ギリシャへ そして ギリシャから From Greece & To Greece

ギリシャの時事ニュース、文学、映画、音楽がよくわかる
ギリシャの森林再生を支援する『百年の木の下で』の公式ブログです。

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パスハ・ダイエット

2010-03-30 | ギリシャの伝統行事

Η δίαιτα του ΠΑΣΧΑ


パスハ(復活祭)を目の前にして、いよいよメガーリ・エヴドマータが始まりました。日本語では「聖週間」とでもいうのでしょうか、ギリシャ正教ではクリスマスよりも大切な宗教行事で、毎日聴いているギリシャのインターネットラジオも娯楽番組を減らして、祈祷や宗教的な内容が一挙に増えてきました。

ギリシャの友人たちは買い物に走りまわっています。以前は復活祭に洋服を新調したもので、日曜の教会は真新しい晴着の大人や子供でいっぱいになったものでした。日本のお正月も私の子供の頃まではそうでした。

今は日本でも、ギリシャでも、いつでも新しい服が買えるし、晴着のような装いをすることが少なくなっていますね。新しい晴着に手を通す時の、あのうきうきした気持ちがなくなったのはちょっと残念です。

ギリシャで大変なのは復活祭前の食事には制限がたくさんあることで、
とくに「聖週間」の間だけは戒律を守るという人も多くいます。

パスハ・ダイエットという映像があったので、見てみました。パスハ前の肉なしの食事メニューが次々紹介されていきます。豆、野菜、イカやタコなど、結構美味しそうです。

続いてパスハのお祝いの肉料理が登場!。マギリツァ、ココレッチ、羊の丸焼きアイスクリームとたらふく食べていると、あれ~お腹の周りがとんでもないことになり! 夏がきてビーチへ行く前に、「私にお電話ください」、という「ダイエット指導士?食事療法士?」さんのコマーシャルでした。

今日のギリシャ語 δίαιτα: ダイエット 
διαιτολόγος: 食事療法士






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アース・アワー

2010-03-25 | ギリシャから
Τηλεοπτικό σποτ για την Ώρα της Γης 2010


アース・アワー EARTH HOURは、世界中の人々が同じ日、同じ時刻に照明を消すことで地球温暖化防止の取組を広げようというWWF世界自然保護基金(本部:スイス)が呼びかける国際的なイベントです。詳しくはこちら WWF JAPAN

ギリシャは今年初めて参加することになり、先月からギリシャのテレビやラジオで一日に何度もスポットコマーシャルが流れています。

日時*2010年3月27日(土)20時30分から21時30分(現地時間)

時差があるので消灯の輪が東から順に地球をゆっくり一周する。
みんなが同じ思いで、その地球の様子を想像するのも楽しいですよね。
PCも音楽も電気も消して、参加しようと思います。

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会場変更のお知らせ 

2010-03-22 | 百年の木の下で
スピロス・パンさんのHang Drum演奏&交流会の場所が変更になりました。

日時:5月13日(木)7:00~8:30 pm *日時は同じ
会場:本行寺  地図は記事の一番下にあります

東京都荒川区西日暮里3丁目1-3
日暮里駅 西口から左へ2分

本行寺は1524年、武江城内(のちの江戸城)に建立され、
現在の場所に移転してからでも既に300年を経た由緒あるお寺です。

ご住職のご厚意により、ヨーロッパで生まれた新しい音楽と、
江戸の歴史ある空間という時空を超えたコラボレーションが
可能になりました。

日本のお寺で演奏するのが、パンさんの夢でしたので、
彼の望む形で実現できることになって「百年の木の下で」も
とても嬉しく思います。

この世に生まれてまだ10年の新しい楽器は
若いギリシャ人アーティストの手によって、500年近い
歴史のあるお寺の本堂にどんな音を響かせてくれるでしょう。
ぜひ体験しにお越し下さい。

参加費:1500円
申し込みは「百年の木の下で」事務局
hyakunen-noki@hotmail.co.jp
へお名前と参加人数をお知らせください。
人数に制限がありますので、早めにお申し込みをお願いいたします。


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Hangx2+ Pan in Thessaloniki

2010-03-19 | ギリシャから






もうすぐ来日するスピロス・パンさんの最新画像です。
テサロニキの港や白い塔が美しいですね。 最近はこういう風に
ハングドラムを2台使って演奏しているそうです。
東京演奏会のおしらせはこちら
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オ~パ!

