過日、三菱1号館美術館にて「ミレー展」を鑑賞してきました。三菱1号館美術館はほんとに久々の来館でした。今回は最終日に近かったのでかなり混みました。どこの美術館でも最終日近くになれば混むのですが、特にこの美術館はそのような傾向があるようですね。ジャン=フランソワ・ミレー生誕200年記念は内容も充実していました。ボストン美術館所蔵の三大ミレーの初来日だけあって人気なのも分かります。読書家でローマ古典シェークスピァが好きだったミレーは19歳の時に国立美術学校で学び主に肖像画が多いですね。クロード・モネとフランス画家による64点のなかには私の好きなコローの作品も何点か展示されていました。
三大ミレーの作品①種をまく人②刈り入れ人たちの休息③羊飼いの娘
フランスのノルマンディの格式ある農家で生まれ育ったという環境がこのように逞しく働く農民や自然な風景が描けたのでしょうね。選りすぐりのミレーの作品25点とコロー、ディアズ、ルソーなどミレーの影響を受けたバルビソン派の画家総点数64点は見応えがあってミレーの絵の中のノルマンディの田園風景にもどっぷりと浸ることができて有意義な日でした。来月は東京都美術館で「新印象派展」を予定しています。絵画の中に見え隠れするその当時の歴史と風景・人物に思いを重ねて見るときの楽しさがいいですね。
館内のレストランでの「ミレー展」にあわせたランチも楽しみのひとつです♪
Lunch
ノルマンディの大地の恵みランチ
ミレーの生まれの故郷に思いを馳せて
バルビゾンの散歩道
黒トリュフとチョコレートのムースにカシスのアイス後がしたチョコレートと併せて
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