コトブキヤのシャイニング・ウインドシリーズ第2弾、ゼクティ・アインです。
見本写真を見て即座に予約して、クララクランの出来の良さに更に期待が大きくなって、さてどうなることやらと思ってたんですが、中々に良い感じです。
見本からの劣化も無く、コトブキヤのネックの肌色も問題無く。
このシリーズはこの安定度を保ってほしいところです。
定価は¥6,090。
クララクランと同価格のはずなのにこのボリューム差は何だろう・・・?
以下詳細です。
髪をかき上げる仕草が自然に決まっています。
ポーズとしては大きな動きでは無いんですが、髪の動きと服の情報量とで殆ど気になりません。
頭上のラッシィがまたなんとも。
造形は特にダルい部分も無く、何ら問題ない出来。
肌色はクララクランと同様に問題なく、他の部分含めて塗装面では問題ありませんでした。
あと、パッケージの色合いから考えると、ベースプレートの色は緑じゃないの?
見る角度を限定せず、どの方向から見ても問題ありません。
髪がいい表情付けになってます。
ゼクティのキリッとした表情と、ラッシィの気の抜けた表情のギャップが・・・。
アホ毛が少し主張強すぎな気がします。
このフィギュアでの最大の不満かも。
髪のディテールは細かく、流れるかのような動き。
全体の表情付けに大きな役割を果たしてます。
顔の方も文句無く、良く出来てます。
前髪はもう少し頑張って欲しかったかな。
あとはアホ毛の生え際か。
なんか角みたいなんだよなぁ・・・。
胸。
中央の紐の部分が設定通りでないのが減点。
ここがちゃんと抜ければ印象変わると思うんだけどな。
腰とかヘソとか。
スカートも作りが細かい。
実物だと腰周りのグラデーションはもう少し強め。
手首は指の爪のディテールが入ってます。
残念ながら塗装はされてません。
後ろから。
スカートが短いので、水平以下のアングルで簡単に見えてしまいます。
右はフツーにローアングルですけど。
絶対領域とかブーツとか。
太ももの肉感はそこそこ。ニーソは透け塗装無しです。
あと、ベースとは裏からネジ止めされてます。
ラッシィ無し。
個人的には無い方が好きかも。
頭の羽飾りが隠れてしまうのは惜しいよなぁ。
しかし、この状態の方がアホ毛の違和感は大きいかも。
羽飾りはしっかりと作りこまれています。
尖った耳と羽飾りとアホ毛の配置が良くバランス取れてます。
この髪の出来は秀逸だと思う。
未確認浮遊生物ラッシィ。
ゼクティの頭には乗っているだけで、固定はされません。
しかし、コイツもユルイ顔してるなぁ。
全高は4cm弱と耳(?)の分高さがあります。
しかし、後方や側面から見ると何がなにやら。
スカートは着脱可。
内側は塗装されてません。
なんかこれはコトブキヤの標準になってるよなぁ。
ということで、キャストオフ。
脱げるから脱がしたけど、脱がす必要性を感じません。
しかし、見えない腰周りは結構しっかりしてます。
パンツも力入ってるし・・・。
なお、分割線はパンツの上のラインです。
寸法比較。
ラッシィを含むと21.5cm、ゼクティのみで20.5cmです。
標準的な1/8サイズですね。
先発のクララクランと。
やはりシリーズそろえて並べたくなるものです。
しかし、これが同じ値段・・・?
わかるような、わからんような・・・。
まとめ
特に致命的な問題もなく、よく出来ていると思います。
期待を裏切らない出来だったと言えるんじゃないでしょうか。
特に髪。
やはり靡く長髪は立体栄えしますね。
不満としてはアホ毛が主張強すぎるのと、胸元の抜き。
アホ毛はもう少し細い違和感は減るんじゃないかと。
胸元は立体的になって、肌色が加わって印象変わると思うんですけどね。
両方とも細かい部分ですけど、全体の完成度が高いとどうしても気になってくるんだよなぁ。
このシリーズはまだシーナやらクレハやら続くみたいですが、今後はどうしようかなぁ。
シーナは今月のようですけど、・・・キツイなぁ。
揃えたいとは思うんだけど、ね。
以上、ゼクティ・アインでした。