今日はボクが家に来て三年になったよ
生後５６日目のことだったんだ。ほんと言うと最初母さんは犬を飼うことは反対だったんだ。
昼間誰もいないから可哀想だし、躾けもできないし、家は汚くなるし、だいたい散歩はどうするの？ってね。
だから、父さんの知り合いのMﾀﾞｯｸｽﾌﾝﾄの仔犬を１匹分けてもらう約束がダメになったときはホットしたんだって。
でも、犬を飼いたい熱が下がらない父さんは何とか母さんをその気にさせようと、休みのたびにペットショップやドッグショーみたいなのに誘うようになったんだ。
ある日ペットショップで小さなヨーキーを見つけ、あまりの可愛さに母さんはとうとう「ヨークシャーテリアだったら飼ってもいいよ」って言ったんだ。
２～３日してもう一度ペットショップに行ったらそのヨーキーはいなくて、次の機会を待ったんだ。そこでボクとの運命的な出会いがあった訳
でも、最初に母さんが選んだのは一緒にいたボクの兄弟のほうだったんだよ
予約後、数日間悩んでいた母は、最終的に、「やっぱりこっちの子に替えてもいいですか？」って聞いてみたんだ。お店の人が「いいですよ」って言ってくれたもんだから、やっとボクはこの家に来ることになったんだ
それからというと、ボクは毎日二人を癒してあげてるよ
散歩は父さんが連れて行くという約束も４日目で破られ、朝夕母さんと行ってるんだ。
「こうなると思ってたのよね
」と母さん。今日ケーキを買ってきてくれたから許してやる
なんだ～～、ボクは今日も見てるだけか
だけでも下さ～い