らんすぴらしよぉん(l'inspiration) 

田窪与思子のインスピレーション
(L'inspiration de Yoshiko Takubo)

ストーリー

2012-08-31 | ポエム

誰もが、物語を、持っている。

 

ストーリーを、持っている。

 

けれど、ほんとうの「わたし」には、ストーリーはない。

 

ストーリーは、自我が、創り出す。

 

エゴが、創り出す。

 

ストーリーを手放すと、平安が訪れる。

 

平安が訪れると、真理を見出す。 

 

真理を見出すと、愛が顕れる。

 

真理は、神さま(天)の本質。

 

愛も、神さま(天)の本質。

 

神さま(天)は、無限。

 

外にも、内にもある。

 

ストーリーを手放すと、真理がやって来る。

 

外にも、内にも、やって来る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


コドモタチヲ、マモレ!

2012-08-30 | 東日本大震災

<子を連れて西へ西へと逃げていく愚かな母と言うならば言え>

 

<子を守る小さき虫の親あれば今の私はこれだと思う>

 

俵万智の歌に、ぐっとくる「わたし」がいる。

 

けれど、線量計を付け、移住できない親をかばいながら健気に生きているフクシマの子供たちにも、ぐっとくる。

 

子供も孫もいないけれど、ニッポンの子供たちが心配。

 

欧州に毎年のように足を運び、チェルノブイリ原発事故が及ぼした影響なども調べている、生態系協会の池谷会長の、「日本をリードする議員のための政策塾」における発言が、物議を醸している。

 

<フクシマばかりじゃございませんで、栃木だとか、埼玉、東京、神奈川あたり、あそこにいた方々は、これから極力結婚をしない方がいいだろう。>

 

<結婚をして子供を産むとですね、奇形発生率がどーんと上がることになる。>

 

差別だという非難に、会長は弁明した。

 

<原発事故が及ぼす影響がいかに危険かを伝えたかった。>

 

<今後もたらす重大な事態にどう対処すべきか、政治課題として為政者も措置を講じる必要がある。>

 

首都大学東京大学院の放射線科学域長を務める、福士教授は反発している。

 

<現在の放射線量は遺伝的な影響を及ぼすようなものではない。社会的な混乱を招くような発言で、非常に違和感を覚える。>

 

素人のおばさんには、これからどうなるのか、全く分からない。

 

けれど、現実問題として、福島県内の3万8千人の18歳以下の子供の36%に甲状腺のう胞か結節が見つかっている。

 

それは、チェルノブイリの時よりはるかに早いペースで、子供たちが、外部と内部、両方から取り込んだ放射性ヨウ素による甲状腺被曝量が、尋常でない高さであることを証明しているそうだ。

 

コドモタチヲ、マモレ!

 

経済より、子供たちの方が大事。

 

貧乏しても、子供たちの命が大切。

 

フクシマの事故からもうすぐ1年半。

 

わたし達ニッポンの大人は、「再生」と「破壊」の瀬戸際に立っているような気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


戦争

2012-08-29 | 色々な思い

覚醒体験をした精神科医、デヴィッド・R・ホーキンズ博士は、著書、「I わたし」の中でこう言う。

 

<トロイの木馬のように、戦争のドアを開けるのは政治的にナイーブな人々による正当化と確信であり、それが次に、隠されていた死と破壊という”サタン的”なエネルギーを放出させてしまうのです。したがって、戦争を防ぐためには早い段階でイデオロギー的な前奏曲を検出し、その本質的に誤った前提(バランスを欠いたデーターの歪曲と、コンテクストに対する無知)を暴露することです。>

 

彼はこうも言う。

 

<戦争への扉は、たいてい平和主義者が開きます。彼らは、良識を建前とした否定的な原理を、歪んだ構造の中に潜ませています。これは、合法化されていた政治的イデオロギーを禁止しても、諜報機関が一般市民を守ることができないことにも見て取ることができます。詭弁は虚位の平等主義を軸とし、コンテクストを無視しています。その結果、あらゆる社会層を混同しながら、誤った原理を主張しているのです。>

 

