らんすぴらしよぉん(l'inspiration) 

田窪与思子のインスピレーション
(L'inspiration de Yoshiko Takubo)

犬と怖そうなお兄さん

2017-09-26 | ポエム

人気のない道を歩いていると、

 

向こうから、ヤクザのようなお兄さんが来た。

 

眉を細く剃り、サングラスをかけ、

 

のっしのっしと歩く、お兄さん。

 

けれど、

 

彼の胸元を見て、安心した。

 

彼は、小さなチワワを抱いていた。

 

宝物のように抱いていた。

 

洋服まで着せている。

 

すれ違ったとき、チワワに微笑んだ。

 

 

 

詩集、『水中花』より、

 

 

 

 

 

 

 


踏ん張るカッパ

2017-09-24 | スケッチ

歩いていたら、踏ん張るカッパたちに遭遇。

 

いつだったか、ネットで、江戸の文献にカッパの絵があるのを見たことがある。

 

同じく、ネットで、カッパはグレイ系の宇宙人だという記事を見かけたこともある。

 

まるで、ネッシー。いるという人といないという人がいる。

 

いる、という人は、パラレルワールドを垣間見たのかしら・・・・・・

 

 

 

何だか、世の中が騒々しい。再び、訳の分からない解散と選挙。いったいいつまで愚行が続くのかしら・・・・・・  

 

 

 

 

 

 

 

 


有効利用(2)

2017-09-23 | ポエム

 

という訳で、昨日は久しぶりに下北沢に行ったのだった。

 

12年ぐらい下北沢が徒歩圏内の町に住んだことがあるが、昨日行って、驚いた。

 

馴染みの店の多くは消えていて、あっちにもこっちにも古着屋さんが・・・・・・

 

それも、ダサいリサイクルショップではなく、おしゃれな古着屋さん。

 

中には、商品を外国から仕入れる店もあるとか・・・・・・

 

もともと生地を扱う店やブティックや洋品店が多かったが、こんなにも古着屋さんが増えるとは思ってもみなかった。

 

まるで、古着屋さんの町。

 

 

でも、考えてみれば、これも有効利用の一つ。

 

母が着ていたワンピースなどを持ってくればよかった、と後悔・・・・・・

 

個人的には、もっと進んで、皆が物々交換したり、別のサービスと交換できるスペースがあるといいなあ、と思う。

 

そうすれば、貨幣制度の奴隷から少しは脱却できるのではないかしら・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 


有効利用

2017-09-22 | 色々な思い

母がホームに入所した時、たくさん物を捨てたが、捨てきれない物もたくさんあった。

 

赤帽さんを頼み、多くの物を引き取った。(犬も引き取った・・・・・・)

 

祖母と母の着物は全て引き取った。(娘も姪もいないので、これからせっせと着るしかない・・・・・・)

 

荷物の中に、洗い張りをすませた着物地があった。

 

ピンクやベージュやオレンジなど暖色系の色が好きなので、ブルー系はほとんど着ない・・・・・・

 

けれど、クッションなどにするのもリサイクルに出すのももったいないので、思い切って洋服にすることにした。

 

で、着物のリメイクもしている、下北沢に昔からある洋裁店「薦」に行った。

 

昭和の香りが漂う店には、たくさんの服地やちょっとレトロな洋服が並ぶ。

 

店は、紅白歌合戦の衣装やテレビドラマの衣装も手掛けたことのある、小柄な婦人が1人で切り盛りしている。

 

今年80歳になるというが、すっぴんに薄紅をさしただけの彼女の頬にはシミ一つなく、70歳ぐらいにしか見えない。

 

牛乳石鹸で洗ってほとんど何もつけないのだそうだ。(最近、何もつけない人増えています・・・・・・)

 

けれど、若さの秘訣は好きな事をしているせいもある。

 

毎日、仕事が楽しくて仕方がないそうだ。

 

何年か前に体調を崩し、今は午後5時には店を閉め、日曜日には休むようにしているがこれからも出来る限り仕事を続けるとか。

 

生地を見た彼女が、半そでのワンピースと長い上着はどうかしら、と提案してくれた。

 

店に飾ってある物を着てみるとぴったりで型紙を作る必要もない。

 

上着はジーンズの上にも似合いそうだ。

 

なんだかうれしくなって店を後にした。

 

