セピア色の映画手帳

古い映画を中心に

映画日記 2018年その7

2018-08-20 22:37:05 | 映画日記/映画雑記
 「ゾンビ」(「Dawn of the Dead」/「Zombie」、1978年、米・伊)
   監督 ジョージ・A・ロメロ
   脚本 ジョージ・A・ロメロ
   撮影 トム・サヴィーニ
   音楽 コブリン
   出演 デイヴィッド・エンゲ
       ケン・フォーレ
       スコット・H・ラインガー
       ゲイラン・ロス

    H30.8.13
    DVD

 「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」(「Night of the Living Dead」、1968年、米)
   監督 ジョージ・A・ロメロ
   原案 ジョージ・A・ロメロ
   脚本 ジョン・A・ルッソ
   撮影 ジョージ・A・ロメロ
   音楽 ウィリアム・ルース  フレッド・シュタイナー
   出演 デュアン・ジョーンズ
       ジュディス・オーディア
       カール・ハードマン  キース・ウェイン

    H30.8.19
    DVD  

 ホラー系は怖がりなので殆ど門外漢、なので、詳しい方には、今更だったり、的外れになると思います。
 この二作品を観て感じたのは、ゾンビを使ったアメリカン・ニューシネマかな、と。「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」には特にその傾向を感じました。
 あの時代、アメリカの新人監督なら影響を受けてない人を探す方が大変だけど、何か懐かしいモノを観ている気がしてしまいました。
 ゾンビ好きな方には申し訳ないけど、ゾンビってえらくドライで即物的で(内蔵引っ張り出して食べるとか)、親類のドラキュラに較べてロマンも哀感も無くて、だからなのか、ゾンビの存在に面白味を感じる事が出来なかったです。  
 物語の方は、まあまあ面白いかなという感想。
 「ゾンビ」も「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」の予算拡大版な感じで、やはり、「ゾンビ」は丸々、wikで話を知っていたのと、「ナイト〜」も少し前にBSで放映してたロメロ監督の人物紹介番組で結末を聞いてしまったのが自分的には致命傷でした。(この歳まで情報、遮断してたのに(涙))
 リアルタイムだったら、きっと、印象に残ったと思います。(「また、ニューシネマか」で終わったかも・・・)
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「湯を沸かすほどの熱い愛」

2018-08-16 22:48:22 | 邦画
 「湯を沸かすほどの熱い愛」(2016年、日本)
   監督 中野量太
   脚本 中野量太
   撮影 池内義浩
   音楽 渡邊崇
   主題歌 きのこ帝国
   出演 宮沢りえ
       杉咲花
       オダギリジョー
       伊東蒼
       松坂桃李   篠原ゆき子

 幸野双葉は一人娘 安澄と共に二人暮らし、夫 一浩は1年前に蒸発、営業していた銭湯を閉め、今はパン屋でバイトして生計を立てている。
 安澄は学校で苛めを受けていたが、双葉はもっと強く生きるよう諭す、そんな双葉の身体に異変が・・・。

  予告編 https://www.youtube.com/watch?v=PRx-P0iC4UE

 「ジェーン・ドゥの解剖」が怖がらさせる事に特化した作品なら、本作は泣かせる事に特化した作品。
 明治から戦後10年位までは小説等で結構有ったし、病気による死別で泣かせるのは吉永小百合(島かおり)の「愛と死をみつめて」、百恵・友和「赤い疑惑」以来の定番。(「赤い疑惑」の元は「ある愛の詩」でしょうけど)
 愛する人の死とそれを前提にして様々な仕掛けを用い「泣かせ」に掛かる、余り僕の好きでないジャンル。身近な人が亡くなって涙するのは当たり前。

 只、この作品、死を前にした母親が個々の自立を促し、それによって自分を含めた新しい家族を創り上げていく、その過程に重点を置き、家族とは血なのか絆なのか、本当の家族とは何かを問うています。
 そのテーマは良いし、悔しいけど多種多様な仕掛けが素直に上手いと思う。死期間近というタイムリミットでドラマを圧縮し、普通ならあざと過ぎると感じさせる仕掛けを余り意識させない、その演出は長編初挑戦を感じさせない力量が有りました。
 これを死別使わず別の材料で作ってくれたら・・・。

