らんすぴらしよぉん(l'inspiration) 

田窪与思子のインスピレーション
(L'inspiration de Yoshiko Takubo)

ラベル

2010-06-30 | 色々な思い
マヨネーズには、ラベルが付いている。

ケチャップにも、ラベルが付いている。

人間の自我は、他者の自我にも、レッテルを貼る。

善人。悪人。奇人。変人。

人間に、レッテルは要らない。

本質は、皆、同じ。

自由と愛が一杯。

地球での、現在の意識レベルが違うだけ。

どのみち、皆、いつかは、おなじ所に帰る。

もうすぐ帰れる人もいれば、気が遠くなるくらい先の人もいるだろう。

だから、ラベル、レッテルは、要らない。

と言いながら、「YOSHIKO」と刺繍したラベルを買った。

ジーンズに付けようかな。

二元性

2010-06-28 | 色々な思い


善と悪は、コインの表と裏のように、同時に存在すると思っていた。

けれど、ひょっとしたら、照明器具のグラデーションの、暗い、やや明るい、明るい、のように、同一線上に存在するのかな、と思い始めた。

単純に、善か、悪か、とジャッジしちゃいけない。

誰もが、両方、持ち合わせている。

光がたくさんあると、善で、あまりないと、悪。

そして、その時その時、同じ明るさの人が集う。

けれど、明るさを調節する調光スイッチは、「わたし」たちの中にある。

他人は、変えられない。

さあ、みんなで、きらきらスイッチ、オン!