 

昔は2、3代に渡って着物を着ることも多かったし、古くなった着物はお布団にしたりどてらやちゃんちゃんこにしたりした。

 

が、いつの間にか、大量生産、大量消費、大量破棄の時代になってしまった。

 

家ではファーストファッションの物を着ているが、昭和生まれのせいか、有効利用できるものは有効利用したいのココロ・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


かき氷

2017-09-21 | スケッチ

散歩の時にセミの声を聞かなくなった。

 

それでもまだ日中は暑い時もある。

 

先日食べたかき氷がとてもおいしかったので、出かけた際に再び同じ店に立ち寄った。

 

が、「氷」の旗が店先から消えていて、お店の人に、今年はもう終わりました、と言われた。

 

あゝ、残念・・・・・・

 

近くにまだ「氷」の旗を掲げている店があったので、そこに入った。

 

ミルクのかかった宇治金時はなかったので、ふつうの宇治金時。

 

今年最後かもぉ、と思いながら頂いた。

 

実は、ニッポンの、ソフトクリームとかかき氷とかパフェが大好きなのだ・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 


すっきりワンコ

2017-09-20 | 動植物

モップのようになっていたメルシーをトリミングに連れて行った。

 

おしゃれなトリミングのサロンではなく、動物病院での、バリカンを使ったトリミング。

 

それでも、Before<Afterの違い。

 

なんだかすっきりして12歳の老犬には見えない。

 

犬も嬉しそう・・・・・・

 

けれど、何時間か預けただけなのに、捨てられる? とでも思ったのか、帰宅するとますますわたしの傍を離れない。

 

しかも、とてもいい子・・・・・・言うことを良く聞くし、オソソもしない・・・・・・

 

ブログを書いてる今も傍でフセをしている・・・・・・

 

犬は人間の友だち・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 


彼岸花

2017-09-19 | スケッチ

歩いていたら、真っ赤な彼岸花に遭遇。

 

後ろには人気のない団地。

 

タテカンには、もうすぐ建て替え工事が始まるとあった。

 

真っ赤な花々は、かつて団地で暮らした方々の化身のような気がした・・・・・・

 

「昭和」がどんどん遠くなる・・・・・・

 

もうすぐ「平成」も終わってしまう・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


シャボン玉

2017-09-18 | ポエム

水の入ったコップに洗剤を入れ、

 

ストローをつけ、

 

ふーっ、と吹く。

 

シャボン玉が、

 

ふーっ、と顕れ、

 

ふーっ、と消える。

 

みな、シャボン玉。

 

ふーっ、と顕れ、

 

ふーっ、と消える。

 

大きさは違う。

 

輝きも違う。

 

けれど、みな、シャボン玉。

 

ふーっ、と顕れ、

 

ふーっ、と消える。

 

ふーっ、ふーっ、ふーっ・・・・・・

 

ふーっ、ふーっ、ふーっ・・・・・・

 

りんね、りんね、ふーっ・・・・・・

 

 

 

詩集、『水中花』。

 

 

 

今日は敬老の日。

家族で老母のいるホームに行き、近くのレストランでランチ。

久しぶりの外食に老母ははしゃいで、お喋りが止まらない。

ホームに入居して約半年。

スタッフの方々はやさしいのと、独居老人の不安から解放されたのか最近はとても機嫌が良い。

人生、終わりよければ総てよし・・・・・・の心境かしらん・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


老夫婦

2017-09-16 | ポエム

上島珈琲店で、無糖ミルクコーヒーを飲んでいると、

 

隣の席に老女が座った。

 

彼女が、大きなグラスのココアを飲み始めると、

 

老人が来て、向かいの席についた。

 

ドトールで探したよ。

 

彼女は、半分飲んだココアを差し出した。

 

はい、ちょっと甘いわ。

 

彼は、淡々とそれを飲み、

 

彼女は、微笑んだ。

 

 

 

詩集、『水中花』より。

 

 

 

 

 

 

 


灯火

2017-09-11 | ポエム

ひとりの人間に、平和の灯火が宿る。

 

と、

 

それは、伝播する。

 

どんどん、伝播する。

 

どんどん、どんどん、伝播する。

 

どんどん、どんどん、どんどん、伝播する。

 

と、

 

闇が、消えてゆく。

 