 この、かなり強引な涙話にリアリティを持たせ実際に多くのハンカチを湿らせたのは、演出もさることながら、宮沢りえ(母)、杉咲花(長女)、伊東蒼(次女)の女優三人、力演に傾く所をダメ人間ぶりで中和させたオダギリジョー(父)の役者たち。
 特に各映画賞を掴み取りした、宮沢りえと杉咲花の演技は圧巻と言っていいくらい素晴らしかったです(伊東蒼ちゃんも良かったよ)、剛柔取り混ぜ自然体とバイタリティ、母親の強さを感じさせた宮沢りえ、心の成長を絶妙に演じた杉咲花。
 この作品、主要出演者には全て見せ場が用意されていて役者さんにも演じ甲斐が有ったんじゃないでしょうか、りりぃさんなんてほんの10秒位しか出番ないのに「本当に憎たらしく」感じてしまう演技で、このシーンは演出も素晴らしかったと思います。

 死別でも何でも、兎に角、泣きたい方にはお薦めします。(泣くとストレス軽減になると言うし)

※賛否両論あるラストシーン、僕は心の無い形式より気持ちのこもった形があれば、それは自由だと思うけど、ちょっと三毛別羆事件(グロいので検索注意)の熊汁を思い出してしまった。(汗)
※オダジョー、営業日は兎も角、定休日くらい女房の傍に居ろや!ムカっとしたぜ。
※手話の件で涙腺崩壊。

 H30,8.15
 DVD

 
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「白い肌の異常な夜」

2018-08-15 00:41:05 | 映画感想
 「白い肌の異常な夜」(「The Bequiled」、1971年、米)
   監督 ドン・シーゲル
   原作 トーマス・カリナン
   脚本 ジョン・B・シェリー   グライムス・グリス
   撮影 ブルース・サーティース
   音楽 ラロ・シフリン
   出演 クリント・イーストウッド
       ジェラルディン・ペイジ
       エリザベス・ハートマン
       ジョー・アン・ハリス  パメリン・ファーディン   

 南北戦争、南部の戦場で負傷したマクバーニー伍長(北軍)は危うい所で少女エミーに助けられる。
 彼女の暮らす寄宿制女学院で秘密裏に治療を受ける伍長だが、そこは抑圧された女だけの館・・・。

 男臭い映画を撮るというイメージのドン・シーゲルが女性に重点を置いた異色作。
 物語としても面白いし、女達の心理を上手に描いてると思います。
 でも、僕が男だからか、男視点の女性心理の範囲を越えていないと言うか、女心の奥の院には届いていない気がしました、隔靴掻痒という感じ。
 男から見て彼女たちの行動が全て想像を越えていかないんです。
 その辺をしてソフィア・コッポラにリメイク(「The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ」)させる気を起こしたのかも。(未見だけど女性心理の機微をより鮮明に描いた作品らしい)

 女だけの屋敷に滞在するなら行儀良くしてないとね。(笑)
 でも、伍長、最初のシーンで声を出させない為とはいえ10歳のエミーの唇をキスで塞ぐって、かなり、女に手慣れてる。(手を負傷してるとは言え)
 敵陣の中、介護されてる弱味で良く見せようなのか、言う事も相手が望むような事ばかり喋るけど女たらしの本性がチラチラしてます。
 自分のイケメン振りを利用した積りが女の館で三つ又掛ければどうなるか・・・、ちょっと、女性を甘く見ちゃいましたね。
 エドウィーナだって、あのまま二人で出て行ったら北軍のキャンプでポイされるか、足の事でネチネチ言われ彼女のヒモで甘い汁を吸われるか、どちらかでしょう。
 結局、一番油断していたエミーに復讐された訳で、エミーに始まりエミーで終わる物語。
 それにしても、最後の晩餐のエミーの台詞は子供らしい怨念が籠っていて素晴しかったです。

※院長とエドウィーナ、どちらにしようかをキャロルに見付かった時、大人しく自室へ戻ってればなんですが、あの娘だと何もなくても翌朝「夜中に無理矢理、暴行された」と言うんだろうな。(怖)
※もしかしたら、「肝試し」に使えるかもと思ったけど、そっち方向じゃなかった。(笑)

