ナイトサファリの入り口に行くと,日本人パックツアーらしき人たちがいた.
シンガポールの現地案内人がツアー客の日本語トラムの予約をして,人数分
シールを貰っていたので,そこに並べばよいのだなぁと思いならんだ.
で,うけつけのインド系の兄ちゃんに日本語トラムを予約したい旨,
身振り手振りで伝えたが,どうも通じない.
どうも,日本語トラムのチケットはここでは買えないといっているようで,
チケット売り場へ行けといっているようだ.
で,チケット売り場に行ってみた.
まだ開いていない.インド系のお姉ちゃんがいたので,いつ開くんだと聞いてみたが,
19時にならないと開かないようなことを言っている.
うへぇ.まだ1時間待つじゃん.仕方が無いので,チケット売り場の近くのベンチで待つことにした.
で,しばし人間ウォッチ.
自分の左隣のベンチに白髪のインド系夫妻が座った.50歳くらいだろうか.
どちらも怖い顔.インド系の人は何で年取ると怖い顔になるのかなぁ.
その旦那さんの携帯電話が鳴った.これがピコピコ音なんだけど,インド風の音色で面白い.
すると今度は右手からインド系家族(お婆ちゃん,お父ちゃん,お母ちゃん,娘ちゃん)がやってきた.
ここで注目は,お母ちゃんが公文のカバンをしょっていた点.
KUMONのロゴ(Oの字が顔になっているやつ)だったので,間違いなくあの公文.
シンガポールにもあるんだなぁとちょっと関心.
娘ちゃんは小学校2年生くらいかな.ちょっと小太り.お父ちゃんにアイスクリームをねだって
買ってもらっていた.
で,ぺろぺろ食べてたんだけど,アイスがぽろっと落っこちちゃって半べそ.
家の子らと似たようなことしてるなぁと,ちょっとにやけてしまいました.
しばらくすると,右手からインド系カップル2組がやってきた.
両カップル男女とも美男美女で,背が高くて手足が長くて,まぁ,ちょっと感動.
で,写真を写してくれ言っているようなので,写してあげた.
「ニーっとして」みたいに,こちらが笑顔を向けると,了解したのか,これでもか?といった笑顔を決めてきた.
で,ぱちりと写してみた.デジカメだったので,OKか?見たいに問い掛けたら,OKといって手を振って歩いていった.
ドヤドヤと日本人ツアー客の団体さんがやってきた.
中国系の案内人のおばちゃんが,ここで食事ができるので,時間までに食事とトイレを済ませてとか,ここから離れると
迷子になるよとかいろいろ,小うるさくしゃべっていた.
一人の自分は気楽なモノ.迷子になんかならないのになぁとか思ってみていた.でも,ツアーとかで来ていたら,
何の疑いもなく案内人の言うことを信じてるんだろうなぁ.
18時50分ではあるが,チケットカウンターへの通路には人が集まり始めたので,自分も並ぶことにした.
と,ダダダと小走りに走ってきた3人(二十歳くらいの兄ちゃん2人とおばちゃん1人)に抜かされて,ちょっとビックリした.
3人組の一人の兄ちゃんが持っているガイドブックをちらっとのぞくと,ハングル文字だったので,
多分韓国の人たちだろう.
この兄ちゃん達,ヨン様風のサングラスをしてたんだけど,全然似合ってなくて,ちょっと笑える感じ.
日本でも,観光地に行くとこんな光景あるなぁとか思ってしみじみ.
19時を5分くらい過ぎてようやくチケット売り場オープン.
これじゃ19時30分からの日本語トラムには間に合わないかも.
売り場でチケットを買って,売り場の右手の入園口に行って,トラムを予約しろとおばちゃんが言っているようなので,
それに従う.
日本語トラムの受付のインド系兄ちゃんは,日本語が通じたので,19時30分からのトラムを予約したいんだけどといったら,
やっぱり空きが無くて19時40分からのやつになった.
19時30分のやつは,ツアー客でいっぱいのようだ.
時間までは,まだ少しあるので,フィッシングキャットトレイルなる散歩道?に向かった.
ここで特筆すべきは,レッドデータアニマルのインドガビアル(ワニです)を見れたこと.
このワニ,口が細長くて変わってました.
ワニ皮目的で乱獲されて希少種となってしまったようです.残念.
ナイトサファリではこのような希少種の繁殖に成功しているとのことだけれど,
このワニはどうなのかは判りませんでした.
さて,19時30分だ.そろそろ,トラムの方に行かないと乗り遅れてしまう.