2010-03-15 | ギリシャから
GIORGOS ALKAIOS & Friends -OPA OFFICIAL VIDEOCLIP (EUROVISION 2010 GREECE)

「オーパ!」ヨルゴス・アルケオス&フレンズ

今年は5月25日~29日ノルウェーで開かれる第55回ユーロビジョン・コンテストの本戦に出場するギリシャ代表が決まりました。
ERTonline

英語の曲が有利と言われていることもあるのですが、あえて
ギリシャ語で唄い、ギリシャ伝統の楽器を使っていたりと、
この曲がどこまでうけいれられるだろうかと注目。
普段こういう曲はあまり聴かない私も結構気に入ってます。
いけるかもしれないなぁ。

男性ばかりのユニットで、途中勇ましいかけ声がかかるところなど
クレタ島やポントスのマッチョな伝統舞踊を彷彿とさせる雰囲気です。

「オパ」は掛け声で、特に意味はありません。
朝、これを聴きながら出かけると元気になれそうな気がします。


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そうだったのか!

2010-03-13 | 私のギリシャ物語
Χωρίς Δεκάρα - Ελένη Βιτάλη


1975年の1月、ギリシャではある歌が大ヒットしていました。
私も、プラカのレコード店でドーナツ盤(知ってますか?)を買って、日本に帰りました。貧乏だったので、お土産はこのレコードとギリシャ語~英語の辞書くらいでしたか。
それこそすり減るほど聴いて、意味はわからないまま、唄えるようになりました。今思えば、この曲こそが、私をギリシャ音楽好きにする洗礼だったのです。

時は流れ、何度か海を渡る引っ越しをくりかえし、そのレコードは私の手元からなくなっていました。曲のタイトルも歌手も、もう思い出せませんでしたが、意味不明の歌詞とクラリネットで始まるメロディーはしっかりと脳に刻み込まれていました。

youtubeができてから、その幻の曲を探して何度か検索してみました。
なにしろ曲名も歌手も不確かなので捜索は難航しました。

ギリシャに行くと、ミュージックショップで出だしを唄ってみて
「この曲ある?」ときいてみるのですが、店員さんは1975年にこの世には存在していなかったような年齢の人たちなので・・不毛な努力でした

ともかく、その一枚のレコードきっかけとなって、私のギリシャ音楽への興味はアメリカやモロッコに住んでいる間も変わることなく、特にライカといわれるポピュラー音楽とギリシャに住むロマの音楽が好きになりました。

ライカではこれまで何度も紹介しているヨルゴス・ダララスとハリス・アレクシウ、ロマの音楽では、コスタス・パブリディスとエレニ・ビタリがお気に入りです。

去年の秋、Youtubeギリシャのロマの歌を検索していて、エレニ・ビタリの映像を見ていたらこの曲が関連映像にあったのです!

1975年に既にエレニ・ビタリの音楽に出逢っていたことを知らず、私はその後も彼女の歌を好んで聴いていたのですから、なんだか不思議な思いがします。

さて、30数年ぶりに聴いて驚きました。

__________________________
Χωρίς Δεκάρα  ホリース・デカーラ
作詞: Βαρβάρα Τσιμπούλη
作曲: Γιάννης Μέτσικας


デカーラもないのにどうやって結婚できるっていうのよ! 
私のマノリさん
聖ヤニスのステファニ(結婚式の花冠)をどうやって手に入れるの?
婚約してもう2年も経つのよ いつまで待たせる気なの
3年目は無理よ 無理!

デカーラもないのに 何を料理しろっていうの
私のマノリさん
愛があるからってお腹がすかない訳じゃないのよ
2年も我慢してるのよ いつまで待たせる気なの
3年目は無理よ 無理! 2年が限界!
__________________________

この「デカーラ」って いったいなんだと思いますか?