 H30.8.12
 DVD
 
 
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映画日記 2018年その6

2018-08-13 13:36:10 | 映画日記/映画雑記
 「ジェーン・ドゥの解剖」(「The Autopsy of Jane Doe」、2016年、米)
   監督 アンドレ・ウーヴレダル
   脚本 イアン・ゴールドバーグ    リチャード・ナイン
   撮影 ロマン・オーシン
   音楽 
   出演 エミール・ハーシュ
       ブライアン・コックス
       オルウェン・ケリー
       オフィリア・ラヴィボンド

 一家惨殺の現場、捜査官達はその家の地下に半埋め状態の死体を見付ける、外傷も見当たらず警察は司法解剖の免許を持つモルグの家へジェーン・ドゥ(名無しの花子?)として持ち込み、死因を調べるよう依頼した・・・。

  予告編 https://www.youtube.com/watch?v=Hah9pRYCruk 

 怖がらせる事に特化したのはいいけど、理由付けまで手が回らなかったみたい。
 解剖というグロが観たいなら、それでいいけど、肝心の「怖さ」は一所懸命頑張った割に場末の遊園地のお化け屋敷クラスで、理由はとって付けたのか、偶々、本で見掛けたのかっちゅうくらいお粗末でナーンも怖くない。
 まぁ、これが拡がってパニックとなり続編をシリーズ化する積りなのかもしれないけど、これ単体で見れば序章なんで、僕には何が面白いんだかサッパリの時間泥棒でした。(汗)

※牡丹灯籠のカランコロンの方が怖いよ~。
※アメリカの低予算映画。

 H30.8.11
 DVD

 「ショーン・オブ・ザ・デッド」(「Shaun of the Dead」、2006年、英)
   監督 エドガー・ライト
   脚本 エドガー・ライト  サイモン・ペッグ
   撮影 デヴィッド・M・ダンラップ
   音楽 ダン・マッドフォード  ピート・ウッドヘッド
   出演 サイモン・ペッグ
       ニック・フロスト
       ケイト・アシュフィールド
       ペネロープ・ウィルトン  ビル・ナイ

 ロンドンの冴えない家電販売員ショーン、365日無限ループのような生活、同居してるだらしない親友エドのお陰もあって恋人に振られてしまう。
 次の日、何時の間にやら町中がゾンビだらけになっていて・・・。
  
  予告編 https://www.youtube.com/watch?v=b-kIiMnWQcI

 サイモン・ペッグ&ニック・フロストだから、それなりに面白い、特に後半はいろいろ魅せてくれました。
 でもこれ、有名なロメロ監督の「ゾンビ」(「 Dawn of the Dead」)のパロディなんだとか、元ネタ知らないから、その部分の可笑しさが解らず、知っていたら、もっと、楽しめたのかなと思うと少し残念な気分になりました。
 特にここが面白いってのは無かったけど、ゾンビ攻撃に使うレコードでモメるオタクネタにはクスッと、気持ち解る。(でも、只のネタ)
 
 やっぱり、ロメロの作品観ておかないと基本知識に問題出そうなんで、近い内、「 Dawn of the Dead」は観てみます、って、この作品との関係で、あらすじWikで読んじゃったけど、仕方がない・・・。(涙)

※「カメラを止めるな!」未見の方々が「ショーン・オブ・ザ・デッド」のような作品なんだろ、と推測してたので観てみたら、全然、違うじゃない!(笑)、ゾンビ+コメディという噂でこの作品に行き当ったというのは解った。
 只、「カメラを止めるな!」のポスター、パンフレットの背景に描かれてる多数の手は確かに、この作品を連想させます、それも、「 Dawn of the Dead」なのかもしれないけど。

 H30.8.12
 DVD
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「ザ・マジックアワー」

2018-08-05 23:01:38 | 映画日記/映画雑記
 「ザ・マジックアワー」(2008年、日本)
   監督 三谷幸喜
   脚本 三谷幸喜
   撮影 山本英夫
   音楽 荻野清子
   出演 妻夫木聡 佐藤浩市
       深津絵里 綾瀬はるか
       西田敏行 香川照之
       小日向文世 戸田恵子