なるほど、と妙に納得。

 

わたし達一般大衆は、スローガンに踊らされやすい。

 

善と悪、といった二元性のキャッチフレーズにも弱い。

 

中東の政治や歴史のことは何も知らないが、何となく、シリアで起きていること、そして、将来、イランで起きるかもしれないことを考えると憂鬱になる。

 

ニッポンでも、我が国の島々を巡って、領有権を主張する国々がある。

 

国内がガタガタになると、外に敵を創ることがある。

 

ニッポンの島々を巡る領土問題も、他国の事情に振り回されている面と、3.11以後ニッポンの国力が落ち政治がぐじゃぐじゃな面と、ニッポンや韓国の実質的宗主国の思惑(divide and conquer?)が複雑に絡み合っているような気がする。

 

領土問題にスポットが当たった途端、原発や放射能や増税やTPP問題が霞んできたような気がする。

 

ニッポンの首相がガンジーのようであれば、せめてチャーチルのようであれば、国益に沿った対応が出来るのだろうなあ・・・

 

けれど、わたし達の集合意識に似合った首相しか現れないような気もするし・・・

 

わたし達おばさんも、単純で短絡的なスローガンに躍らせられないように気をつけなきゃ、と思う今日この頃。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ニッポンのトイレ

2012-08-28 | スケッチ

昔、外国に住んだり、外国旅行をしたりしていた頃、帰国して、ニッポンのトイレに行くたびに、違和感を覚えた。

 

 

特にホテルやデパートのトイレは、欧米人もびっくり。

 

まず、トイレ用擬音装置。

 

よく見かける「音姫」に手をかざすと、フラッシュバブル流水音が流れてくる。

 

擬音装置なんて、フランスでは見たことがない。

 

パリでは、金髪美人が入ったトイレから、プー、という音が聞こえることもあった。

 

温水洗浄便座も、ヨーロッパではまず見かけない。

 

ニッポンでは、TOTOのウオッシュレットだけで、2011年1月に、累計販売台数が3000万台を突破したそうだ。

 

温水洗浄便座は、ニッポン文化となったのかもしれない。

 

最近では、使用者が立ち上がると、自動的に水が流れる物まである。

 

また、ホテルなどで、トイレットペーパーの先を三角に折ってあることがあるが、あれを一般の家で見ると、なぜか、ひいてしまう。

 

最近は、三角ではなく、ハートの折り紙まであるそうだ。

 

トイレに関しては、ニッポン人は、外国人が考えつかないことを発明し、それらは、あっという間に全国に広がった。

 

かつて通った小学校のトイレは、和式で、掃除当番があった。

 

トイレには女神さまがいる、と一生懸命トイレを掃除したり、運を上げるためのトイレ掃除に勤しんだりするのも、ニッポン人だけかも・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


信頼

2012-08-27 | 色々な思い

たとえ孤児でも、信頼できる大人が一人傍にいると、その子は、ぐれたりしない。そう、思う。

 

欧米では、契約書をきちんとかわすことが多いが、日本では、未だに、口約束で、様々な商談が成り立っている。そこには、人と人との、信頼がある。

 

神さま(天)も、わたし達を信頼している。

 

信頼しているから、自由意思を尊重しているような気がする。

 

そして、神さま(天)は、罰など与えない。

 

言動は全て自己責任で、わたし達は、巻いた種を刈り取りながら生きていく。

 

けれど、わたし達が、神さま(天)をとことん信頼して、事に当たると、色々な事がスムーズにいくような気がする。

 

何かミッションが与えられている人が、神さま(天)を信頼して行動すると、しばしば必然的な偶然が起きる。

 

神さま(天)を信頼するということは、「わたし」に内在する神さま、本当の「わたし」を信頼することかもぉ・・・

 

それにしても、毎日、暑い・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


循環ババア

2012-08-24 | 色々な思い

前衛ババアになりたい、と思っていた時期がある。

 

けれど、前衛ババアは、とんがっている。

 

透明ババアになりたい、と思っていた時期もある。

 

けれど、透明ババアは、ナイーブ過ぎて、社会に適応できない。

 