料理ができないっていってるんだから 鍋?  
ではありません。デカはギリシャ語の10。友達に「ちょっと、デカーラ貸してよ」といえば「10ユーロ貸して」ということなんです。つまり」貨幣やお札のことで、50ユーロ札はペニンダーラと言います。

この曲が流行った1975年ギリシャの貨幣制度はユーロではなく
デカーラは10ドラクマです。(ああ、懐かしい!)
2001年の切り替え時、1ユーロ=340ドラクマでしたので、
単純に計算すれば10ドラクマは現在の3レプタ(3セント)です。
ギリシャだけではありませんが、時代は確かに変わりました。


婚約者に押し切られ75年に結婚した(?)マノリさんは定年を目前に控え、年金カットに反対して二日前のアテネのデモの列の中にいた・・・かもしれません。
 



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カコヤニス・文化センター

2010-03-10 | ギリシャから
Photo:Michael Cacoyannis Foundation

「その男ゾルバ」などの作品で知られるカコヤニス監督の名前を冠した文化センターが3月9日アテネのPireos/ピレオス・アベニューにオープンとATHENS NEWS_Issue No.13380/英語 が報じています。

88歳で今も未来を考えている、偉大な巨人です。

Athens News _______________________

彼のこれまでの映画、オペラ、演劇作品に使われた衣装なども展示される新しい建物はMichael Cacoyannis Foundationにより運営され、開館記念として「その男ゾルバ」でアカデミー賞を受賞したカコヤニス監督を主題としたドキュメンタリの上演もある。

VassilisとDimitris Sgoutasの設計による6800平方メートルの広さの建物には映画館がふたつあり、そのひとつは演劇のリハーサルにも使用できるように作られている。総工費は1190万ユーロ。

先週の記者会見でカコヤニス監督は「この場所が私の作品、フィルム、脚本、台本、写真などを網羅したアーカイブとなる」と語った。

若い才能を育てることがMichael Cacoyannis Foundationの重要な目的だ「目的にそった柔軟性のある使いやすい施設だ」と、88歳の老監督は誇らしげに語ったる。

Karolos Papoulias大統領を迎えて行われる開館セレモニーの後はカコヤニス監督の映画『イフゲニア』『トロイアの女』『エレクトラ』の上映、Konstantinos MarkoulakisとVladimiros Kyriakidis主演で演劇『ハムレット』『コレオレイナス』が監督の功績を讃えて上演される。

この夜の公演は特別に監督の演出による『ロミオとジュリエット』からバルコニーのシーンも上演されFotis KaralisとKaterina Yeronikolouが出演する。「このシーンを選んだのは若い役者とともに舞台を作りたかったからだ」と監督は言う。

今後の抱負を監督に訊いた。
「このセンターが若い命を生み出すのをみるのが私の夢だ。私はまだ先へ歩いて行こうとしているんだよ。その距離はもうそれほど長くはないのだがね。すこしでもながらえて、このセンターで、できるだけのことをするつもりだ」と答えた。

マイケル・カコヤニス・センター 
住所 206 Pireos Ave,Tavros Athens (電話 210-341-8550).
上映等のチケットはセンターの入り口で購入できる。
予約は 210-341-8573へ電話 またはオンラインで: www.mcf.gr

開館式のイベントは招待状のある方に限るが
午後3時より施設見学と衣装の展示は一般に公開される。

Christy Papadopoulou

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スピロス・パン演奏&交流会

2010-03-06 | 百年の木の下で


以前からご案内していましたイベントの会場が変わりましたので、記事を一部書き変えています。_______________

これまでチャリティー・ミュージック・パーティーやアート展などを企画主催してきた「百年の木の下で」は、国際交流活動としてギリシャ人アーティストの演奏&交流会を開きます。

期日:2010年5月13日(木)7:00-8:30pm 参加費:1人1500円
会場:本行寺 東京都荒川区西日暮里3丁目1-3
日暮里駅 西口から左へ2分 地図は
大きな地図で見る">こちら
  
