らんすぴらしよぉん(l'inspiration) 

田窪与思子のインスピレーション
(L'inspiration de Yoshiko Takubo)

対話

2018-06-26 | ポエム

女: キャ、キャ?

男: キャ、キャ。

 

女: キャ、キャ、キャ?

男: キャ、キャ、キャ。

 

女: キャ、キャ、キャ、キャ?

男: キャ、キャ、キャ、キャ。

 

女: キャ、キャ、キャ、キャ、キャ?

男: キャ、キャ、キャ、キャ、キャ。

 

女: キャーーーーーーーーッ!!!

男: ???

 

 

 

詩集、『みんな、「わたし」。』より

 

 

 

 

 

 

 


幻の美容院

2018-06-24 | 外国語・外国

雨が上がり、太陽が顔を見せ、木々の上の水滴が宝石のように輝いていた。

 

バスに乗って美容院に行くと、

 

産休を終えた美容師さんが迎えてくれた。

 

お久しぶりです、と微笑みながら、

 

わたしは、鏡の中の、疲れた私に狼狽する。

 

鏡の美容師さんも、赤子の世話で痩せていた。

 

赤ん坊が訳もなく泣き叫ぶときは、深呼吸をし、心を無にするの。

 

犬も、吠え続けることがあるのよ・・・・・・

 

鏡の中の女たちはたわいのない話を続けた。

 

と、ハサミの音が遠ざかり、

 

わたしは、半世紀前の鏡の中で髪を乾かしてもらっていた。

 

鏡の無効には窓があり、ヤシの木が見え、

 

スコールが通り過ぎた後の水滴が葉の上で踊っていた。

 

マレイ半島のマラッカの小さな一軒家の美容院で、髪を洗ってもらった。

 

宿泊先のシャワーからお湯が出なかったのだろう。

 

更紗模様の巻きスカートをはいた若い美容師さん。

 

屋台で売られているようなシャンプー。

 

魚を煮たかもしれない洗面器。

 

繰り返し思い出す、「赤テント」の舞台装置のような美容院。

 

けれど、あの時は、20人ぐらいの高校生と数人の教師で旅をしていた。

 

わたしは1人で美容院に行ったのだろうか?

 

写真も日記も手帳もない。

 

けれど、繰り返し蘇る美容院。

 

パラレルワールド?

 

捏造された記憶?

 

夢?

 

前髪を切りますね、という美容師さんの声で、目をつむった。

 

と、鏡が消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


バトンタッチ

2018-06-21 | ポエム

腰の曲がったおばあさんが、歩いていた。

 

一人で、杖をついて、ゆっくり、歩いていた。

 

少女が、おばあさんの前を通った。

 

おばあさんあ、立ち止まって、少女を見た。

 

じっと見た。

 

時間は止まり、過去と未来が、交差した。

 

バトンタッチ。

 

人類は、綿々と続く。

 

アフリカのイヴよ、ありがとう。

 

 

詩集、『みんな、「わたし」。』より

 

 

 

 

今日は、夏至。

なぜか、今年はとても気になった・・・・・・時代よ、変われ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 


メルシー、歩く!

2018-06-20 | 動植物

ついに、メルシーが歩いた!

 

本能が、歩く。

 

習慣が、歩く。

 

意志が、歩く。

 

希望が、歩く。

 

喜びが、歩く。

 

動物病院の熱心な先生方とベテランのリハビリ担当のお姉さんのおかげで、オットセイのようになっていたメルシーが自力で歩けるようになった。

 

まだ、首には包帯、胴体にはコルセット、前足にはテーピング、という状態だし、床や地面は無理だが、ヨガマットの上なら4,5メートルは歩くことができるようになった。

 

よかったね!

 

がんばったね!

 

2週間前のメルシー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


立ち止まる。

2018-06-15 | ポエム

立ち止まって、

 

わたしが、創り出した人生を見る。

 

立ち止まって、

 

わたしに、呼応した世界を感じる。

 

変えたければ、わたしを変える。

 

わたしが変われば、世界が変わる。

 

宇宙は、シンプル。プル。プル。プル。

 

 

 

詩集、『みんな、「わたし」。』より

 

 

 

なんだか、すごい勢いで世界が変わっているような気がする・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


とりあえず、良かった!

