なんとなく、テキトーに。

やりたい事を、やりたい時に、やりたいように

もってけ。

2007-07-06 16:40:01 | 音楽
発売から1ヶ月以上経って、ようやくまともにもってけ!セーラー服を聞いてみた。
自分は、一部で物凄い勢いで盛り上がってるのを横目で見ながら、正直『フーン、ナニソレ』な状態でした。
で、まぁ話題になるくらいなのだから何か突出した部分があるんだろう、ってことでまずはショートサイズを視聴。
第一印象はかしましいでした。
聴いていてなんか賑やかを通り越して煩いというか、そんな感じで。
ということで一旦CDはスルー。
でも物凄い数売れてるんですね。
既に12万枚超えてるし・・・。

で、スルーしてしばらく経ったある日、歌詞を通して見る機会があったので見てみました。
畑亜貴さんのセンスに脱帽。
いや、やっぱ凄いわこの人。
こーゆう歌詞も書けるんだなぁ、と。
もともとらき☆すた自体に興味は無く、この曲に関しても作詞:畑亜貴 作曲:神前暁という部分で興味が沸いたのも事実。
この曲に対して少し興味が沸きました。

で、今度はフルサイズで聴く機会があったので通して何回か聴いてみた。
結論:CDはイラネ。
金払って聴きたいとは思わなかったなー。
通して聴いてみてもやはりかしましい
ラップの部分以外は好きなんですけどね・・・。



で、ここから先はちょっとチラシの裏にでも書くようなしょーもない長文。


この曲を聴いてみて、
騒ぎ立てるほどのものか分からない。
なぜこんなにも売れているのか分からない。

・・・というのが正直な感想。

ただ、確信を持ってこれだけは言える。
一般受けはしないと。
クセが強すぎて聴く人を選ぶと言えばいいんでしょうか。
分かる人にしか分からない曲、って感じかな。
そういう曲は確かに多く存在しているけれど、そこで『こういうものなんだから別にいいじゃん』と完結するのは何か違う気がする。
それは音楽に限らず、全ての創作物に関して。

本当に良いものっていうのは、何も知らない人が見ても(聴いても)凄いって思えるものだと思う。
前情報、予備知識が無くても感動できるもの、驚嘆できるもの、それが本当に良いものだと自分は思ってます。

これが工業製品などであると、性能を数値で定量的に評価できるので分かり易い部分もあるんですが、定量的に評価できない部分(例えば使い勝手、デザインなど)も重要な要素として存在しているので、まぁ、結局全てを定量的に評価するっていうのはかなり困難な話です。

で、厄介なことに芸術分野のモノ(上の例でいくとデザイン)は定量的な評価はできないから、どうしても数字として分かり易い“売上”で測ることが多いんですよね。
しかし、“売れている=良い”っていうのは必ずしも言えることではなく。
更に言うなら“良い”ってのもあくまで『多くの人が良いと思っている』だけで自分にそれが当てはまるとも限らないことも多く。
結局、感性の問題になってしまい、もっと言ってしまえば『好き』か『嫌い』かということに。

結局のところ何が言いたいかというと、
自分で判断してモノを買ってるのか?と。
売上げとかの数字に騙されてないか?
周りの評価を鵜呑みにしてるんじゃないのか?

そんなことばっかり思ってしまうわけで。

つまり、今回の件に関して言えば、周りに踊らされてるんじゃないのか?ということ。
今売れている12万枚のうち、どれだけの枚数が本当に曲を欲して買われていった枚数なのか、というのが疑問でなりません。
売れている → じゃあ良いのかな → 買ってみるか → (無限ループ)って感じになってるんじゃないかと。
これ、今回のCDだけに限った話じゃなくて。
流行モノ全部そうなんじゃないかって気がしてならないんですよね・・・。

このCD、売上げの内訳(店舗ごとの枚数、購入年齢層)が少し気になるなぁ。
なんとなくどんな正規分布になるか想像できるけど、さ。


なんか、不思議でしょうがないんですよ。
なんでこんなに売れてるのか。


以上、どうでもいいチラシの裏。