レノンの店の始まり３

英語表現で仕事が成功するとLight time light place! なんて言うが、僕の若い決断でとうとうコーヒーショップ　レノンの店は開店当日を迎えた。
けっこう若者達は工事中の時から、何ができるのかな～？と言う感じで注目していたのだろう。何の宣伝も、オープニングパーティも無しで、初日からお客さんが入りきれず列をなす、大ヒットとなった。僕はカウンターの中で、次から次にくるオーダーで目がまわり、見かねたカウンターに座ったお客さんからサイフォンコーヒーの造り方を逆に教えてもらうような状態だった。とにかく当日の思いでは、開店時からハッと気づいたらもう終わってたという記憶しかない。結局最初の２年全く休み無しで働き銀行から借りてたお金を全部返してしまった。写真は僕がこだわった一つの電話器で公衆電話器をどうしても置きたくなくて、真ん中にジョンの写真をいれたアンチックスタイルの電話器を設置した。