風になって

大好きな風になって日本だけでなく世界各国にも行って見たい。大好きな風になっていろんな人に出会ってみたいのです。

 寝苦しい夜に、風鈴の音は流れて。

2007年06月29日 | 随想

 
夕べは蒸し暑くなかなか寝付けませんでした。
風だけは吹いているようで、
ふと思い立って風鈴をベランダに吊るしました。
韓国旅行で、山深いお寺で買ったものです。
音に拘って選んだ風鈴でした。
もっと澄んだ音だと思ったのだけれど。

その音を聞きながら、
「なぜ日本人は劣化したか」(香山リカ著 講談社現代新書)を読み終えました。

活字の劣化、モラルの劣化、生きる力の劣化、社会の劣化、寛容の劣化
人間の精神の中にまで入り込んでしまった劣化。
考えられないような事件が続発している今が、
根深い「劣化」によるものだと著者は言います。
解決の道は まず 病識(その病気だと意識)を持つことから始まるとありました。

確かに、日本は国そのもの組織も そしてその中で育ち、生きてきた人の心も
劣化しつつあるのだと、そう認めざるを得ないと思いました。

だからこそ、親が子を殺し、子が親を殺す。
貧困が拡大されているのに、それらに対する無関心どころか冷淡さ。
寛容さの劣化が、厳罰と監視を生んでいる。
進行する排除型社会。
著者はこの劣化がおきた時を 新自由主義が力を得た時だと分析しています。

この劣化は、政治の世界も例外ではないようです。

病識を確かなものにしていくためには・・・・
蒸し暑い夜はますます寝苦しい夜になりました。

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礼文の花々に出会って その2 (今日の写真 294 礼文敦盛草など)

2007年06月27日 | 旅の記
 私は気がつきました。礼文・利尻の花々を整理しながら。
こんなことをしていたら、何時になっても礼文・利尻シリーズは終わらないことを。本になりそうなくらいあるのです。
それで方針転換、思い切って主な花だけにすることにします。
後はいずれスライドショーにでもしてご覧いただこうと考えたのです。

礼文で紹介しておきたい花のいくつかを。


これはシラゲキクバクワガタ 白毛菊葉鍬形 字を見ると花の名前の由来がわかるでしょうか。




ちょっと心配なところもありますが、レブンハナシノブ だと思います。





エゾエンゴサク 蝦夷延胡索
淡い水色がなんともロマンティックで




これぞ礼文島の代表的花、礼文にしか咲いていないという
レブンアツモリソウ(礼文敦盛草)です。
保護されたこんもりとした丘にやっと咲いていました。
淡い黄色、卵のようなふくらみを持っていました。




アップするとこんな姿でした。
とても繁殖力が弱いのだそうです。
滅んでいった平家にも似たはかなさです。




これも代表的なレブンウスユキソウ(礼文薄雪草)
アップにするとどこか幻想的な雰囲気を漂わせています。





翌朝、朝霧の晴れる間もない頃、岬めぐりに出かけました。
朝霧でしょうか、それとも海霧でしょうか。
露を結んだ花たちとの出会いを後に、利尻島に向かったのでした。

蜘蛛の糸につながれて、ミヤマオダマキ(深山苧環)



露を纏うシャクの花
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礼文の花々に出あって その1(今日の写真293 礼文の花)

2007年06月18日 | 旅の記
礼文島で迎えた朝、朝食もそこそこに林道散策に。
自然を愛する若者の「花ガイドさん」同行です。

丘陵を歩き始めて最初に迎えてくれたのがこのハクサンチドリ(白山千鳥)でした。



葉が舞い上がる鶴のようだというのでマイヅルソウ(舞鶴草)
可憐な白い花でした。


これは礼文の代表的な花の一つ、レブンコザクラ(礼文小桜)。花丈十数センチ。



初めて聞く花でした。オオバナノエンレイソウ(大花延齢草)なかなかおめでたい名前ですね。


オオバナノエンレイソウ(大花延齢草)のアップ、小さな花をアップで撮るのは難しいことでした。踏み込んで撮ることは出来ませんから。



これも初めて聞きました。キジムシロ(雉筵) 由来を調べると面白そうですが・・・。黄色い花もいろいろ見られました。


高山の花として有名なハクサンイチゲ(白山一華)の仲間です。エゾノハクサンイチゲ(蝦夷白山一華)花が纏まってあるので華やかに見えました。


このパートの最後は、ガイドさんも歓声を上げたリンドウ(竜胆)です。
5センチ前後の小さな花、よく見つけられました。
この一株だけです、見かけたのは。
色の美しさ!!思わず手がふるえました。


高山の花は小さくて、あまり群生していませんでしたので
写真にすると見たときの感激をうまく伝えられ無い様な気がしています。
歩いていく人たちと共に写真を撮るのも大変でした。
とにかく次々と花が現れるのですから。

お好きな方は是非お出かけください。

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感激の礼文・利尻への旅 1 宗谷岬まで (今日の写真292 オロロンラインに沿って)

