らんすぴらしよぉん(l'inspiration) 

田窪与思子のインスピレーション
(L'inspiration de Yoshiko Takubo)

空飛ぶウルトラマン

2014-02-28 | スケッチ

久しぶりに、「ウルトラマン商店街」に行った。

 

春だ、春が来た、と思って、

 

空を見上げると、ウルトラマンが飛んでいた。

 

シュワッ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


臭いオジサン

2014-02-27 | スケッチ

ホームに、各駅停車の電車が来た。

 

ドアが開くと、立っている人達がいるのに、空いている席が見えた。

 

まあ、ラッキーと思って、そこに座った。

 

と、異様な臭い。

 

臭いは、隣の、戦闘服のようなコートを着た、ルンペン風のオジサンから漂っていた。

 

乗客は彼を避けていた。

 

席を立ちたかったが、急行電車に乗り換える駅まで、がまんした・・・・・・。

 

偽善者ぶるのは辞めよう、と思いながら、がまんした・・・・・・。

 

急行電車に乗り換えると、ほっとした。

 

オジサンは、そのまま各駅停車に乗っていた・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


うぐいす鳴く。

2014-02-26 | 動植物

東京都と神奈川県の境にある緑地を歩いていた。

 

と、突然、春告鳥の声が聞こえてきた。

 

ホーホケキョ、ホーホケキョ、ケキョケキョケキョ・・・・・・。

 

姿は見えなかった。

 

今年初めて聞くウグイスの声・・・・・・。

 

辺りの道路脇には、先日の雪が残っていた。

 

冬は、名残惜しそうに居座っている。

 

けれど、ウグイスは、春だよ、春だよ、と鳴く。

 

首に巻いていたストールを取り、クリーニング屋さんに置いてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2014-02-25 | 色々な思い

蝶が好きだ。

 

道を歩いていて、モンシロチョウなどに出合うと、立ち止まってしまう。

 

蝶に魅せられる詩人やアーティストも少なくない。

 

なぜだろう・・・・・・。

 

覚醒体験をした、精神科医、デヴィッド・ホーキンズの「わたし」という本にはこうある。

 

<生命は、比較的無意識の線形性から完全に意識的な非線形性に変容し、「創造」は「非顕在」が「顕在」に現れ行く姿であることを明かすのです。古くから「覚醒」と呼ばれている状態に達することは、意識の潜在的可能性を進化の過程で完成させることを意味しています>。

 

わたし達人類は、皆、進化の過程にある。

 

蛹から変身する蝶は、進化し、覚醒した新人類になろうとしているわたし達の潜在意識に何かを訴えるのかもしれない・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「春」  by 北原白秋

2014-02-24 | 本・文学

今朝は、寒かった。

 

春よ来い、早く来い、と春の詩を読んだ。

 

 

< 「春」                     北原白秋

 

木いちごは

花に現れ、

幼児は

身がろく走り、

笹ごもり、

光つぶやき、

蜂は巣を、

営みそめぬ。

閑かなる

春や、この朝、

我がこころ

こよなく遊ぶ。                  >

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「鋼鉄風景」 by 北原白秋

2014-02-23 | 本・文学

北原白秋(1885-1942)の「鉄鋼風景」を読んで、ちょっと考え込んでしまった・・・・・・。

 

< 「鋼鉄風景」               

 

神は在る、 鉄塔の碍子に在る。

神は在る、起重機の斜線に在る。

 

神は在る、鉄柱の頂点に在る。

神は在る、鉄橋の弧線に在る。

 

神は在る、晴天と共に在る。

神は在る、鋼鉄の光に在る。

 

神は在る、近代の風景と在る。

神は在る、鉄板の響きと在る。

 

神は在る、怪奇な機関に在る。

神は在る、モオタアと廻転する。

 

神は在る、装甲車と駛る。

神は在る、砲弾と炸裂する。

 

神は在る、円形の利刃に在る。

截音は空をも削る。

 

神は在る、ダイナモの霊音に在る。

神は在る、一瞬に雷光を放つ。

 

神は在る、鉄筋の劇場に在る。

神は在る、鉄工のメーデーに在る。

 

神は在る、車輪のわだちに在る。

轣音は野菜を啖う。

 