申し込み方法:人数とお名前(代表者名)を書いて
hyakunen-noki@hotmail.co.jp までお申し込み下さい。

ハング(ハングドラム)HANG DRUMは、2000年にスイスで誕生したばかりで、まだ演奏家が非常に少ない楽器ですが、繊細で情緒的な音色を持ち、ここちよい癒しと晴れ晴れとした高揚感をうみだすことから「天上の音楽」とも呼ばれ、世界中で急速にファンを増やしつつあります。

Spyros Pan(スピロス・パン)さんはギリシャだけでなく、ヨーロッパやアジアを中心に演奏活動をし最新のCD“Hanging on a Dream”のリリースによって注目を集めているミュージシャンです。

会場となる本行寺は1524年、武江城内(のちの江戸城)に建立され、現在の場所に移転してからでも既に300年を経た由緒あるお寺です。今回ご住職のご厚意により、ヨーロッパで生まれた新しい音楽と、江戸の歴史ある空間という時空を超えたコラボレーションが可能になりました!

日本のお寺で演奏するのが、パンさんの夢でしたので、彼の望む形で実現できることになって「百年の木の下で」もとても嬉しく思います。

この世に生まれてまだ10年の新しい楽器は若いギリシャ人アーティストの手によって、500年近い歴史のあるお寺の本堂にどんな音を響かせてくれるでしょう。打楽器の不可聴音が空気を伝わるHangの魅力はライブでこそ可能なので、この機会にぜひ体験しに来てください。
                          


ハングドラムについて(英語)

スピロス・パンの Youtube チャンネル

スピロス・パンのオフィシャル・ウェブサイト

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そろそろ?

2010-03-02 | ギリシャへ
Greek Islands - Sea - Sun - Travel


毎年3月になると、
さぁ 今年の夏はどの島へ行こうかと心が躍ります。

こうしてハジヤニスの歌声を聴きながら 写真を見ているだけで
香ばしいあの乾いたエーゲ海の風を感じるのが待ちきれません。

登ったばかりの朝陽にあたためられていく土とオレガノの香り、
地面すれすれに飛び交うツバメたちの歌声
遠くでコロコロとなる山羊の首の鈴、

濃いエリニコ・カフェのアロマの中を
パリパリに焼き上がったばかりのパンを抱え
一目散に走っていく子ども

実の中でワインに変わったような色をした葡萄の大きな房が
大理石の庭に涼やかな影を作り
中庭のオーブンではパスティチョとムサカがぐつぐつと熱を発し
太陽は空よりも大きく真上にある。

水平線を紫に染めて日が沈むと、
太陽が溶けた黄金の水面にイルカが跳ねる

浜辺にはどこからか炭火の香りが流れ
誘われていくと網の上にはイワシとタコの足が煙を上げている

降るような星空の下に聞こえてくるタベルナのさざめきと
だれかがつまびくブズーキが
穏やかな呼吸のように、寄せては返す砂浜の波の音に寄り添い
暮れても青さを残すエーゲ海を渡って・・・・


今年こそギリシャの島ヘいってみませんか?



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自由の讃歌

2010-03-01 | ギリシャから
Greek National Anthem


今朝バンクーバーオリンピックの閉会式で、久しぶりにギリシャの国歌『自由の讃歌』を聞いていたら、ちょっとジンときてしまいました。

最近日本のメディアが自国の問題はほったらかしでギリシャの経済危機を槍玉にあげるので、マイナス・イメージばかりが先行しています。

しかし、ギリシャは資源の乏しい小国ながらも大国と渉りあい、長く困難な時代をこれ迄になんども乗り越えてきたのです。あの国からあふれる太陽と明るい笑顔がなくなることは決してないでしょう。がんばれギリシャ。

探してみるとアテネ・オリンピックの映像に国歌がありました。途中聞こえてくる可憐なソロの歌声は、画面にアップになっているドーラ・バコヤニス・アテネ市長(当時)のものではなくて、サントゥーリを弾いて唄っていたアレティ・ケティミちゃんの声です。

『自由の讃歌』歌詞:ギリシャ語/英語 Γμνος εἰς τὴν Ἐλευθερίαν Hymn to Liberty
Areti Kethime Mes tou Aigaiou

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