけど。。」
私:「母が喪主になります」
先生:「そうですか。。。」
私:「母にとって父と会える最後の時になるので、例えばお通夜の直前に迎えにきて、終わったら病院に戻り、
明後日の告別式の前にまた迎えに来て、終わったらまた病院に戻るとかは難しいですか?」
先生:「呼吸器内科の専門の先生に相談してみますが、難しいと思います」
会長、私:「。。。」
先生が診察室を出て行った後に流れる沈黙。
私:「ラーメン無理だったね」
会長:「そうね。でも今は別に食べたくないから。」
私:「。。。」
会長:「入院とかしたことないからヤダな。。。」
またまたしおらしくつぶやいた会長。
そして呼吸器内科の専門の先生に、
「お通夜は諦めてください。酸素量も4だし、まず難しいです。
抗生剤を打って炎症の数値が下がってくれば明後日の告別式の時に外出できるかもしれないけど、約束はできません」
と言われ、問答無用に入院が決定。
我が家の中でダントツの入院回数を誇る弟が
病院内のコンビニで入院に必要なものを一気に買い揃えて(さすがベテラン)
会長はHCUに運ばれました。
「とりあえずお通夜は任せた」と託され、弟と病院をあとにしました。
時刻は12月23日、朝の5時。
怒涛の年末年始はまだ始まったばかり。
ちなみに私がブログを書いている現在の会長は、引き続きNFLを観戦中。
今シーホークスがタッチダウンを決め24-10になり、パンサーズを突き放しました。
「Yes! Yes! Yes!」と叫びながら、拳を突き上げています。
そして背中がツリそうになったとのこと。
会長、あんまり飛ばすと、せっかく退院したのに、別口で入院になりますよ。
続く。。。
この3連休、みなさんはどうお過ごしですか?
我が家では昨日退院してきた母ことリベリマテルの会長が、
朝からNFLのディヴィジョナルプレーオフを観ています。
応援しているのは昨年の王者、シアトルシーホークス!
今、リーグ第3シードのパンサーズに7-7で追いつかれて「Shit!!」と叫んでいます。
(そういう汚い言葉は使ってはいけませんと注意する本人が一番使っていますが。。。)
あ、そして今まさに、シーホークスが巻き返しました!
「退院してきた甲斐があったわ。やっぱり私が見てないとダメなのよ!」と会長。
これから徐々にうちの会長がどんな人か話していきたいと思います。笑。
さてさて、昨日の続き。
お通夜の前日の深夜(つまり22日から23日に日付が変わったあと)、会長が入院しました。
亡くなってから父は2日間家に帰ってきていたのですが、
父が寝ている部屋はドライアイスがたくさんで、その部屋はいつも会長が寝ている部屋でもあるので
会長は寝る場所に困ることになりました。
「でもやっぱり近くにいた方が良いわよね」となり、
会長は父のいる部屋の隣、つまり我が家のリビングで寝ることにしました。
私がソファーで寝るから私の部屋で寝ればと言っても
「良いわよ。ソファーで寝るから」と会長。
これが吉と出たか凶と出たか。。。
結果は吉でもあり、凶。笑。
このソファーで寝たことにより、次の日の朝から会長の背中が痛くなりました。
「まったく正美のせいで寝違えたわよ。背中が痛い。」と会長は舌好調でしたが、
徐々にその背中が痛みがひどくなっていきました。
葬儀社の方に
「お父様にとって大変に過ごしやすい良い温度になっています」
と、「冷やし方がうまい(妹談)」と褒められていたその部屋のおかげで、
我が家は巨大な冷蔵庫があるような状態になっており、
会長は「寒い。痛い。」と言いながら、父を預かってもらったり、葬儀に向けて準備をしたりと忙しくしていました。
しかし、時間を盗むようにして休んでも体調は回復せず、どんどん悪化。
私:「忙しいとは思うけど、まだ時間もあるし病院に行った方がいいんじゃない?」
会長:「良いのよ。大丈夫よ。」
私:「でもさ。。。」
会長:「私はそういうタイムプレッシャーが大嫌いなの!!」
私:「。。。」
という感じで病院には行かず。。。
そのうち「咳をすると背中が痛い」と言い出し、以前会長は背中側の肋骨にヒビを入れたことがあるのですが、
その時と同じような症状になってきました。
お通夜の前日、調子が悪いから早めに寝た会長。
22時過ぎに一度起きてきて、「何をしても背中が痛い。調子が悪い。」と。
これはやっぱり肋骨にヒビが入っているんじゃない?
