らんすぴらしよぉん(l'inspiration) 

田窪与思子のインスピレーション
(L'inspiration de Yoshiko Takubo)

物差し

2012-05-31 | 色々な思い

1インチは、2.54センチメートル。

 

1フィートは、30.48センチメートル。

 

1ヤードは、91.44センチメートル。

 

一尺は、寸の10倍で、1メートルの33分の10。

 

同じ物でも、違う物差しではかった数字を言われると、全く別の物のような錯覚を覚える。

 

人間も、立ち位置と意識レベルが違うと、物の価値をはかる尺度が全く違ってくる。

 

けれど、全て、思考の産物なのさ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


人生は、船旅。

2012-05-28 | ポエム

人生は、船旅。

 

オギャーは、出港の合図。

 

合図と共に、出航。

 

大きな、大きな、船に乗る。

 

ニッポン号もあれば、アメリカ号もある。

 

目的地は、おんなじ。

 

けれど、船中では、みんな、ばらばら。

 

働く人、遊ぶ人、甲板に佇む人・・・

 

楽しむ人もいれば、船酔いの人もいる。

 

笑っている人もいれば、泣いている人もいる。

 

途中の港で下船する人もいれば、船を乗り換える人もいれば、海に飛び込む人もいる。

 

最近、ニッポン号の調子が良くない。

 

船長もころころ変わる。

 

大きな嵐もきそうだ。

 

オモカジいっぱい! 

 

オモカジいっぱい! だってば・・・

 

みんなで楽園に行くんだってば・・・

 

救命艇に乗り始めた人もいるけど、わたしは船旅を続けるよ。

 

ニッポン号で、続けるよ。

 

 

 

 

 

 

 

 


香り

2012-05-27 | スケッチ

駅に向かって歩いていると、外国の人とすれ違った。

 

しばらくの間、オードトワレの香りに包まれていた。

 

電車に乗ると、きつい香水の香りが漂ってきた。

 

近くに、ブランド物のバッグを持った、厚化粧の婦人が立っていた。

 

西欧のエアポートや繁華街を歩いていると、様々な香水がミックスされた、不思議な香りに包まれることがある。

 

異国の香り。

 

昔は、毎朝、シュッシュッ、とオードトワレを振りかけていた。

 

が、10年ぐらい前、PARISという名のオードトワレを振りかけて電車に乗っていたら、少年たちが鼻をくんくんさせて、何か臭くない? と言っていた。

 

それから、ニッポンでは、オードトワレを使用しなくなった。

 

けれど、香りに癒されることもある。

 

ラベンダーやバラやヒノキなど、自然の香りを嗅ぐとほっとするし、お香や香味野菜やアールグレイなどの香りも好きだ。

 

母の犬が、時折、くんくんと、わたしの臭いを嗅ぐが、すかしたクサイ奴、と思っているかもしれない・・・・

 

そういえば、小学生の頃の筆箱には、人工的な臭いの付いた消しゴムが入っていた・・・ 

 

 

 

 

 


ニッポンの父さん

2012-05-26 | スケッチ

郊外の街を歩いていると、小さな家の前で、若い母さんが、お見送り。

 

赤子を抱いて、お見送り。

 

父さん、行ってらっしゃい、とお見送り。

 

背広を着た若い父さんは、アタッシュケースを片手に、バイバイ、と手を振った。

 

若い母さんは、いつまでも、手を振っていた。

 

駅まで、徒歩15分。都心までは、満員電車で40分。

 

住宅ローンに、教育費。

 

ニッポンの父さんは、大変だ。

 

資本主義に代わるシステムがないかしら・・・

 

今日は、楽しい土曜日だ。

 

父さん、ゆっくり休んでくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 


藪の中から、ホーホケキョ。

2012-05-25 | 動植物

川沿いの道を歩いていたら、藪の中から、ホーホケキョ。

 

藪から棒に、ホーホケキョ。

 

恥ずかしがり屋の鶯は、藪に隠れて、ホーホケキョ。

 

藪の中にすっぽり入ってしまった、ニッポンという国。

 

一寸先は闇のご時世に、鶯が、鳴く。

 

ケキョ、ケキョ、ケキョ、ホーホケキョ。

 

目覚めよ、目覚めよ、ホーホケキョ。

 

夜明けは近いぞ、ホーホケキョ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


やさしさ

2012-05-24 | 色々な思い

やさしい人が、好き。

 

自分も、そう在りたいと思う。

 

が、やさしさは、なかなか、やっかい。

 

往々にして、人は、自分の方が圧倒的有利に立っていると思っているとき、他者にやさしくなれる。

 

また、他者にやさしい人は、自分にもやさしい。

 

自分にも甘くて、ぐにゅぐにゅと、流されて生きることがままある。

 

それでも、やっぱり、やさしい人になりたい。

 

そろそろ転向しようかな・・・

 

今日は、とても暑い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


大人になって、好きになった詩。

2012-05-23 | 本・文学

若い頃は、ピンとこなかった。

 

けれど、歳をとって、大人になって、好きになった詩がある。

 

ヘルマン・ヘッセ(1877-1962)の、「内面への道」は、「シッダールタ」の作者だけあって、奥が深い。

 

最近、時々読み返す。

 

「内面への道を見出したものには、

 熱烈な自己沈潜のうちに、

 知恵の核心を、つまりは、

 自分の心は、神と世界を、形象として比喩として

 選ぶに過ぎぬ、ということをほのかに感じるものには、

 すべての行為と思考とは、

 世界と神とを含む

 自己の魂との対話となる。」

 