今は、循環ババアになりたい、と思う。

 

循環ババアは、神さま宇宙(お天道様)を信じていても、自然体。

 

笑ったり、泣いたり、怒ったり、あるがまま。

 

それでも、循環ババアの周辺では、物も、お金も、ぐるぐる回る。

 

例えば、朝、ご近所の人に昼食にぴったりの食材をもらい、友人におすそ分けすると、お礼に、夕食にぴったりの食材を貰う。

 

例えば、甘いものを控えているので、頂いたチョコレートを知人にあげると、お返しに、買おうと思っていたタオルを貰う。

 

例えば、お香典の出費があったその日に、すでに忘れていたことのお礼として、同額の商品券を受け取る。

 

例えば、そろそろお茶を買おう、と思っていたら、お茶のギフトが送られてくる。

 

例えば、商店街に行くと、買いたい物のセールをしている。

 

テレビをつけても、新聞を広げても、その時に必要な事に出合う。

 

循環ババアには、必要な時に、必要な物が、やって来る。

 

人も、物も、情報も、やって来る。

 

ぐるぐる回って、やって来る。

 

循環ババアは、それをぐるぐる回す。

 

ぐるぐる回すと、ぐるぐるやって来る。

 

あゝ、なりたい、なりたい、循環ババア。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


犬の覗き見

2012-08-23 | 動植物

老母の家に泊まると、早朝から、犬が、起きろ、とワンワン、鳴く。

 

老母だけの時は、犬は、彼女が起きるまでベッドの傍で大人しく待っているのに・・・

 

廊下に出て挨拶をすると、尻尾を振って飛びつき、くんくん、と鼻をすり寄せて来た。

 

ヨシコさん、お着替え、と襖を閉めると、数センチの隙間から鼻を出して、覗き見。

 

老母が、覗いているよぉ、と笑った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


お日様は、まんまる。

2012-08-22 | 色々な思い

ナショナルジオグラフィックニュースhttp://www.nationalgeographic.co.jp/に、太陽は自然界で最も丸い物体であることが分かった、と載っていた。

 

ハワイ大学の物理学者ジェフリー・クーン氏らの研究によると、太陽が直径1メートルのビーチボールだとすると、最も膨らんでいる部分と最もへこんでいる部分の高低差は約17ミクロン。

 

お日様は、まんまるなのだ。

 

まんまるで、光っていて、眩しくて、温かくて、いつもそこにあって・・・何となく、太陽を神と崇める人たちの気持ちが分かる。

 

お天道さまは見ている・・・

 

窓の外から、子供たちの笑い声や叫び声が聞こえてきた。

 

猛暑の中で、近所の子供たちがお日様の光を浴びて元気に遊んでいる。

 

子供たちは、みんな、太陽の子・・・お日様の光を遮るのは、わたし達、大人・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ハブ  その2

2012-08-21 | スケッチ

ハブは見つからなかったが、午後、再び、プロバイダーのヘルプデスクに電話した。

 

電話口には、二十歳前後の若者が出た。

 

では、と電話口で様々な指示を受けた。まず、スタートボタンをクリックして、それからコントロールパネルをクリックして下さい・・・

 

訳の分からない作業が続いた・・・pingと入力してください・・・

 

色々なことを試みたが、依然として、インターネットには繋がらなかった。

 

・・・うーん、ハブにあるコンセントなどを一度抜いて再び差し込むことで繋がることもあるのですが・・・ハブ、見つかりませんか?・・・クローゼットや物置の中など目立たない所にあるのですが・・・ファックス位の大きさで白いボックスだったりするのですが・・・

 

受話器で会話を続けながら、廊下の物入れを覗いた。

 

と、棚の上の方に、白いボックスがあった。

 

もしかして・・・会話を続けながら、椅子を持ってきて、手前にあった書類を取り出すと、白いプラスチックの箱が見えた・・・もしかして、もしかして、と期待に胸をふくらませた・・・

 

箱には何も書いていなかった・・・会話を続けながら、ボックスを開けると、中にはコンセントやコードが・・・ハブとの遭遇!・・・未知との遭遇!・・・

 

