神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

一人一席 春のティーパーティー (その1)

2012-04-09 | お茶会
今年最もお花見日和となった週末、府中市郷土の森博物館に行ってきました。
現代喫茶人の会が主催する、「春のティーパーティー」にお客として参加するためです。

府中市郷土の森、家からはちょっと遠いので初めて行きました。
歴史的な建造物などが復元され、散策するのにもいい場所です。
少し風はありましたが、日差しが暖かく、野点にはいいお日和でした。

公園内の県木園広場に10余りのお茶席が設置されていました。
1席300円、5席綴り1,300円のお茶券を買って、好きなお席に座るシステムです。


今回初めて席主として参加したと言う友人2席にまずはご挨拶。



Craze4"T"LAB.のまうぞうさんの席へ。
いつものスキンヘッドの姿はなく、ふっさふさの好青年姿に一瞬たじろぎましたが、確かにまうぞうさんでした(笑)。
ふっさふさの秘密はコチラ→

梨山の蜜香烏龍で迎えていただきました。
が、ここに長居をすると一日が終わってしまいそうなので続きはLabで、ということでこの日は早々においとまを。




そして向かったのは天晴茶龍の天晴さんのお席。
「テーハウスクラーレ(ドイツ語で天晴茶龍!)のオストフリージアテーゼレモニー」と題して
北ドイツ、オストフリージア地方の紅茶の飲み方を体験しました。
イギリスのアフタヌーンティーとはまた違ったスタイルの飲み方です。
オストフリージアスタイルでは、カップを飲み干すとすぐに紅茶を足されます。
スプーンをカップに入れることがNo thank youの合図。
これを忘れるとエンドレスなティータイムとなるそうです。

天晴さんのオリジナルブレンドによるオストフリージアテーゼレモニーの後は、
静岡丸子、村松二六さんの和紅茶「ただにしき」をいただきました。
天晴さんご夫妻は紅茶の作り方を二六さんに習いに毎年静岡に通っています。

「ただにしき」は明治時代の初期に、
多田元吉氏が中国やインドを回って日本に持ち帰ったたくさんのお茶の種から、
静岡県茶業試験場によって、改良育成された紅茶用の品種だそうです。
今ではほとんど栽培されておらず、幻の紅茶とも言われています。

この紅茶は以前天晴さんのお宅でもいただきましたが、
2011年のこのロットはとてもいい仕上がりです。

天晴さんお得意の話術とパフォーマンスで席には笑いが絶えず、楽しいティーパーティーとなりました。




次は織部流抹茶席へ。
古田織部と言えば「へうげもの」ですよね。
私も全巻持ってます!

でも織部流の茶席というのは初めてです。
特徴としては、直接茶碗を下に置かず盆と茶碗台を使うこと、
帛紗を色別にして拭くものによって使い分け、清潔さを重んじているそうです。

茶碗は「織部」ではなかったですね~

野点による薄茶と桜餡まんじゅう、美味しかったです!

(その2へつづく。)



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