 クラブ「赤い靴」の支配人 備後登はこの港町を支配している組長の女 マリに手を出してしまい窮地に。
 助命条件として伝説の殺し屋デラ富樫を連れて来るという約束をしてしまう・・・。

 中盤まで、何度、観るのリタイアしようと中断したことか。とにかく、苦痛だった。
 終盤は良いのだけど、だからと言って、もう一度、あの前半を観たいとは思えない。
 評判の上田慎一郎監督「カメラを止めるな!」と似た感じだというのと三谷幸喜さんの名前で観たけど、「カメラ~」を観た後だからか、前半のコメディ部分のテンポが悪過ぎて悪過ぎて、コメディ得意の人とは信じられないくらい。
 監督は前半のコメディ部分と後半のドラマ部分でテンポチェンジしてる積りかもしれないが、僕から見るとテンポがハナから終まいまで一本調子。
 そのテンポ、後半の人情ドラマの部分はピッタリだと思う、でも、同じテンポで前半のコメディやられちゃ間延びが酷くて欠伸も出ません。
 三谷さんが超売れっ子で、好きなだけ有名俳優使えるとしても、俳優の無駄使いにしか見えなくて、そこも、気分的にマイナスでした。(当人は「八十日間世界一周」の気分かもしれないけど)
 ファンの方には申し訳ないけど、酷い感想になってしまい残念です。

※パロディを楽しむというのは、本編の屋台骨がしっかりしててこそなんですね、沢山のパロディも無駄使い。「カサブランカ」より「ボギー!俺も男だ」を意識したかなって所も有ったけど活きてなかったし。

 H30.8.5
 DVD
 
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「カメラを止めるな!」〜その2 ネタバレにつき要注意!!

2018-08-01 01:01:19 | 邦画
 最初の37分、手持ちカメラの為、三半規管の弱い方はちょっと辛いらしい、でも、そこを頑張って観て下さい。(特に前方の席は要注意みたい)

 全国拡大公開、おめでとうございます!
 けれど、この作品、小〜中規模のハコが適正かも、満杯で観客の一体感を味合うにはそれ位が丁度いい、勿論、大きなハコが満員で皆で爆笑なら、それが一番いいのは当然だけど。
 作品が上出来なのと別に、「バーフバリ」と同じで満員の観客達との一体感を楽しむ、そんな一種のイベント感覚が自然発生してるんです、ライブコンサートに例える人が多いけど、僕は寄席かな、ちゃんと芸が有ってノセるのが上手い漫才師とか。

 ここから、ネタバレにつき要注意! 観た人限定




 さて・・・。
 F・トリュフォーがスケッチ風に作った「アメリカの夜」を、喜劇に思いっきり振ったのがこの作品、その意味では三谷幸喜の「ラヂオの時間」が一番似てる。
 ((この作品を作る上で)上田監督は影響を受けた作品として三谷幸喜他いくつか作品を挙げてますが、そこに「アメリカの夜」も、やっぱり、入ってた)
 コメディじゃなく僕の中では、これは喜劇。
 脚本に書いてある計算された笑いとハプニングによる笑い(ドッキリとは似て非なるものだけど、近種とは思う)を、非常に上手く映画の世界に纏めてる。
 でも、それだけだったら、ただの喜劇で此処までウケなかったでしょう。
 ドタバタを畳み掛けて笑いを獲りつつ滑らかに着地を決めた、その着地点が良かった。
 映画を観た誰もが言う、監督、スタッフ、キャストの「映画愛」へ持って行ったのは確かに上手いけど、それだけなら「アメリカの夜」と同じ、上田監督は、其処にさり気なく「家族の絆・再生」を加えていて、それが後味を更に良いものにしたんじゃないでしょうか。(トリュフォーは人間の愛に絶対的不信感があるから、こうはしない(笑))
 そして、答え合わせの為、もう1回観たくなる作品であり、観ると、何故か宣伝、応援をしたくなる不思議な映画。(笑)

