終戦60年だからなのか,今年は戦争映画がいくつか公開される。なかでも,6億円もかけて実寸大のセットを作って撮影されている『男たちの大和/YAMATO』は様々な意味で存在感がある。なにせ,中国の新聞が「日本が戦艦大和を再び建造して戦争を始める」みたいな記事を掲載するぐらいである。
いうまでもなく,戦艦大和は,日本が建造した世界最大の戦艦。全長263m満載重量72800t最高速51km主砲46cmと当時の日本の技術を結集して建造された。ただ,時代は大艦巨砲主義から航空機による機動戦に移り変わっており(日本海軍自体が真珠湾でその扉を開いたのだが),太平洋戦争では特段の活躍をせず,昭和20年4月6日菊水作戦により沖縄を目指し出撃,翌7日,アメリカ機動部隊の空襲を受け,約3000名の乗員とともに東シナ海に没した。
今回の『男たちの大和/YAMATO』は,「生存者と遺族への膨大な取材によって完成された傑作ドキュメント」とされる辺見じゅん著『男たちの大和』を原作として,日本映画界のある意味鬼才である角川春樹氏がプロデュースする映画。反町隆史や中村獅童が出演するという豪勢な,その面でもお金のかかってそうな映画である。
公開は12月とのことで,今から楽しみだ。
ただ,気になることが1つ。実寸大の大和のセットが撮影終了後も残されるか不明なことだ。どうせなら,横須賀の三笠公園のように,記念施設として残して欲しい。大和は,日本の技術開発史の象徴としても,また,戦没者追悼の象徴としても,大きな意義がある船であると思う。まあ,もちろん地元には観光資源にもなるし,平和教育の一環としても利用できると思う。
ぜひ,記念施設として残して欲しい。
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いうまでもなく,戦艦大和は,日本が建造した世界最大の戦艦。全長263m満載重量72800t最高速51km主砲46cmと当時の日本の技術を結集して建造された。ただ,時代は大艦巨砲主義から航空機による機動戦に移り変わっており(日本海軍自体が真珠湾でその扉を開いたのだが),太平洋戦争では特段の活躍をせず,昭和20年4月6日菊水作戦により沖縄を目指し出撃,翌7日,アメリカ機動部隊の空襲を受け,約3000名の乗員とともに東シナ海に没した。
今回の『男たちの大和/YAMATO』は,「生存者と遺族への膨大な取材によって完成された傑作ドキュメント」とされる辺見じゅん著『男たちの大和』を原作として,日本映画界のある意味鬼才である角川春樹氏がプロデュースする映画。反町隆史や中村獅童が出演するという豪勢な,その面でもお金のかかってそうな映画である。
公開は12月とのことで,今から楽しみだ。
ただ,気になることが1つ。実寸大の大和のセットが撮影終了後も残されるか不明なことだ。どうせなら,横須賀の三笠公園のように,記念施設として残して欲しい。大和は,日本の技術開発史の象徴としても,また,戦没者追悼の象徴としても,大きな意義がある船であると思う。まあ,もちろん地元には観光資源にもなるし,平和教育の一環としても利用できると思う。
ぜひ,記念施設として残して欲しい。
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≪中国新聞≫に掲載されてました
TBしました。
(安頓)さん,写真拝見しました。セットと理解してはいるものの,やはりその巨大さに驚きます。ふと気になったのは,船体の色はあれでよいんでしょうか?
白黒の写真しか残っていませんから実際はどうだったのでしょう。