捨てる

 「また、わたしの名のために、家、兄弟、姉妹、父、母、子、あるいは畑を捨てた者はすべて、その幾倍もを受け、また永遠のいのちを受け継ぎます。」(マタイ19:29)

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 イエスのために、「家、兄弟、姉妹、父、母、子、あるいは畑」を捨てるということ。
 親から友人から財産から一切合財(いっさいがっさい)、要するに全てを捨ててイエスに従う。
 捨てる、という自律的な行為とは違う。
 イエスが捨ててしまわれる、という、あくまで他動的な一連の過程なのである。
 しかもこのお方は、有無をも言わさず次々にお捨てになる。

 それはひとえに、私たちがイエスと歩みを共にするためだ。
 その先には、約束された「永遠のいのち」がある。

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