私がすごく勇気をもらった言葉です。
「周りから見たら、失敗ばかりしているように見えるかもしれないけど、そこから彼らなりに何かを学んで、順調に成長している。」
少年院で犯罪を犯してしまった少年達に更生の指導をしている法務教官の武藤杜夫さんが、自分の経験から学んだこの言葉などで、短期間で更生のめざましい実績をあげます。
彼自身が中学校から管理システムに反抗して学校にほとんど通わず、ボクシングジムに入り浸り、全国を放浪の旅に出て、ホームレスの少年同然の生活を送っていたと言います。
そして彼がなんとか高校を卒業して、沖縄の旅館で働いている時にいろいろな国の人達から、人に迷惑をかけなければ自由に生きていいんだと彼らの姿から学びます。
そうして大人になった彼は過去の自分と似た犯罪など道を踏み外してしまった子供達に、叱らずに再犯してしまった少年にも、「お前、生きてて偉かったぞ。」と言います。
そして彼らの一見マイナスの経歴などを含めて否定せずに、そこから学ぶ様に励まして、更生させていくことに感動して勇気をもらいました。
私も仕事や生活でなかなかちゃんとやれずにミスが多いですが、自分自身を否定せずに毎回自分なりに考えてその失敗から学んで、少しずつ改善してきて、生活も仕事もなんとか頑張っています。
また私も(必要以上に)迷惑をかけない限りで、もっと自由に生きていいかと思いますし、日本社会はどうも失敗に非寛容ですが誤答力という言葉もあるし、たくさん失敗してそこにめげずに、失敗から自分なりに学び成長したいです。