神は在る、はてしなき軌道に在る。

神は在る、雷雲の反響する。

 

神は在る、立体のキュビズムに在る。

表現派は年を彎曲する。

 

神は在る、颯爽と牽引する。

神は在る、鮮麗に磁気を生む。

 

神は在る、天体は鉄鉱である。

神は在る、炎々と熾つてゐる。           >

 

 

 


凍てつく朝

2014-02-22 | スケッチ

昨朝、犬と散歩に出掛けたら、緑地から鳥たちが鳴きながら飛び出してきて、空を舞った。

 

梅が咲き誇る庭もあった。

 

日中は、日差しも穏やかで、マフラーを取って歩き、春が来た、と思った。

 

が、今朝は、凍てつく朝。

 

前日道路に撒かれた、隣家の前にあった雪山の雪が凍結していた。

 

 

 

最近、フクシマ第一原発では、約100トンもの汚染水がタンクから漏れ、1リットルあたり2億3000万ベクレルのβ線が検出された。

 

こういうニュースに慣らされ、麻痺してくる「わたし」がいる。

 

フクシマがアンダーコントロールからほど遠いのに、代替エネルギーがたくさんあるのに、原発がベース電源と定められ、あちこちの原発が再稼働されようとしている。

 

憲法解釈変更、集団的自衛権の新解釈、武器輸出・・・・・・。

 

ニッポンはどこへ向かおうとしているのか。

 

心が凍る。

 

フィナンシャルタイムスによれば、アメリカの<ジョン・ケリー国務長官は、日本を「予測不能で危険」な国とみなしている>そうだ。

 

氷上の真央ちゃんは、金メダルよりもっと大切なものを世界に示した。

 

政治家のオジサンたちが、偏狭なナショナリズムに走りませんように・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「どれ どれ?」ゲーム

2014-02-21 | 動植物

朝晩の散歩の後に、老母の犬と「どれ どれ?」ゲームをする。

 

おしっこシートを変える時に、「どれ どれ?」と、おしっこがきちんとシートの上でされているか、チェックをするのだ。

 

その時、犬は、被告が裁判官の言葉を待つような、心配そうな顔をして傍にいる。

 

ちゃんとしている場合は、「OKさ!」と言って、大好物のささ身の加工品をあげる。

 

「OKさ!」の言葉を聞くと同時に、犬は飛び上がって喜び、くるくる回る。

 

そして、「お座り」をして、ご褒美をもらう。

 

もし、「どれ どれ?」ゲームの時に、他の場所におしっこをひっかけているのを見つけた場合は、その場所をスリッパでパーン、と叩いて、ご褒美ナシ。

 

そんな時、犬は悲しそうな顔をして、すごすごとリビングのテーブルの下に向かう。

 

以前は、気まぐれ老母と心理戦争をしたり見知らぬ人の訪問があったりした時などに、廊下の絵や置物におしっこをひっかけることがままあった。

 

が、最近は、ソソウをすることはほとんどない。

 

朝、おしっこシートが全く汚れていない日も多くなった。

 

「どれ どれ?」ゲームの効果は大きい。

 

どこか離れた場所にいても、「どれ どれ?」 という言葉を発すると、犬はシートの傍に飛んでくる。

 

あゝ、パブロフの条件反射。

 

パリに居た時、知人が、子供と犬は躾けなきゃ、と言っていたのを思い出す。

 

ほんとうは、犬も自由に生きたいだろうな、と思う。

 

犬は人間の友達、と言われるが、家屋の中で人間に飼い慣らされて生きる犬たちはシアワセなのだろうか・・・・・・。

 

老母の犬に、シアワセかぁ? と聞いたら、何を言っているのか分からないという顔して、首を傾げた・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


犬と雪

2014-02-19 | 動植物

老母の住む街には、まだ雪が残っている。

 

家々の塀の前にも、雪掻きで積み上げられた雪の山がある。

 

朝、老母の犬を散歩に連れて行くと、犬は喜んで、かき氷に黄色い蜜をかけるように、雪山から雪山へとおしっこをひっかけて回る。

 

ところがその犬は、雪の日に外に連れて出ると、動揺し、門の前でへたり込み、サンポ イカナイ、と動かなかった。

 

「雪」という童謡の歌詞の2番には、こうある。

 

<雪やこんこ霰やこんこ。

降っても降ってもまだ降りやまぬ。

犬は喜び庭かけまはり、

猫は炬燵で丸くなる。>

 

ほんとうに、犬は雪が降ると喜んで外を駆けるのだろうか・・・・・・。

 

それとも老母の犬が変わっているのだろうか・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


アメリカの先住民と「わたし」達は親戚!

