らんすぴらしよぉん(l'inspiration) 

田窪与思子のインスピレーション
(L'inspiration de Yoshiko Takubo)

おばあさんの、おばあさん。

2019-02-28 | ポエム

おばあさんの、おばあさんの、おばあさんの、おばあさんの、おばあさんの、おばあさんの、おばあさんの、おばあさんの、とたどっていくと、国境を越え、みんな、親戚になる。

 

おばあさんの、おばあさんの、おばあさんの、おばあさんの、おばあさんの、おばあさんの、おばあさんの、おばあさんは、再び、地球に生まれ変わって、みんなの傍にいるかもしれない。

 

子供たちよ、手をつなげ!

 

 

詩集、『みんな、「わたし」。』より

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ひらがな

2019-02-27 | スケッチ

歩いていたら、マンホールがあった。

ひらがなで、「おすい」と表記されていた。

漢字の「汚水」だと、よごれた汚い水があるようなイメージがわく。

けれど、ひらがな表記だと、きれいな汚水(そんなものはないけれど・・・・・・)のようなイメージ。

ひらがなは、やわらかくてやさしいイメージ。

ペンネームを「与思子」ではなく、「よしこ」にすればよかった・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 


光の贈り物

2019-02-25 | ポエム

駐車場に、車が、並ぶ。

あちこちの窓に、光の玉。

光。光、。光。光。光。

 

太陽からの、贈り物。

光の贈り物。

 

あゝ、本日は、晴天なり。

本日は、晴天なり。

 

 

 

 

詩集、『みんな、「わたし」。』

 

 

 

 

 

 

 


ジグソーパズル

2019-02-23 | ポエム

小さなピースが繋がって、大きな絵が出来る。

ピースの大きさは、皆、違う。

形も、違う。

色も、違う。

けれど、皆で、ワンセット。

どれかが欠けても、未完成。

 

世界は、壮大な、ジグソーパズル。

 

 

 

 

詩集、『みんな、「わたし」。』より

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ワンコのコルセット

2019-02-21 | 動植物

朝。

「メルシー、おいで!」

「ぃやだよ。」

「コルセットしよう!」

「ぃやだ!」

「しないと、ちゃんと歩けない!」

「キュウクツだ!」

「でも、金属が入っているから、しゃんとする!」

「まったく・・・・・・」

 

 

 

夜。

「メルシー、おいで!」

「なんだよぉ?」

「コルセットはずそう!」

「ふぅ・・・・・・今日も、ヨロイ着てたのだ・・・・・・」

「いい子だったね・・・・・・」

「まったく・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 


冷房!

2019-02-19 | 動植物

「うそーーっ!」

「えっ、えっ、何? ヨシコさん、どうしたの?」

「最近、さむいー! と思っていたら、ずっとエアコンが冷房になってた!」

「えっ、えっ、何? 冷房って何?」

「ちゅめたい、ちゅめたい!」

「ヨシコさん、ぼけたぁ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 


『失われた時を求めて』

2019-02-18 | 本・文学

マルセル・プルースト(1871-1922)の長編小説『失われた時を求めて』は20世紀のフランス文学を代表する作品だ。

そのテーマの一つ、「無意識的記憶」に魅せられ、まず、井上究一郎訳『失われた時を求めて』ちくま文庫(全10巻)を読んだ。

その後、2000年10月から2002年6月まで、訳者である鈴木道彦氏のカルチャーセンターでの講座に通って、講義を聞きながら集英社の『失われた時を求めて』(全13巻)を読んだ。

その頃、フランス語でも読もう、とパリに行った際に本屋さんで、gallimard社の『A la recherche du temps perdu』(全7巻)を買った。(Aの上にアクセントあり)

けれど、フランス語圏に5年間滞在したとはいえ、もともとフランス語は専門ではない私のフランス語は、現地で覚えた付け焼刃。

辞書を引きながら読むと、何年かかるか分からない。

で、原書と鈴木道彦氏の本を並べ、一章ずつ読み始めた。

日本語、フランス語、日本語、フランス語・・・・・・

けれど、人生には色々あり、中断・・・・・・

が、何年か前から、時間のある時に再び少しづつ読み始めた。

「ソドムとゴモラ」や「囚われの女」の篇では苦痛を強いられ、何度も挫折しそうになった。

けれど、本日、無事読み終えた!!!!

目の前にはポストイットがいっぱいの本!!!!

論文や感想文を書いたわけでもないのに、何だかうれしくて、街に出た。

結局3回読んだのだが、再読の度に、えっ、こんなこと書いてあったっけ、と新たな発見があった。

吉川一義訳の岩波文庫は2冊しか読んでいないし、高遠弘美訳の光文社古典新訳文庫は1冊も読んでいない。

英語でも読みたい、と思っているが、すべて老後(もう老後だけど)の楽しみ・・・・・・

それにしても、プルーストの個人訳がこんなに出版されるニッポンって、スゴイ!   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「ソフィ・カル-限局性激痛」原美術館コレクション

2019-02-12 | アート・映画・演劇

原美術館の、フランスの現代美術作家、ソフィ・カル(1953-)のコレクション「ソフィ・カル ー限局性激痛」を観てきた。

1999年に全く同じコレクションを原美術館で観た。

不思議なことに、印象が全く違うのだ。

当時は、彼女の著作『本当の話』をワクワクしながら読み、

彼女が男に捨てられるまでの日々をつづる、写真とテキストを、イタイ! と思いながらもドキドキしながら観た。

失恋の後、その苦しみをいやすために、他者に苦しみを語ってもらい、それによって彼女の苦しみが消えていく過程の写真と記録も楽しんだ。

が、今回は、美術館内を歩きながら、「あの時代」を懐かしんでいるわたしがいた。

わたしは、達観したのか、成長したのか、老いたのか、感性が鈍ってきたのか・・・・・・とにかく、懐かしかったのだ。

おしゃれだった美術館も二十年前に比べると老朽化が進んで古びていて、時の流れを感じた。

それにしても、ソフィ・カル!

