購入してからずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと積んでいたRoutes PEをようやくプレイ開始。
発売は2007/1/25、購入したのはその半年後、プレイ開始は更にその半年後・・・。
長かったなぁ・・・。
同社のわれものやToHeart2と比べたら殆ど無名に近い印象のある本作。
発売前も発売後も特に盛り上がることなく、気づいたら出ていた・・・って感じでした。
確かに認知度はそんなに高くないでしょうし、派手さにも欠けますが、それでも個人的には名作だと思ってます。
誤解を恐れずに言うなら、この作品の醍醐味はB級映画っぽい点につきます。
だから傑作じゃなくて名作。
多分やった人なら分かってくれるんじゃないかなぁ・・・。
で、このPS2版ですが、かなり大当たり。
音声追加をウリにした移植作品って、コケるパターンが結構多いように記憶しているので、不安は結構ありました。
更にかなり思い入れのある作品なので、既存のイメージとのギャップに上手くなじめるか不安だったんですが、完全に杞憂でした。
音声の偉大さを噛み締めています。
声付くだけでここまでキャラクターが生きるんだなぁ、と。
特に感動したのが和田を初めとした野郎キャラ。
エディしかり醍醐しかり。
やっぱ野郎キャラが立ってるゲームはいいなぁ。
で、ヒロインらの方も声が合い過ぎてて違和感ゼロ。
特に皐月とゆかり(登場人物紹介はこちら)。
ちなみに釘宮理恵さんの声を意識して聴くのは本作が初めてだったり。
あー、皐月にピッタリだ。
新キャラの文月のルートもプレイしたのですが、既存シナリオに破綻・矛盾をきたさないように上手くまとめられていたように感じました。
特に既存ルートで物足りなかった学園(日常)パートの補完的な色が強く、終始笑って楽しめました。
少なくとも移植追加キャラに良くある“要らない子”にはなってなかったと思いますし。
うん、良きかな良きかな。
クリアしたのは、皐月、七海、文月で、現在ゆかりルートの後半戦。
残るが、リサ、夕菜とゴニョゴニョ。
まだ先は長そうだ。
PC版からの変更点についても少し。
大きいのは先述の通り、音声追加と新キャラ(文月)の追加。
それ以外の部分は、
1.主題歌が変わってます。
OP曲がRoutesからRemote Viewing(奥井雅美)に変更、OPも新規アニメになってます。
新規アニメはそこそこ。でも曲はRoutesの方が好み。
ED曲は変更なしでした。
この曲は要所要所でイントロが使われるから変えられたらちょっと・・・。
他の曲はまだ確認できてません。
2.Hシーンが消えてます。
PS2移植だから当たり前。
特にゆかりシナリオがどうなるのか気になってたんですが・・・醍醐隊長、アンタそれで満足か?
3.皐月が可愛くなってます。
是非、この絵で全部書き直して欲しかった・・・。
こんなもんですかね。
まだ途中なのでなんともいえない部分もあるんですが、概ねPC版(DVD版)準拠です。
後はアレだな。
PC版での恒例のオマケルートも収録されているのかどうか。
あるとしたらそれが声付きなのかどうか。
カットされてそうな気もするけど、果たして・・・。
最後に1点。
コトブキヤさーん、以前発売したレジンキットの皐月、PVC化してくれませんかー?
というか、もうRoutesのフィギュアなんか出ないだろうし・・・。
更に言うならコトブキヤ以外に絶対期待できないし。
やはりネームバリューの差か・・・。