世界変動展望

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中国の学術界は腐敗しているのか?

2017-04-26 00:00:00 | 社会

中国の107報の論文が査読欺瞞で撤回された前に中国人の学位取り消しが多い事を紹介した事がある博士の審査前にコピペを調べる業者に調べてもらって通過したものだけを審査する事があり、そういうサービスがビジネスとして成り立つほど中国では盗用学位論文が多いという推測がある学術論文がスーパーのようによりどりみどりで、売買されているという報道もある

前にも中国の論文の査読欺瞞による大量撤回が報じられた。

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今年3月、英国出版社は43件の論文を撤回。うち中国のが41件だった。さらに8月にはドイツの学術誌が64件の論文を撤回し、大部分が中国のものだった。10月には「ランセット」「セル」といった学術誌を発行している国際的な出版社「エルゼビア」が9件の論文を撤回。全て中国のものだった。論文撤回の理由についてこれらの出版社は、「第3者機関の評価に不正があった」と述べている。

なぜ中国の論文が相次ぎ撤回されるのか、中国の関連機関は、代筆や同業者による評価などで不正が横行していると明らかにした。

同業者による評価は論文掲載の重要な判断基準になるが、中国の関連機関の調査によると、中国の論文では第3者機関が偽りの評価を提供していることが判明。論文に対して肯定的な評価を行い、関連の資料と共に学術誌に投稿しているという。撤回された論文の大多数ではこうした不正が見られ、中には論文の執筆代行を行う不正も確認された。中国の関連機関はこうした不正の取り締まりを強化し、関連の規定にのっとり処理するとしている。

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レコードチャイナ 2015.11.14)

ロシアの学術界は腐敗しているが、中国の学術界も腐敗しているのかもしれない。