2014-02-18 | 色々な思い

昔から、アメリカの先住民と「わたし」達ニッポン人は親戚だと思っていたが、この度、そのことが証明されたようだ。

 

ナショナルジオグラフィック・ニュースによると、2月12日付の「Nature」誌オンラインに<北米最古の広範囲な文化は、アジアから「新世界」にたどり着いた人々に由来することが、約1万3000年前に埋葬された幼児の骨から抽出したDNAの分析で分かった>とある論文が掲載されたそうだ。

 

論文の共著者で、テキサスA&M大学付属ファースト・アメリカンズ研究センター所長は、<最も早くアメリカに渡って来た人々の祖先をたどっていくとアジアに行き着くことを、とても明白に示している>と話す。

 

この集団は、クロービス人と呼ばれ、現在のアメリカ先住民族の多くがクロービス人の直接の子孫なのだそうだ。

 

<今回の研究に使われたクロービスの子供の骨は、1968年にモンタナ州アンジックにある埋葬地で発見され、放射性炭素年代測定法で、約1万2600年前の人骨であることが明らかになった>。

 

<研究者らは、頭蓋骨の一部を削り取り、クロービスの子の全ゲノムを丹念に復元した>。

 

そして、<古代のDNAの比較研究により、子供の遺伝情報は太古のシベリアに住んでいた人々と、東アジア人の祖先のゲノムに似ていることが分かった。また、南米とカナダに暮らすアメリカ先住民52集団とも高い遺伝的近縁性があることが明らかになった>。

 

アメリカ先住民と縄文人には共通点があるような気がする。

 

アメリカ先住民の祖先も縄文人も、自然と共存し、宇宙の法則に則って生きていたような気がする。

 

3.11以後、ニッポン人は文明の岐路に立たされている。

 

「わたし」たちは、謙虚になって、アメリカ先住民族的あるいは縄文的な生き方を再考してみるべきなのかもしれない・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


春の雪

2014-02-17 | 色々な思い

週末の雪で、甲府盆地は陸の孤島と化した。

 

政府の対応は遅かった。そんな気がする。

 

人々の生活が早く元に戻りますように・・・・・・。

 

東京の街々では、雪掻きで掻き集められた雪が積まれたままだが、春の陽光で、雪はどんどん解けている。

 

週末の雪は、東日本を浄化するような、雪だったような気もする。

 

雪道を歩いている時、降雪は、どこへ向かおうとしているのか分からなくなったニッポンという国に、「わたし」達国民に、目覚めよ、と訴えているような錯覚を覚えた。

 

今週、再び雪が降るかもしれないそうだ。

 

春よ来い、早く来い。

 

ほんとうの春が待ち遠しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


雪と中原中也(1907-1938)

2014-02-16 | ポエム

2週続けて、雪の週末となった。

 

今朝は、地面が凍結していたから、歩くのに苦労した。

 

実家の近くは坂が多いので、リュックを背負って、ゆっくり歩いた。

 

歩きながら、中原中也の詩のフレーズ<私の上に降る雪は 真綿のやうでありました。>を思い出していた。

 

自宅に戻って、中原中也詩集を探した。

 

そして、詩を見つけた。

 

<「生ひ立ちの歌」

幼年時

私の上に降る雪は

真綿のやうでありました。

 

少年時

私の上に降る雪は

霙(みぞれ)のようでありました

 

十七-十九

私の上に降る雪は

霰(あられ)のようでありました

 

二十-二十二

私の上に降る雪は

雹(ひょう)であるかと思はれた

 

二十三

私の上に降る雪は

ひどい吹雪とみえました

 

二十四

私の上に降る雪は

いとしめやかになりました・・・・・・

 

私の上に降る雪は

花びらのやうに降ってきます

薪の燃える音もして

凍るみ空のくろむ頃

 

