週刊新潮が小保方晴子を直撃取材した時に小保方晴子が「大きな力が働いている」と言ったが、何だったのか。4月の会見で次のような回答があった。
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Q 最終報告の前に「大きな力が働いている」というコメントが報道された。最終報告では「憤り」だったのに、今回は「申し訳ない」と。この1週間で心境の変化は?
小保方 不服申し立てのコメントは、先生方が同席している中で、私があまりにも落ち込んでいるので、強い気持ちを表明するためのお手伝いを先生方がした。私はずっとあまりにも落ち込んだ状態だった。
Q 「大きな力」とは?
小保方 論文発表以降、予期しない出来事が次々と起き、私の力では何一つできないような、本当に大きな力に翻弄(ほんろう)された毎日を送っていた。そのような気持ちが出た。記者さんに突然囲まれ、気持ちが動揺してしまった。
(毎日新聞 2014年4月9日から引用)
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私は「大きな力」とは、世間が小保方晴子を捏造犯と決めつけてしまって、理研も小保方一人に責任を擦り付けて逃げ切ろうとしていて、自分一人がどんなに不正をやっていないと主張しても無理やり極悪な捏造犯にされてしまう巨大な力を意味していたのかと思った。四面楚歌状態。現実にそうだ。そんな大きな力のせいで無実の自分が極悪な捏造犯に仕立て上げられようとしているといいたかったのかもしれない。
私は本当に無実なら、小保方晴子はもっと説得力のある説明ができ、それである程度自分で何とかできたと思う。会見でもそうだったが、「STAP細胞はあります。200回以上作製できた。」と涙ながらに情緒的に訴えるだけで、科学的根拠を一切言わなかった。基本的に科学をやってるので、それではだめだ。逆に言えば正しい研究を行って科学的根拠に基づいて公表していれば、十分説得できたと思う。本来論文著者はそれをやらないといけない。
そういうことが全然できなかったのは、STAP細胞論文が虚構で合理的説明がほとんどできない事や小保方晴子の能力が大幅に不足していた事が原因だ。
小保方のSTAP細胞再現の期限が近い。どう弁明をするつもりだろう?