受話器の向こうで、それです、それです、という嬉しそうな声。

 

言われるままに、一度コンセントを抜いて再び差し込んだ。

 

そして、PCの前に戻ったが、ネットには繋がらなかった。

 

PCをハブの前に持ってきて、直接繋いでも、ダメだった。

 

ハブには異常はなさそうだった・・・

 

そうこうするうちに、マカフィの更新後ネットに繋がらない、という電話が多い、という情報を得た。

 

わたし、マカフィを使っているんですが・・・

 

プロバイダーの方で接続に問題がないか人をよこしてくれることになったが、マカフィの電話番号も教えてくれた。

 

結局、小一時間話して、何も解決しなかった。

 

その後、マカフィやデルに何度も電話したが、繋がらなかった。

 

諦めて、老母の家に行った。

 

今日、改めて、デルに電話をすると、通じた。

 

と、マカフィを一度削除して、再びインストールすると元に戻る、ということだった。

 

電話口の若い女性はたいそう親切で、まず、スタートボタンを押してください・・・と手順を丁寧に教えてくれた。

 

そして、マカフィを削除すると、メールの送受信もネットへの接続も出来た。

 

それから、マカフィのホームページから再びインストールする方法を教えてくれた。

 

電話の向こうの彼女も同じページを開け、クリックする場所などの指示を出してくれた。

 

再インストールが完了すると、うれしかった。

 

電話口の人に何度も何度もお礼を言うと、こちらこそご不便をおかけしました、と恐縮していた。

 

太陽の嵐が地球を直撃し、世界中でネットに繋がなくなったらどうするのだろう・・・

 

文明の利器に慣れすぎると、それが壊れた時にはパニックになる・・・

 

けれど、人間、悟るためには、コンピューターなど必要ないのさ・・・

 

結局、悟るために、この星に顕れたような気がする暑い夏・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ハブ

2012-08-20 | スケッチ

突然、パソコンで、インターネットに繋がらなくなった。

 

メールも送れなくなった。

 

プロバイダーに電話したら、ハブを見て頂けますか、と言われた。

 

ハブ?

 

沖縄の蛇?

 

ハブというのは、ネットワークにおける集線装置のことなのだそうだ。

 

どこにあるのか、見当がつかない。



という訳で、今日は、ハブを探す、、、とスマホからの投稿、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


やっぱり気になる放射能・・・

2012-08-18 | 東日本大震災

英科学誌「ネイチャー」に、琉球大の大瀧准教授らの研究チームによる、福島県の一般的な蝶「ヤマトシジミ」の2世代に突然変異が生じている、という論文が掲載された。

 

北大の秋元教授らの研究チームが採取した、福島県川保町の「ワタムシ」の約一割にも奇形が見られた。

 

放射能の影響は、動植物にじわりじわりと広がっている。

 

何かと物議を醸す、群馬大の早川教授http://kipuka.blog70.fc2.com/は、昨年、小山での講演で、小学4年生にこう言った。

 

「・・・いま、おとなを信じてはいけない。おとなが言うことをそのまま信じていると、君たちの命がちぢまってしまう。放射能をあびるとがんになります。がんになったひとは半分くらいが死んでしまいます。原発のすぐ近くは放射能が強すぎてもう住めなくなってしまいました。食べものに気をつけてください。放射能が含まれている食べものは毒です。ただあんまり心配しすぎると食べものがかたよって、病気になります。運動もしましょう。元気に外で遊ぶことはとても大事です。かしこい子どもが生き残れます。工夫しないと死にます。・・・・」

 

東京では放射能など全く気にせずに暮らしている人が多いが、「おとな」も「子ども」も、「かしこい」人しか生き延びれないのかしら・・・

 

時事ドットコムに、福島の飯館村の除染を、大成建設、熊谷組、東急建設の共同企業体(JV)が約77億円で受注したとあった。

 

国が直接除染を行なう特別地域は、11地町村ある。

 

それだけのお金があれば、子供たちを疎開させたり移住を希望する家族を援助したりできると思うのだが・・・

 