私の上に降る雪は

いとなよびかになつかしく

手を差伸べて降りました

 

私の上に降る雪は

熱い額に落ちもくる

涙のやうでありました

 

私の上に降る雪に

いとねんごろに感謝して、神様に

長生したいと祈りました

 

私の上に降る雪は

いと貞潔でありました                >

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


美魔女より美天然

2014-02-15 | 色々な思い

最近、美魔女という言葉を知り、違和感を覚えた。美しくても、魔女なんてまっぴらごめんだわ。

 

光文社によって商標登録されているその言葉は、同社の発行するファッション誌による造語で、<35歳以上の、「魔法をかけているかのように美しい」才色兼備の女性>をさす。

 

2010年の第1回「国民的美魔女コンテスト」には、約2500人もの35歳以上の女性が集まり、コンテストは毎年開かれている。

 

グーグルで、美魔女たちの画像を見ると、皆、実際の年齢より一回りも二回りも若く見え、美しい。

 

が、美魔女は、一日にして成らず。

 

顔や身体を磨くだけでなく、食生活にも気をつけ、心も整えなければならないから、美魔女を目指す女性は涙ぐましい努力をしている。  

 

 

60代前半の友人に、何もしないのに、40代にしか見えない女性がいる。

 

さりげない服装がシックに見え、お手入れをしなくても、顔にはシミもなく、肌は白くてつるつる。

 

髪も、真っ黒でつやつや。(染めていないと知った時には驚いてのけぞった。)

 

時折ご主人と貸農園に出掛けて農作業をするのに、手は、赤子の手のようにぷくぷくでシミもない。

 

彼女は、80歳になっても60歳ぐらいにしか見えないだろう。

 

やさしい人なのだが、マイペースで、天然だから、年を取らないような気がする。

 

突然、正義感に燃えたり、突然、おいしい干し柿を外国の人達に食べてもらいたい、と干し柿を輸出することを考えたり、突然、ユダヤ人に興味を持って本を読み漁ったり・・・・・・たまに会うと、本人は真面目でも、ゲラゲラ笑ってしまうことが必ずある。

 

美魔女より、美天然の人といる方が気持ちが和む・・・・・・。

 

やっぱり、人工の美より、天然の美・・・・・・。

 

 

 

東京は、再び雪に見舞われた。

 

残雪の上に降り積もった雪を見ながら、先週の、雪の日の選挙が、遠い昔のような気がした。

 

結局、みんなの意識が変わらないと、社会は変わらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


しあわせ親子

2014-02-14 | スケッチ

夜、住宅街を歩いていた。

 

向こうから、幸せ親子が歩いて来た。

 

パパと女の子とママが、並んで歩いていた。

 

三人は、仲良く手を繋いでいた。

 

パパとママは、楽しそうに会話をし、時々大声で笑っていた。

 

大人たちは、子供には話しかけていない。

 

それでも、しあわせ波動に包まれた女の子は、真ん中でルンルン。

 

うれしくて、うれしくて、スキップまでしていた。

 

両親の仲が良く、明るい笑い声に包まれている子供は、しあわせ。

 

高価なおもちゃなどいらない。

 

フクシマでは、原発事故の後、多くの家庭が暗くなってしまった・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


踊るガードマン

2014-02-13 | スケッチ

スタジオの並ぶ、とある施設は、道を挟んで、二分されている。

 

時折、スタジオとスタジオの間にある小道を横切ることがある。

 

ゲートがあり、制服を着たガードマンのオジサンが立っている。

 

真面目そうなオジサンが、直立不動で立っている。

 

メインゲートでも裏門でもないので、夜になると、人はほとんど通らない。

 

それでも、オジサンは立っている。

 

が、先日、ゲートの前を通ったら、オジサンが社交ダンスのステップの練習をしていた。

 

辺りに、人はいなかった。

 

オジサンは、優雅にステップを踏んでいた。

 

ワルツが聞こえてくるような錯覚を覚えた。

 

両腕は、架空のパートナーを抱いていた。

 

写真を撮りたかったが、無理だろう、と思い、急ぎ足で通り過ぎた・・・・・・。

 

後は振り返らなかった・・・・・・。