大人カワイイ

2010-06-27 | 時事
たいていジーンズで過ごすが、「大人カワイイ」ファッションも、好き。

ばばあになっても、花、天使、レース、ビーズ、きらきらグッズ・・・みんな、好き。

ピンクの花がたくさん付いた、つばの広い帽子を被りたいけれど、チビ、デブ、ブスに近眼メガネだから、諦めた。

40年前の、花模様の刺繍のストール。30年前の、花模様のパンツ。15年前の、花模様のスカート。どれも、ピンクや紫のパステルカラー。

若者風に、「これ、カワイクナイ?」と言いながら、未だに愛用している。

携帯電話には、大きなピンクのコサージュ風のストラップを付けた。(残念ながら、昨日、花がポトリと落ちてしまったけれど・・・)。

混沌とした世の中では、人の潜在意識が、かわいい物、ほっとする物を求めるから、ニッポンの「カワイイ」は世界中で、人気。

ニッポンの「カワイイ」は、平和で、攻撃性がない。

「大人カワイイ」は、世間の目を気にせずに、自己を解放して、ほんとうの「わたし」へ向かう、最初の一歩かも・・・

みんなで、なりたい自分になりませう。

遠くから、教会の鐘の音が聞こえてきた。




人生は美しい

2010-06-26 | 色々な思い


夕暮れは、美しい。

山でも、海でも、都会のジャングルでも、夕暮れは、美しい。

高級住宅街でも、貧民街でも、夕暮れは、美しい。

空の向こうの、ほんとうの故郷を思う、甘く切ない感覚が蘇る。

そんな時、

人生は美しい、と思うと、美しい人生になる。

人生は辛い、と思うと、辛い人生になる。

人生は楽しい、と思うと、楽しい人生になる。

人生は戦い、と思うと、戦う人生になる。

どう思うかで、人生が違ってくる。

思考が、人生を創る。

シナリオを書くのも、映写機を回すのも、スクリーンを見るのも、「わたし」。

今、どんな環境にいても、人生は、自分で変えられる。

人生には、無限の可能性があるんだよぉ。


日傘

2010-06-25 | スケッチ


Tシャツにジーンズ姿で、御茶ノ水で買った、やけに重たい日傘を射し、ウォーキング・シューズで坂道を上がる。

来年は、絽の着物を着て、レースの日傘を射し、微かに香水の香る、スワトウのハンケチで汗を拭いたりしながら、銀座に、かき氷を食べにいきませう。

人生は、劇場。

「わたし」たちは、なりたい人になれる。

おばさんだって、着物でコスプレ、明治の女。

今日も、暑い日になりそうだ。


キャベツ

2010-06-24 | エコ&ベジタリアン


キャベツに、虫がかじった跡があった。

ふっ、ふっ、ふっ。

「わたし」たち、おんなじ物が、好きなのね。

農薬が付いていないと、おいしいよね。

安心して、食べれるよね。

むしゃむしゃ、むしゃむしゃ。

お百姓さん、ありがとう。

天気

2010-06-23 | 色々な思い
昨日は、太陽がさんさんと照って、暑かった。

今朝は、曇り空。

その後、急に気温が下がり、雨が降ってきた。まるで、北ヨーロッパ。

けれど、西の空は明るく、雨も小降りになった。

午後には晴れるだろう、と思っていたら、再び、ざあざあ降り始めた。

天気は、くるくる変わる。

人生と、同じ。

変わらぬものなど、何もない。

けれど、エゴに主導権を取られなければ、変化なんてへっちゃらさ。

お天気屋のエゴを取っ払った、ほんとうの「わたし」は、すべて幻、と知っている。

だから、淡々と変化を受け入れて、今日も、能天気で生きましょう。


食品添加物

2010-06-22 | エコ&ベジタリアン

月に何度か、マクロビオティックや自然食の店に、足を運ぶ。

近くのスーパーに行くこともあるけれど、原材料名を見て、再び棚に戻すことが多い。

最近は、お菓子や佃煮だけでなく、缶詰にも、食品添加物がてんこ盛り。

指定食品添加物として許可されているものは、日本393種、アメリカ133種、ドイツ32種、イギリス21種・・・

ぎゃーーっ。

ニッポンは、ジャンク・フード大国のアメリカの3倍で、ドイツの10倍以上。

しかも、国民一人あたり、年間約25キロも食品添加物を食べているそうだ。

スーパーで、国産のトウモロコシの缶詰を買おうとして、何となく、原材料名を見たら、砂糖が記されていて、驚いたことがある。

砂糖なんか、いらないよーーっ。

結局、自然食の店で、トウモロコシの缶詰を買った。

日本食はヘルシーだと、世界中で、日本食ブーム。

けれど、ニッポンでは、野菜は農薬まみれで、加工食品には添加物てんこ盛り。

時代は、「シンプル」に向かっている。

未だに、添加物てんこ盛りの食品会社は、時代から取り残されちゃうよーーっ。

社長さん、会社が潰れる前に、気づいてね。


ガクアジサイ

2010-06-21 | スケッチ
近所の魚屋さんで、ガクアジサイを買った。

毎朝築地に行く魚屋さんのおばさんは、時々、どこかで植木鉢を仕入れて、店の左右に並べる。

アメリカから来た女性カメラマンの友人が、その魚屋さんを撮って以来、おばさんと挨拶を交わすようになった。

魚は、買ったことがない。

ある日、その魚屋さんに、いくつかのアジサイの鉢が並んでいた。

白いアジサイを購入して帰ろうとしたら、反対側に、綺麗なガクアジサイの鉢があった。

「ポージーブーケ・ケージィ」という名の、ガクアジサイ。

愛らしいピンク色の装飾花は八重で、中央の両性花もピンク色。

結局、そのガクアジサイを、持ち帰った。

花は、一ヶ月以上も咲き続けた。

最後は、中央の両性花も小さな花を咲かせ、半分アジサイ状態のガクアジサイとなった。

けれど、花の命は、短い。

中央の両性花が枯れたので、ガラスのサラダ・ボールに水を張り、ピンクの装飾花を切って、浮かべた。

大きなボールは、八重花で埋まり、まるで、ピンクの花びらサラダ。

テーブルヤシの傍にそれを並べ、生活もアート、とちょっと気取った、梅雨の朝。

今宵は、夏至のキャンドル・ナイト、といきたいけれど、火災感知器が鳴ったらどうしましょ。


似たものが、やって来る。

2010-06-20 | 色々な思い
その時の「わたし」と、似たものが、やって来る。

「わたし」たちは、自分と似たものを、引き寄せる。

人も、物も、その時の自分に相応しいものが、現れる。

パートナーも、不動産も、その時の自分に合うものしか、現れない。

自分を愛していると、愛が、やって来る。

意地悪な気分のときは、意地悪が、やって来る。

心配ばかりしていると、心配が、やってくる。

自分が、引き寄せたんだから、やって来たものに、文句を言っちゃいけないよーーーっ。

状況を変えたい時は、自分を変えればいいのさ。

無抵抗

2010-06-19 | 色々な思い
抵抗や、反論を、止めた。

喧嘩をふっかけられても、無抵抗。

皮肉を言われても、無抵抗。

自慢話を聞かされても、無抵抗。

時には、相槌を打ちながら、淡々と受け流す。

暑くても、無抵抗。

寒くても、無抵抗。

苦しい時は、状況への抵抗が苦しみを作り出していることが多々ある。

だから、抵抗より、無抵抗。

肩の力を抜いて、無抵抗!