ストリッパーや画家のモデルをした時の写真とテキスト。

夫との奇妙な生活などを写真と共に語る作品。

尾行した男に友人宅で偶然出会い、彼がヴェネツィアを旅行することを知り、彼女もヴェネツィアに行き、男の宿泊先を探し出し、カツラで変装し、写真を撮りながら男を尾行する不思議なドキュメンタリー『ヴェネツィア組曲』。

母に頼んで、探偵に自分を尾行させた時の写真とテキスト。

それにしても、ソフィ・カル!

彼女は、拾った手帳に書かれた住所に電話して落とし主の人物像を探り出す記録を新聞に連載したり(落とし主は激怒!)、ホテルのメイドとなって宿泊客の部屋の写真を撮ったり(プライバシーの侵害!)、とともすれば、犯罪者となりかねない、危ないアーティストなのだ。

が、これらの「実話」が、観賞する者の心を揺さぶるのかもしれない。

アメリカの人気作家、ポール・オースターも彼女に魅せられ、小説『リヴァイアサン』に彼女をモデルとする、マリアという女性を登場させた。(その後、彼女とオースターは共同で作品を制作・・・・・・)

アートに国境はない。

今回、原美術館が若い人たちで賑わっていたことに、大変驚いた。

あゝ、若者たちの感性よ!

 

 

1999年に夢中になった本と当時の展覧会のチラシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ワンコに「ウソ泣き」

2019-02-10 | 動植物

ワンコのお留守番は、だいたい4時間。

昨日は、友達が出演している演奏会に出掛けた。

ヘンデルの「エジプトのイスラエル人」を全曲演奏の長いコンサートだったので、いつもより長いお留守番。

コンサート後、友達にも会わず急いで帰宅。

と、あああああああ!

オソソがあ・・・・・・

わたしは怒らずに、「ウソ泣き」。

だみ声で、ウエーン、と「ウソ泣き」。

学芸会の児童のように、「ウソ泣き」。

何枚かのヨガマットや敷物を洗いながら、ウエーン、と大声で「ウソ泣き」。

傍で困惑するワンコ・・・・・・

 

そして、今日。

所用で何時間か出掛けた。

帰宅すると、オソソなし。トレイにちょこっとおしっこがあるだけ。

あゝ、「ウソ泣き」の効用よ!

「メルシー大好き」と褒めるわたしは、口先オンナ・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


@#&!

2019-02-08 | 動植物

「メルシー、サンポ、行くよ!」

「@#&!」

「サンポ、行くよ!」

「@#&!」

「サンポ、行かないのぉ?」

「あのね、かつお節の粉と薬の粉と茹でカボチャがちゃんとペーストになってなくて、口の中が粉っぽいの!」

「@#&!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


お留守番(5)

2019-02-05 | 動植物

「ヨシコさん、おちゅかい!」

「ウソだ! ボクも行く!」

「人間たちが集まるの!」

「きのうは、ボクも行った!」

「あそこは、動物病院!」

「人間だって動物だ!」

 

 

 

 

 

 

 

 


節分の青空

2019-02-03 | スケッチ

トウキョウでは、この2、3日、晴天が続いている。

今日も、空は青い。

清々しい青空の下には電線が複雑に絡み合った電信柱。

まるで、今のニッポン。

今の政権になって、腹立たしいことばかり。

ついに基幹統計のインチキが発覚。

もう何を信じればよいのか・・・・・・ニッポンはどこへ行くのか・・・・・・

マスコミもどんどん右翼化しているし・・・・・・

宗主国さまも、グローバリズム賛成派とアメリカ・ファースト派でもめているようだし・・・・・・

 

けれど、大丈夫。心や意識は、支配できない。

お花畑のアンポンタンと揶揄されても、いずれ来るであろう良き時代に思いをはせ、「今ここ」にいようと思う、節分の日。

豆を買ったけれど、マンションに住んでいるので豆まきができない・・・・

恵方巻は、美味しそうだけれど、乗せられたくない! と思う、アマノジャク・・・・・・

 

 

P.S.

ワンコにゴハンを与えてから、ガラス戸を開け、自分のベランダだけに豆が飛ぶように豆をまいた。

「鬼は外、福は内!」。

ワンコはずっと私の後ろをついて来ていた。

豆まきを終えて後ろを振り向いたら、オソソがぁ・・・・・・

大声で怒って、とりあえずワンコを廊下に閉じ込めて、ヨガマットを洗った。

ヨガマットをベランダに干そうをして廊下に出ると、廊下にオソソがぁ・・・・・・

再び、ヨシコさんの雷!

再び、ヨガマットを洗って、干した。

ちょっとイジケていたワンコに、「いい子にするかぁ?」、と尋ね、トレイでおしっこをさせ、ご褒美。

喧嘩したり、仲直りしたりの節分だった・・・・・・