 「「ハン・ソロ」だったら2秒しか撮れない」by上田監督
 金掛けた映画には、勿論、その基準の良さがあるし、それに見合う傑作も当然、生まれる、余りに制作費事情が透けて見えるショボくて貧乏ったらしいのは「映画の夢」が見れなくて、ちょっと、僕は願い下げ。
 でも、内田けんじ監督の「運命じゃない人」と同じで、この作品にはアイデアが溢れ、テンポ良くプラス快活なもんだからチープさが致命傷になってない。
 廃墟、公園、誰かのマンションのダイニングキッチン、どっかのビルの屋上、モニタールームや機材は映画学校の企画だから激安かサービスで使える、金掛かってないのは一目瞭然なんだけど、ちゃんと「映画の夢」が見れるし爆笑出来て映画愛まで感じられる。
 制作費300万の作品が何億何十億掛けた作品より話題になって大入り続き、判官贔屓を差し引いても痛快な出来事なのは違いありません。

※この作品を有名俳優使ってリメイクしたら絶対、嘘臭くなる、無名だからこそ活きる映画で、その点も非常に上手くやりましたね。
 リハーサルを相当繰り返してやらないと此処まで出来ないでしょう、それだけの時間と根気が必要な作品で、「拘束時間は3時間、よろしくで〜す」なんてアイドルやスターさんは使えません。
 37分の本番自体は6テイクらしいけど、そこに辿り着くまで、どれだけ稽古した事やら。

 
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映画日記 2018年その5

2018-07-30 23:34:19 | 映画日記/映画雑記
 「ブリグズビー・ベア」(「BRIGSBY BEAR」、2017年、米)
   監督 デイヴ・マッカリー
   脚本 ケヴィン・コステロ  カイル・ムーニー
   撮影 クリスチャン・スプレンガー
   音楽 デヴィッド・ウィンゴ
   出演 カイル・ムーニー
       マーク・ハミル
       グレッグ・キニア

 ジェームスは25年間、砂漠のような所でシェルターに両親と3人で住んでいた、外界は汚染されていて出る時は防毒マスクを装着するような生活。
 が、それは全部、嘘だった、両親と思っていたのは子供欲しさに乳児誘拐した夫婦だった。
 彼は本当の両親に引き取られたが、25年の空白は埋めがたく、ジェームズは誘拐犯が密かに作って見せていた「ブリグズビー・ベア」という冒険連続ドラマの世界が忘れられない・・・。

 予告編 https://www.youtube.com/watch?v=dMfnlkDFnC0
 
 先日、檄推しした「光をくれた人」を誘拐された本人からの視点にしたような作品。
 偽の両親が唯一、娯楽として見せていた「ブリグズビー・ベア」が見れなくなった事で、禁断症状から自分で続編を作っていく事を決意、PCで映画作りを勉強、知り合った映画好きスペンサーと一緒に製作に乗り出す。
 その素人臭い作品がウケて・・、という辺りは、何年か前に見た「僕らのミライに逆回転」の焼き直しに思えてしまった。
 あれと同じで、ジェームス達が作る映画が、どうにも安っぽくて、どう考えてもウケるとは思えないのが、どうしても引っ掛かる。(「のだめ」の「プリごろ太」より酷いだろ)
 映画内の「ブリグズビー・ベア」という作品は、主題である「家族の構築」の為のマクガフィンなのかもしれないけど、もうちょっとマシに作ってくれないと説得力というものが・・・。
 そのお陰か上映中、何かずっとムズ掻ゆい感じが付き纏いました、「光をくれた人」の偽両親より、こちらの方がタチが悪いとしても、他がみんな善人ばかりなのは同じなのに、こちらはイマイチな感じ。
 世間の評価は「光をくれた人」と違い、けっこう高いのですがね。(汗)

 H30.7.28
 新宿シネマカリテ

 「ジャージー・ボーイズ」(「JERSEY BOYS」、2014年、米)
   監督 クリント・イーストウッド
   脚本 マーシャル・ブリックマン   リック・エリス
   撮影 トム・スターン
   歌曲作曲 ボブ・ゴーディオ
   出演 ジョン・ロイド・ヤング
       ビンセント・ピアッツァ  エリック・バーゲン
       マイケル・ロメンダ  クリストファー・ウォーケン