小犬

2010-06-18 | 動植物

時折、小犬の友達に、会いに行く。


玄関のドアが開くと、歓迎の挨拶が始まる。


ピョーン、と高く飛び上がって、くるくる、回る。



ピョーン、ピョーン。くるくる、くるくる。



部屋に入り、床の上で足を延ばすと、喜んで、足の上をジャンプする。



それから、ソファの上に飛び上がり、狩に出掛けた犬のように、辺りを見回す仕草をする。



再び、私の足の上をジャンプしたり、部屋の中をくるくる回ったりする。


時折、ぺろっ、と私の顔を舐める。


ピョーン、ピョーン。くるくる、くるくる。ぺろっ。


ピョーン、ピョーン。くるくる、くるくる。ぺろっ。



興奮しすぎて、おしっこを漏らすこともある。



そんな時は、人間のお母さんに叱られる前に、テーブルの下にもぐり込む。



犬は、何を考えているのだろう。



微笑むと、にっ、と笑う。



話し掛けると、お座りをして、首を傾げる。



飼い主と話しだすと、欠伸をする。



ボールを投げると、フン、という顔をすることもある。



飼い主と台所に消えると、仲間に入れろ、と吠える。


犬は、いつも、彼女の姿を、目で追っている。



彼女が別の部屋に行くと、ドアの傍に座って、耳を澄ませる。



まるで、ガーディアン・エンジェル。


外で物音が聞こえると、ワンワン吠える。


小さくても、番犬。



犬は、飼い主が、どんな性格でも、どんな状態でも、飼い主に忠実だ。



パリの街角で、しばしば、乞食に寄り添う犬を見た。


飼い主の気持ちに寄り添ううちに、飼い主に似てくることもある。



犬は、いつだって、人間の友達。



帰る時に、バイバイ、というと、犬の友達は、ちょっぴり悲しそうな顔をする。



けれど、玄関のドアが閉まれば、別のことに夢中になるだろう。



犬は、いつも、「今、ここ」を生きる。


過去を後悔しないし、未来を心配しない。



いつも、「今、ここ」。



犬は、私より、悟っている・・・

 

 

 

 


木漏れ日

2010-06-17 | ポエム
並木道に、木漏れ日。

風が吹くと、道の上で、影が、揺れる。

紫陽花の上で、光が、踊る。

園児たちが、歌いながら通り過ぎ、道行く人が、微笑み合う。

美しい、ニッポンの平和。

ニッポンの平和を、輸出しよう。

世界中に、ニッポンの平和。

平和。平和。平和。

枝葉の間で、光が、揺れる。


はやぶさ

2010-06-15 | 時事
なんだか、うれしいね、「はやぶさ」物語。

艱難辛苦を乗り越えて、ミッションは、大成功。

まるで、意識があるかのように、プロジェクト・チームの期待に応えた「はやぶさ」。

「はやぶさ」と人間が、見えないところで繋がっていたような錯覚すら、覚えた。

「はやぶさ」は、任務を終えて、地球に帰還すると、光となって、夜空に消えた。

ニッポン人の美意識に呼応するように、美しく消えた。

そして、カプセルは、アボリジニの聖地に、ぽとり。

なんだか、うれしいよ、「はやぶさ」。

混迷のニッポンに、愛と感動を、ありがとう。

帰って来てくれて、ありがとーーーーーーーう!

ある修道女

2010-06-13 | スケッチ
イスラエルにあるカトリック修道院で、修道女になった彼女が、18年ぶりに一時帰国した。

大学時代の友人知人が、大学近くの喫茶店に集まるというので、会いに行った。

彼女は、異国の修道女といった風情で、みんなの間に座っていたが、目や表情は、昔のままだった。

友人が、隣の席を空けてくれた。

卒業して初めて会う人もいたのに、きちんとした挨拶もしないで、なんとなく、隣に座った。

ナイーブだった彼女だったが、ますます繊細になったような印象を受けた。まるで、ガラス細工。

一つ、彼女に詫びたいことがあった。

昔、外国に移り住んだ時、母に、物置にある「わたし」の荷物の処分を頼んだ。

古いトランクなどと一緒に処分された物の中に、彼女からもらった白いギターがあった。

白いギターは、幼い頃に亡くなった彼女のお母さんのイメージを具現化した物だった。

ずっと、気がかりだったことを、詫びることが出来て、ほっとした。

修道院では何を食べるの、などという世俗的な質問に戸惑いながらも、まっすぐに目を見て、静かな声で、一つ一つ丁重に答える姿が印象的だった。

彼女のいる修道院は、戒律が厳しそうだった。

手紙を受け取ることは出来ても、返事を書いてもよいのは、年に1、2度。しかも、家族だけ。

他の修道女たちと話が出来るのは、週に一度。それも、イエスのやさしさについて、などというテーマがあるとか。

修道院の中は、フランス語で、外部の人とは、ヘブライ語や英語で意思の疎通をはかる。

質素な食事で、沈黙と祈りと労働の日々。

食事中も、無言。

俗物の「わたし」にとっては、艱難辛苦だけれど、彼女には普通の日常なのだろう。

キリスト教もイスラム教もヒンズー教も神道も、根源は同じ、信じる「わたし」は、艱難辛苦を受け入れなくても、神さまには出合えるよーーっ、神さまはやさしいよーーっと思うが、口には出せなかった。

カトリックの様々な宗派のことには明るくないし、修道院に足を踏み入れたこともないが、風土と国民性を考えると、ニッポンの修道院には、仏教的慈愛に満ちた雰囲気が漂っているかもしれない、とも思った。

喫茶店を出た後、みんなは、彼女とハグをしたり握手をしたりして、別れを惜しんだ。

彼女は、独りで、宿泊先の修道院に向かってまっすぐ歩いて行った。

神に向かって歩いているようだった。

みんな、すぐには立ち去ろうとせずに、しばらく、彼女の後姿を見ていた。親友が、悲しそうだった。

と、突然、彼女が振り返って、にこやかに手を振った。

近くのビルには、西日が反射していた。