眠れないのも良くないし、とりあえず痛み止めの注射を打ってもらおう。
きっとお通夜前にまた病院に行って注射、で、告別式前にまた注射って感じになって忙しくなるけど、
それで2日間乗り切ってもらって葬儀が済んだらすぐに本格的な治療に入ってもらうしかないか。
そう思った私は、「もう限界だよ。今から病院に行こう。」と準備を始めました。
「こういうのなんだよな。やめてくれないかな。行きたくないんだけど」と
会長はいつもよりだいぶしおらしく、つぶやくように抵抗していましたが
やっぱり限界だったようでしぶしぶ病院行きを承諾。
弟がタクシーを呼んできて、そのまま病院の夜間救急に行きました。
その病院は父が何度も救急車で運ばれたことがある病院なので、私たちには“勝手知ったる”という感じ。
「今日の受付要領悪いな。。。」
「今日、ER空いてるじゃん」
なんていう感じで、待合室で待っていました。
会長の名前が呼ばれ、熱を測ったらなんと38.9分!
看護師さん:「熱あったの分からなかったんですか?」
会長:「はい」
看護師さん:「。。。」
次に脈拍を取ろうと思ったら
看護師さん:「あ、爪バッチリ塗ってあるわね」
会長:「主人の葬儀もあるし昼間やってもらったの」
看護師:「。。。とりあえずこっちで測ろうか」
と、耳で脈拍を取られ。。。
この時の会長は白髪が目立つからと昼間に美容院に行って、いつも真っピンクの髪の毛になり、
折れた爪を直してもらってばっちりメタリックのディープグリーンのマニキュアをしている状態。
パジャマの上は、kitosonのピンクのトレーナーで、パンツはボーダー。
つまり「具合は悪そうだが、なんでこの人こんなに派手なんだ?」という格好。
診察室に入ってからは、
先生も一瞬、会長の派手さにびっくりしたものの、顔には出さずに冷静に診察。
会長は聴診器をあてられ、酸素をつけられ、点滴をつけられ。。。
脈拍を取り続けるために器具を耳に固定しようとしてもうまくいかず
足の指に器具を付けられとどんどん病人らしい風貌に。
私:「こんなに管繋がれたの初めてなんじゃない?」
会長:「そうね。。。帰りにラーメン食べて帰りたい」
私:「。。。(こんな時でもラーメンか。ま、食欲があるのは良いことか)」
という感じ。
そしてレントゲン、CT、血液検査のために試験管4本分の血液をとり
さすがにしんどいし疲れた会長は座っているのも辛い状況に。
そして先生が帰ってきて一言
「今日はこのまま入院してもらいます」
先生:「入院に当たって何か心配なことはありますか?」
会長:「明日、主人のお通夜なんですけど。。」
私:「母が喪主になります」
先生:「そうですか。。。」
私:「母にとって父と会える最後の時になるので、例えばお通夜の直前に迎えにきて、終わったら病院に戻り、
明後日の告別式の前にまた迎えに来て、終わったらまた病院に戻るとかは難しいですか?」
先生:「呼吸器内科の専門の先生に相談してみますが、難しいと思います」
会長、私:「。。。」
先生が診察室を出て行った後に流れる沈黙。
私:「ラーメン無理だったね」
会長:「そうね。でも今は別に食べたくないから。」
私:「。。。」
会長:「入院とかしたことないからヤダな。。。」
またまたしおらしくつぶやいた会長。
そして呼吸器内科の専門の先生に、
「お通夜は諦めてください。酸素量も4だし、まず難しいです。
抗生剤を打って炎症の数値が下がってくれば明後日の告別式の時に外出できるかもしれないけど、約束はできません」
と言われ、問答無用に入院が決定。
我が家の中でダントツの入院回数を誇る弟が
病院内のコンビニで入院に必要なものを一気に買い揃えて(さすがベテラン)
会長はHCUに運ばれました。
「とりあえずお通夜は任せた」と託され、弟と病院をあとにしました。
時刻は12月23日、朝の5時。
怒涛の年末年始はまだ始まったばかり。
ちなみに私がブログを書いている現在の会長は、引き続きNFLを観戦中。
今シーホークスがタッチダウンを決め24-10になり、パンサーズを突き放しました。
「Yes! Yes! Yes!」と叫びながら、拳を突き上げています。
そして背中がツリそうになったとのこと。
会長、あんまり飛ばすと、せっかく退院したのに、別口で入院になりますよ。
続く。。。