問題
2010 ! = 1×2×・・・×2010 の末尾に0がいくつつくか?
解答
末尾につく0の個数は、2010 !において 「×10 = ×2 ×5」の要素の個数と同じである。また、2010 !において「×2」の要素は「× 5」の要素よりずっと多いから、末尾につく0の個数は2010 ! を素因数分解したときの5の指数部分に等しい。
従って、求める個数は、ガウス記号を[ ]とすると、
[2010/5] + [2010/52] + [2010/53] + [2010/54] = 501 個 ・・・ (答)
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この問題は「1×2×3×・・・×27 0のつく個数」というキーワードで本ブログに訪問した方がいたので、とりあげた。
小学校2年生で習う九九の表をみると、末尾に0がつくのは常に「5×偶数」の場合だけだということに気がつくと、本問は「×10 = ×2 ×5 の個数」 ⇔ 「×5の個数」を求めればよいことになる。
2010 ! の5の指数部分を求める方法の解説は参考[1]を見てほしい。
参考
[1]世界変動展望 著者:"1000!は3で何回割り切れるか?" 世界変動展望 2009.3.27
用語
[1]ガウス記号:その数を超えない最大の整数を表す記号[ ]。例えば [3.14]=3, [‐0.23]=‐1 goo国語辞典より