空は青く晴れ渡り、どこかで鳥が鳴き、子供が笑っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


無償の愛

2012-05-21 | 色々な思い

人は無償の愛には抗えない、と言った人がいる。

 

そうかぁ・・・

 

親子や夫婦や恋人の愛には、エゴや執着や支配が付きまとう。

 

だから、悲しみやトラブルが、生じる。

 

が、それらを消化して、昇華させると、美しい詩歌や小説やオペラが生まれる。

 

エゴや執着や支配を解き放って、サレンダーした時に、悟り、エゴ愛が無償の愛へと変容することもある。

 

結局のところ、あんな愛もこんな愛も、みんな、無償の愛へ至る過程に必要なのかもぉ・・・

 

わたし達は、みんな、この世で学習するのさ・・・

 

金環日食は、テレビで見た・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


キティちゃん

2012-05-20 | スケッチ

買い物に出たついでに、ユニクロの店舗をのぞくと、キティちゃんのTシャツが並んでいて、若い女性たちが、ニコニコ顔で、どのデザインにするか選んでいた。

 

長い間、キティちゃんは、女児のものだと思っていた。

 

が、そうではなさそうだ。

 

パリを再訪した時、フォーブール・サン=トノレ通りにある、ファショナブルな人たちで賑わう、セレクト・ショップ「コレット」に、キティちゃんグッズが置かれていて、驚いた。

 

何となく買った、「フィガロ・ジャポン」の5月号には、特別付録として、パリの老舗のお菓子屋さん、「ラデュレ」とコラボのシールが付いていた。

 

「ラデュレ」では、150周年を記念して、キティちゃんの、マカロンやチョコラの箱が登場するそうだ。

 

いまや、キティちゃんは、カワイイ、ニッポンのキャラクターとして、世界100か国以上で愛されている。

 

「御伽草子」の国、ニッポンのアニメは、ポップ・アートなんだぁ・・・と呟きながら、「ラデュレ」のキティちゃんシールを手帳に貼った。

 

虫の音や鳥の鳴き声を右脳で感じるニッポン人は、動物の擬人化が得意なのかもぉ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ふわふわ妖精、増殖中。

2012-05-19 | スケッチ

郊外を走る各駅停車の電車の中を、バレリーナーが着る、ロマンティック・チュチュのようなロング・スカートを着た女性が歩いていた。

 

隣に座っていたおばあさんが、興奮しておじいさんに言った。

 

「見て、見て、おじいさん、見て! ふわふわ! ふわふわ!」

 

軽やかに歩く姿は、まるで妖精。

 

最近、似たようなスカートをよく見る。

 

薄いメッシュで、ピンクが多い。

 

丈は、長かったり、短かったり。

 

混乱のニッポンでは、ただいま、ふわふわ妖精、増殖中。

 

若かったら、着るんだけれどぉ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


偉そうなカメ

2012-05-18 | スケッチ

さわやかな朝。

 

川沿いの道を歩いて、駅に向かった。

 

桜の木々の間の、木漏れ日が、美しい。

 

ふと川を見ると、小さな中洲に、偉そうなカメがいた。

 

この辺りに住んで三年半になるが、初めてカメを見た。

 

どこからか迷い込んだのか、それともペットとして飼われていたものが捨てられたのか・・・

 

たぶん、カメツキガメだろう。

 

40センチくらいの、濃い灰色のカメは、足を出して踏ん張っていた。

 

カメは、首を長く伸ばして、じっとしていた。

 

ひとりぼっちなのに、偉そうだった。

 

カメは、堂々と「カメ」を生きていた。

 

この辺りに留まるのだろうか、それとも川を下ってゆくのだろうか・・・

 

青空が広がっているが、今日は、天気が急変するかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


心の周波数

2012-05-16 | 色々な思い

世の中では、色々なことが起きている。

 

心を、不安の周波数に合わせると、不安になる。

 

心を、イライラ周波数に合わせると、イライラする。

 

心を、穏やか周波数に合わせると、穏やかになる。

 

心を、愛の周波数に合わせると、慈愛に満ちた人となる。

 

心は、ラジオ。

 

わたし達は、周波数を選べる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ほんとうは、みんな、神さま。

2012-05-15 | 色々な思い

亡くなった人を神さまとして祭ってある神社がある。

 

死んだら、みんな、神さま。

 

けれど、ほんとうは、生きていても、みんな、神さま。

 

私たちの本質は、神さまとおんなじ。

 

みんな、忘れているだけ。

 

思い出すと、ブラボー!

 

思い出すと、サトリの境地。

 

自分探しの旅なんて、ナンセンス。

 

ほんとうの「今、ここ」に在れば、本質を思い出すんだって・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 


犬の散髪

2012-05-14 | 動植物

モップのようになった犬は、人間のお母さんに連れられて、散髪に行った。

 

3時間後、犬は、ぬいぐるみのようになった。

 

人間のお母さんは、かわいい、かわいい、と老犬に頬をすり寄せた。

 

犬は、きょとんとした顔をして、あくびをした。

 

家に帰ると、水をごくごく飲んで、餌をがつがつ食べた。

 

そして、おしっこをたくさんした。

 

 

 

 

 

 

 

 


笑い

2012-05-13 | ポエム

にこにこ。にこにこ。

 

クスクス。クスクス。

 

フッ、フッ、フッ。フッ、フッ、フッ。

 

ハッハッハッ。ハッハッハッ。

 

ゲラゲラ。ゲラゲラ。

 

ガハハーッ。ガハハーッ。

 

笑いがあれば、何だって、乗り切れる。