2018-06-13 | 時事

昨日は忙しくて、テレビ中継を見ることができなかった。

 

けれど、夜のニュースで、初の米朝首脳会談の映像を観て、とりあえず、良かった! と思った。

 

去年のクリスマス頃は嫌な雰囲気だったけれど、とりあえず、朝鮮半島が舞台の新たな戦争が回避された。

 

朝鮮戦争も早く正式に終結すれば良いと思う。

 

キタチョウセンガァ!と危機を煽っていた政府は、Jアラート(全国瞬時警報システム)の全国一斉情報伝達訓練を今年の3月14日に実施した。

 

その頃、水面下では昨日の米朝首脳会談の準備が着々と進められていたんだろうなぁ・・・・・・

 

宗主国の親分さまと北朝鮮の親分さまの握手・・・・・・韓国の大統領は満面の笑みだったけれど、ニッポンの首相は、「感謝」や「支持」などという言葉を発しながらも、表情がぁ・・・・・・

 

朝鮮半島の非核化プロセスが進むと、ニッポンの核武装なんて、不可能・・・・・・

 

まだまだこれから紆余曲折あると思うけれど、とりあえず、良かった! と思った昨日。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


消えたペコちゃん

2018-06-10 | スケッチ

バスからいつも見えていた、ペコちゃんが消えた。

 

不二家も消えていた。

 

なんだか淋しい。

 

よく行っていたパン屋さんも消えた。

 

なんだか淋しい。

 

世田谷通りでもシャッターの降りている店が増えているような気がする。

 

アベノミクスのせい?

 

長い間、ニッポンは三権分立の民主主義の国だと思っていた。

 

けれど、どうやらそうではないようだ。

 

ちなみに現政権で成立した主な法案は、特定秘密保護法、安全保障関連法、TPP関連法、共謀罪法、働き方改革法、カジノ法案なのだそうだ。

 

この国はどこへ向かおうとしているのだろうか・・・・・・

 

モリカケ問題で内閣総辞職、と思ったわたしが甘かった・・・・・・

 

けれど、諦めない・・・・・・と思いながら、新潟県の知事選挙に注目・・・・・・

 

 

 

 

5月のペコちゃん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ありがとう!

2018-06-06 | ポエム

ありがとう! ありがとう!

 

ありがとうの、ありがとう!

 

太陽よ、月よ、ありがとう!

 

地球よ、ありがとう!

 

夜が明けて、ありがとう!

 

過去も、未来も、ありがとう!

 

毎日、毎日、ありがとう!

 

ありがとう! ありがとう!

 

ありがとうの、ありがとう!

 

この世に顕れて、ありがとう!

 

あの世に消えて、ありがとう!

 

オメメが覚めて、ありがとう!

 

見えるものも、見えないものも、ありがとう!

 

宇宙の皆さま、ありがとう!

 

神さま、

 

「わたし」は揺れ動く全体エネルギーの一部なのですか?

 

宇宙には、「わたし」しかいないのですか?

 

 

 

 

詩集『水中花』より

 

 

 

 

お蔭さまで6月1日の夜より、老犬メルシーの夜鳴きが止まり、ぐっすり眠れるようになった。

相変わらず、首に包帯、胴体にはコルセット、足にはテーピングというメルシーだが、コルセットの両端を支えてやるとヨガマットの上を歩くようになった。

週1、2回のリハビリ&レーザーも10日に一度でよくなり、感謝、感謝、多謝の日々・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


演劇

2018-06-02 | ポエム

人生は、演劇。

 

誰もが、シェークスピア。

 

「わたし」が、脚本を書き、

 

わたしが、演じる、独り芝居。

 

劇場も、大道具も、小道具も、衣装も、

 

わたしが、選ぶ。

 

舞台で、スポットライトを浴びる、わたし。

 

舞台裏で、佇む、わたし。

 

喜劇も、悲劇も、今生の、はかなき夢。

 

幕が下りれば、故郷に帰る。

 

ブラボー!

 

 

 

 

詩集、『みんな、「わたし」。』より