世界変動展望

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不正の悪質さの程度、訂正、撤回の必要性

2015-01-16 19:35:15 | 社会

大量疑義事件でいろいろ疑義が指摘されているが、不正といっても悪質なものからそうでないものまでいろいろある。一番悪質なのはSTAP事件やディオバン事件のように有利な成果をでっち上げた場合。一方で少しコントラストや明るさをいじっただけとかそういう不正もある。実験やシミュレーションをやるのがめんどくさいから近い結果と思われるデータを流用したとか見栄えや質をよく見せかけるために流用するという事もある。

論文やデータの正当性を維持できるかは不正認定とは別問題で生データや実験ノートがないなら再実験等をして訂正し、再現性が得られなければ論文を撤回しなければならない。大部分の不正は認められないと思うが、そういう事は最低でも必ずやってほしい。