2007年06月15日 | 旅の記
 長年の想いがかなって、礼文・利尻を訪れることが出来ました。
稀有な好天に恵まれて、花々にも、景色にもめぐり合えて素敵な旅になりました。

1日目:新千歳空港ーー留萌ーー日本海オロロンラインにて)ーーサロベツ原生花園ーー宗谷岬ーーノシャップ岬ーー稚内泊

2日目:稚内港ーー礼文・香深(かふか)ーー礼文林道ーーレブンアツモリソウ群生地ーースコトン岬ーー澄海(すかい)岬ーー礼文にて宿泊

3日目:礼文・桃台、元地海岸、--香深港ーー利尻の沓形港ーー鴛泊(おしどまり)ーー車で利尻富士の周囲を一周(姫沼ーオオトマリ沼ー仙法志御崎公園ー沓形岬公園)ーー利尻港近くに宿泊

4日目:利尻鴛泊港ーー稚内港ーー稚内公園ーーあとひたすら新千歳空港へ
こんな行程でしたので、これに沿って目に付いたものを載せていくことにします。



まず目に入ってきた花がこのルピナスでした。



印象的な光景、風力発電の風車が多く見られたことです。
ちょっとアニメに出てくるようなメルヘンティックな雰囲気がありました。




高速道路、ついで日本海オロロンラインをひたすら走り続けてサロベツ原生花園へ。一見 ただのだだ広い草原に見えました。



よーく見ると猩猩袴(しょうじょうばかま)、ワタスゲの花が咲いていました。原生花園というのはちょっと苦しいかなと・・・。



放牧中の牛の群れが次々と見え




緑に映える黄色い花は、外来種の西洋タンポポでした。どこででも とても元気でした。





日本の最北端の地、宗谷岬には 記念のモニュメントがあり記念撮影の地でもありました。
さらに有名な間宮林蔵の碑が 海をバックに映えていました。
彼が見ていたのは樺太だったのでしょうか?



この日の最後はノシャップ岬。納沙布ではありません。
辺境の漁村と言った風情です。

ここから稚内に行き、宿泊。
明日はいよいよ礼文です。

この日、1日で北海道の南北を2/3ほど 走りぬけたことになります。
時間にしてほぼ10時間です。
朝6時過ぎのフライトでしたから睡眠不足解消の行程であったような・・・。





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さてこの動物はなんでしょか?(今日の写真291 狸?)

2007年06月13日 | 生き物
 礼文・利尻の写真はなかなかアップにいたりません。
たくさん撮りすぎて・・・。
それに実は今日からサークルの写真展。
こちらの準備にも追われていたものですから。

というわけで、選択やら構成の必要がない話題をひとつ。

この動物は何でしょう。
今回で2度目の対面です。
最初は裏庭で。
猫たちが緊張して裏の草原(くさはら)から引き返してきました。
何事かと思っていましたら、
まるで人が草を踏んでくるような音が聞こえます。
うん?と思って覗いたら、いました。この動物が。
姿を隠すわけでもなく、しばしお見合い。
手招きしたのですが、草原に消えていきました。

今回は2階の窓を開けたら、視線が合ったのです。
今回はカメラを取りにって、このように写せました。

犬には見えないので、狸かしらと?
どなたかおわかりの方、おしえてください。
それともやっぱり犬かしら?












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帰ってまいりました

2007年06月10日 | 随想
 長年の夢だった利尻・礼文への旅から
無事帰ってまいりました。

出かける前に テレビで見た天気予報は毎日雷雨。
天気予報なんて当てにならないと言い聞かせて行って来ました。

私の思いが通じたのでしょうか、
奇跡的なタイミングで好天にめぐり合いました。
礼文あつもりそうを初めとして
たくさんの花々に歓声をあげながら 島を巡ってきました。

寒さを予測してもっていった防寒具は
リュックの奥にしまいこまれたまま。
逆に、厚着のせいで汗をかいてしまいました。
その前日はまさに雷雨と冬の寒さだったそうです。

どんな写真が撮れているか
これからチェックが始まります。
私も早く見てみたいのです。


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旅をしてきます (今日の写真 290 うつぎ)

2007年06月05日 | 季節とともに
最近、とても好きだった梅花うつぎを手に入れました。
昨年のブログにも登場しましたが、我が家にあるのは箱根うつぎ。
同僚から「梅花うつぎ」といっていただいたのに 箱根うつぎだったのです。

それからもう10年以上。
梅花うつぎへの愛着はいつも胸の中に。
先日、神代植物園で見つけて やっと手に入れました。
機会あるごとに眺めては いい花・・・とうっとりしています。

















 今夜から出かけます。
旅というほどのゆっくりしたものではないのですが
こちらも念願だった礼文・利尻です。
もう10年近く、パンフレットを眺めては見送ってきたところです。
足回りにはまだ不安はありますが、体調は落ち着いてきましたので
思い切って出かけることにしました。

どんな花が どんな風に咲いているのか
わくわくドキドキしながら出かけます。
カメラを持っての旅、大丈夫かしらとそちらもドキドキです。
いい写真が撮れるといいのですが・・・。
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