3.11以後の「おとな」たちの対応は、戦争末期の「おとな」たちの対応を彷彿させる・・・結局、わたし達は何も学ばなかった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


美少女の憂鬱

2012-08-17 | スケッチ

時々、15、6歳の、美少女とすれ違う。

 

まっすぐな緑の黒髪に、スリムなボディ。

 

まるでファッションモデル。

 

竹久夢二の絵に出てくるモデルのようでもある。

 

わたしが彼女のような美貌とスタイルに恵まれていたら、ふんぞり返っていただろう。

 

が、彼女は、いつも、憂えをおびた顔をしている。

 

時に、悲しそうにも見える。

 

偶然、彼女のお母さんと話す機会があった。

 

彼女は、自分に自信がなくて、びくびくしながら生きているそうだ。

 

控えめなのか、感受性が強いのか・・・

 

酷暑の中でも、強くたくましく生きている「わたし」がちょっと恥ずかしかった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


非国民

2012-08-16 | 東日本大震災

戦争中、体制に従わない人や反戦を唱える人たちは、「非国民」と言われ、共同体から村八分にされたそうだが、3.11以後、放射能汚染や内部被曝のことを話したり、原発反対、と言うと、「非国民」呼ばわりされることがある。

 

2007年頃から、外ではお肉以外何でも頂くが、家では、玄米菜食のマクロビオティック的食事を実践し、農薬や添加物まみれの物は食べないようにしていた。

 

フクシマの原発事故が起きてからは、放射能汚染が気になり、フクシマの有機野菜より、西の方の野菜を買うことが多くなった。

 

と、「食べて応援!」を実践している人たちからは、自分だけよければいいのか、と白い目で見られる。

 

放射能に汚染された瓦礫を全国にばらまくなんて・・・と言っても、利己主義だ、と非難される。

 

先日も、24時間換気の家や建物は、放射能に汚染されやすい、と呟くと、そういう事を言うなんてフクシマの人たちに失礼だ、と言われた。

 

原発反対、と言って、電気を使っているのでしょ、と反論されたこともある。(火力、風力、水力、太陽光などの選択肢があるんだけれどぉ・・・)

 

様々な事情で、フクシマの汚染地域を離れることができない人たちが大勢いることは理解できる。

 

大人たちの選択は、自己責任。

 

けれど、子供たちは違う。

 

子供たちより経済、子供たちより利権・・・それが今のニッポン。

 

子供たちを疎開させようとしない国や自治体、ニッポンの未来を担う子供たちを守ろうとしない国や自治体に、明るい未来はない。

 

子供たちのDNAが守られますように・・・「非国民」呼ばわりされるおばさんは切にそう思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


終戦記念日

2012-08-15 | 時事

今日は、終戦記念日。

 

ちょうど、大使や国際情報局長を歴任し、防衛大学でも教鞭を取った、孫崎享さんの「戦後史の正体」1945-2012を読み終えたところ。

 

<米国からの圧力とそれへの抵抗を軸に戦後史を見ると、大きな歴史の流れが見えてきます。>という著者は、対米追随路線と自主路線、という二つの軸で戦後の日米関係を描ききった。

 

大変おもしろかったので、以下に引用してみる。

 

<日本は降伏したのです。たんなる終戦ではありません。>

 

<米国のトルーマン大統領は、9月2日の降伏調印式の直後、ラジオ放送を行ない、その日を「対日戦争勝利の日」と宣言しました。>

 

<・・・9月2日を記念日にした場合、けっして「終戦」記念日とはならないからです。あきらかに「降伏」した日なわけですから。そう、日本は8月15日を戦争の終わりと位置づけることで、「降伏」というきびしい現実から目をそらしつづけているのです。>

 

<日本政府は「連合国最高司令官からの要求にすべてしたがうこと」>・・・戦後はここから始まり未だにそれが続いているような気がする・・・

 

<戦後の日本外交における「自主路線」のシンボルが重光葵です。「対米追随」路線のシンボルが吉田茂です。そして重光は当然のように追放されます。>・・・何となく、鳩山由紀夫や小沢一郎が追放されるのが分かるような気がする・・・