どんどん、消える。

 

どんどん、どんどん、消える。

 

どんどん、どんどん、どんどん、消える。

 

と、と、と・・・・・・

 

家が輝き、都市が輝き、国が輝き、

 

地球が光る。

 

 

 

 

詩集、『みんな、「わたし」。』より

 

 

 

 

 

 

 


2017-09-08 | ポエム

たくさんの道がある。

 

賑やかな大通り。

 

ひっそりとした小径。

 

くねくね曲がった道。

 

どの道を歩いても、

 

道草をしても、

 

さっさと歩いても、

 

ゆっくり歩いても、

 

独りで歩いても、

 

誰かと一緒でも、

 

行先は、同じ。

 

いつかたどり着く、永遠の今。

 

 

 

 

詩集、『みんな、「わたし」。』より

 

 

 

11年ぶりに、太陽の表面で、爆発現象「フレア」が起きている。

メキシコ南西沖では、M8.2の地震。

政治の世界でも、国内外で不穏な動き・・・・・・

大難が小難になり、色々な事がまあるく収まりますように・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


おしゃれなパン屋

2017-09-06 | スケッチ

所用で青山に出かけた。

 

表参道の裏道を歩いていると、レストランの横に併設されたおしゃれなパン屋さんがあった。

 

日本ではバゲットを買うと、紙の袋に入れて、ビニールの保存袋までくれる。

 

昔パリに住んでいた頃、朝、パン屋さんでバゲットを買うとそのまま手渡されるか、手で持つところに紙を巻いてくれるだけだった。

 

バゲットが買い物籠からはみ出た状態で車のトランクに入れる人もいた。

 

ニッポンは過剰包装だし、パンにも様々な添加物を加える店もある・・・・・・

 

突然、素朴なバゲットにチーズやトマトやレタスを挟んだサンドイッチが食べたくなったが、ガブリとかじると歯が欠けそうで・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


光の町

2017-09-04 | ポエム

どこかに光の町はないか?

 

歓喜で目覚めた子どもが、寝床から飛び出すと、

 

動物も、妖精も、見えるものも、見えないものも、

 

みな踊りだす。

 

小鳥が囀り、ミツバチが飛び交い、

 

蝶が舞う。

 

木々は緑の衣をまとい、花は咲き乱れ、

 

朝露が光る。

 

気候は温暖で、

 

肥沃な大地は、食物を産出し、

 

必要な物は、みなで創る。

 

大人たちも、あるがまま。

 

長も不在で、町のことは、みなで決める。

 

あゝ、愛と調和の桃源郷。

 

どこかに光の町はないか?

 

 

 

 

詩集、『水中花』より。

 

 

 

 

 

 


インスタントラーメンの誘惑

2017-09-03 | スケッチ

スーパーで母に頼まれた買い物をした。

 

レジには長蛇の列。

 

列のそばで、日清のインスタントラーメンの宣伝をしていた。

 

買った人はくじを引き、エプロンなどが当たるイベント。

 

大学生の頃、クラブ活動で遅くなりおなかがすいた時は、帰宅前に、ピロティで、日清のカップヌードルを食べた。

 

カップヌードルは青春の味。

 

懐かしくて、買いたくなった。

 

が、この何年かは添加物てんこ盛の物は避けている・・・・・・

 

たとえ添加物てんこ盛でも、懐かしくてワクワクしながら頂くと害はないだろう・・・・・・先日は発がん性の危険があるといわれるフライドポテトにケチャップをたくさんかけて頂いた・・・・・・

 

けれど、結局、インスタントラーメンは買わなかった・・・・・・

 

けれど、けれど、スーパーの近くの店で大きなソフトクリームを食べてしまった・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 


突然、秋。

2017-09-01 | スケッチ

朝、メルシーと散歩に出ると、涼しくて、セミの声も元気がなく、何だか、突然、秋! の気分。

 

学校に向かう、小学生や中学生の列を見ながら、あゝ、夏が終わった! の気分。

 

町に出ると、ペコちゃんは早くもハロウィンの衣装・・・・・・何だか、商業主義! の気分。

 

何だか、日が暮れるのも早くなったような気がする。

 

あと4か月で今年も終わる・・・・・・ヒラリーかトランプか、と言っていたのが遠い昔のような気がする・・・・・・