らんすぴらしよぉん(l'inspiration) 

田窪与思子のインスピレーション
(L'inspiration de Yoshiko Takubo)

岡上淑子展

2019-03-02 | アート・映画・演劇

東京都庭園美術館で開かれている、「岡上淑子 フォトコラージュ 沈黙の奇跡」展に行って来た。

『ただ私は、コラージュが其の冷静な解釈の影に、幾分の嘲笑をこめた歌としてではなく、この偶然の拘束のうえに、意志の象を拓くことを願うのです。』ー岡上淑子

 

 

終戦後日本に入って来た、LIFEや VOGUE やHarper's BAZAARなどの外国の雑誌や報道写真を組み合わせた、彼女のコラージュは、半世紀以上もたった今も現代人の心を揺さぶる何かがある。

日本のシュルレアリスム運動の中心的存在であった、瀧口修造氏に見いだされ、1950-56年ごろに突然登場し忽然と姿を消した、岡上淑子(1928年生まれ)のコラージュ作品は、近年再び注目されている。

そのせいか、展覧会会場には若い人たちも多かった。

それにしても、庭園美術館!(2015年に国の重要文化財に指定)

1933年に朝香宮邸として建てられた、アール・デコ様式の建物自体が第一級の美術品。

廊下の窓から見えた浴室さえもが映画のセットのようであった。