 

<検察は米国と密接な関係をもっています。とくに特捜部はGHQの管理下でスタートした「隠匿退蔵物資事件捜査部」を前身としています。その任務は、敗戦直後に旧日本軍関係者が隠した「お宝」を摘発し、GHQに差し出すことでした>・・・なるほど、だから、アメリカに睨まれた田中角栄や小沢一郎が検察にもにらまれる訳だ・・・検察はこわーい・・・

 

戦後、GHQの政策は、<日本経済を低水準にとどめておく>というものであったが、<冷戦が始まると、米国は日本をソ連からの防波堤に使おうとした>・・・そしてニッポンの経済界には対米追随の勢力がのしてきたので、経済界は原発も消費税増税もOKという訳なんだ・・・

 

終戦から今日までの首相たちも、対米追随の人と自主路線に分かれ、それぞれの首相のエピソードが面白かった。

 

そして歴代のどの首相より米国への追随路線をひた走った小泉首相の時、<東アジアの安全保障を目的とした新安保条約は、全世界を舞台にした日米の軍事協力をめざすことになった。>

 

彼は、「郵政民営化」も実施し、日本社会をアメリカ流にも変え、わたし達の社会には貧富の差が広まった。

 

驚いたのは、福田首相のエピソード。<福田康夫首相時代、米国はアフガニスタン戦争への自衛隊ヘリコプターの派遣を強引に要求しました。さらにその後、破綻することが確実な金融機関への巨額の融資を求めました。福田首相は辞任することによって、この要求を拒否したようです。>・・・そうだったの・・・

 

2009年、民主党政権が誕生したが、日米地位協定の改定や東アジア共同体の構築を提言し、沖縄の基地を最低でも県外、と言った鳩山由紀夫は、あっけなく玉砕。

 

そして、現在の野田首相は、対米追随路線をまっしぐら。消費税増税を決めたかと思うと、TPP(環太平洋戦略的経済提携協定)の参加にも意欲を示す。

 

著者によると、<TPPの狙いは日本社会を米国流に改革し、米国企業に日本市場を席巻させることです。日本にとってきわめて危険な要素をもっています。>とのこと。

 

TPPは、電気通信、金融、投資、政府、地方公共団体の調達、知的財産権など24分野に及ぶそうだ。

 

「戦後史の正体」を読んで、改めて、占領はまだ終わっていない、と暗い気持ちになった。

 

わたし達みんなが自立しない限り、国も自立できないのかしら・・・

 

自立、自立、自立・・・平和、平和、平和・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


愛されたがっている自己

2012-08-14 | スケッチ

お盆になると、東京の電車はがら空き。

 

座っていると、目の前に、ちょっと疲れた感じの、茶髪の若いお母さんが乗ってきた。

 

彼女は、がみがみ、と子供たちを叱り始めた。いったいあんた達は、一日何回喧嘩したら気がすむの。

 

「今ここ」では、お兄ちゃんも妹も、喧嘩をしていなかった。

 

お母さんは、その日の朝の、そして一日に何回かある、兄と妹の喧嘩のことをいつまでも、いつまでも、叱り、時々ため息をついた。・・・ったく・・・はぁ・・・

 

野球帽を被った小学生のお兄ちゃんと、幼稚園児位の妹。二人とも、不安そうな顔で、お母さんの顔色をうかがっていた。

 

少し汚れたワンピースを着た妹は、母親を見上げて、ごめんなさい、と謝った。

 

お母さんは、茶髪の長い髪をいじりながら、ため息をついた。・・・ったく、ほんとうに分かってるの。

 

彼女は、再び、愚痴りだし、謝ることを強要し、兄と妹は困った顔をしながら、繰り返し、ごめんなさい、と言った。

 

誰もが、愛されたがっていた。

 

たぶん、お母さんも、そこに不在のお父さんに愛されたがっているのかもしれない。

 

三人とも、愛されたがっている自己を抱えて、ひりひり、きりきり。

 

ほんとうは、みんな、神さまに愛されているのにぃ・・・

 

長い休みには、色々なことが露見する。