 ‘60年代、「シェリー」等、幾つもの大ヒットを飛ばしたザ・フォーシーズンズの4人の成功と挫折を描いたトニー賞受賞のブロードウェイ・ミュージカル(これは歌が有るというだけ)を映画化したもの。

 予告編 https://www.youtube.com/watch?v=hpBPUapfxag

 簡単に言えば、現代が作った「グレン・ミラー物語」だけど、偉人伝のように描かれた古きハリウッド作品と違い、かなりヤサグレた4人の物語。
 イーストウッド監督作は「ハドソン川の奇跡」に次いで2作目、ソツなく作った感じが全く同じ。
 巧いけれど、映画に個性がない気がしてしまう。
 観ていて飽きないし、面白い、でも、そこまでなんですよね。
 ちょっと彼のアクの強い作品を観てみないと、どんな監督なのかイマイチ解らない。
 この作品のカーテンコールが、同じ年に作られた周防正行監督の「舞妓はレディ」とそっくりで、何だか微笑ましくなりました。

 H30.7.29
 DVD
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「光をくれた人」

2018-07-22 22:38:20 | 外国映画
 「光をくれた人」(「THE LIGHT BETWEEN OCEANS」、2016年、米・オーストラリア・ニュージーランド)
   監督 デレク・シアンフランス
   原作 M・L・ステッドマン
   脚本 デレク・シアンフランス
   撮影 アダム・アーカポー
   音楽 アレクサンドル・デスプラ
   出演 マイケル・ファスベンダー
       アリシア・ヴィキャンデル
       レイチェル・ワイズ

 第1次大戦で心の傷を負い故国オーストラリアへ戻ったトム、自ら住む人とてない弧島の灯台守に志願した。
 連絡地である町で彼はイザベルと出会い、彼女はトムに一目惚れ。やがて、二人は結婚し町から遠く離れた弧島で暮らし出す。
 が、そんな孤立した僻地ゆえイザベルは二度に渡り流産、ショックを受ける。
 そんな時、沖合いに漂うボートを発見、乗っていた男は死んでいたが赤ん坊は生きていた・・・。

 予告編 https://www.youtube.com/watch?v=UtkGouE4wv0

 これは、中々の傑作だと思う。
 D・シアンフランスという監督は「ブルーバレンタイン」、「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命 」を観て、アメリカン・ドリームの裏側と終焉を描く人だと思ってました。
 今作は「ブルーバレンタイン」と同じ夫婦の物語ですが、ネガとポジという感じ。
 穿って観れば、「ブルー~」は監督の生い立ちが元にあり、本作はそんな監督のペアレント・コンプレックス(勝手に作りました)が描き出す「こうあって欲しかった」物語。

 兎に角、トム、イザベル、ハナという3人の人間がよく描けてる、さらに、それを取り巻く人間も同じように愛情をもって描かれていて素晴しい。
 普遍的にある「産みの親」と「育ての親」の問題を扱いながら、この物語の底にあるのはハナの夫が残した言葉「赦し」だと思います、神が人間に与える「赦し」ではなく、人間が人間に与える「赦し」。
 根っから悪い人の居ない物語で、そこに寓話性を感じないこともないけど、神でなく人が人を「赦す」ことで人間の善性に対する淡い希望を感じることが出来ました。
 二人の女性の苦しみ、戦争で多くの人間を殺した罪悪感を背負うトム、感情を持つ人間だからこそ間違え、それを悪とも言えない、正解のない問題に翻弄されていくドラマは見応えがありました。
 
 キリスト教では死によって魂は天に召され、残された身体は物理的なものでしかないそうですが、東洋から見ると、ラストがちょっと素っ気ないような気がして、そこだけは、少し残念に思いました。
 大した事ではないのかもしれませんが・・・。

※月初に観た「LION/ライオン〜25年目のただいま〜」も二人の母親の物語でもあって、あれもオーストラリアだった、迷子と故意で全然違う話だけど彼の国はこういうの好きなんだろうか。
 「光を〜」は故意で明らかに犯罪ではあるけど、時と状況が余りにバット・タイミング過ぎた(あの場合、母親は既に海に流されたとも考えられる訳で)、最悪の展開になるまで、なった後のイザベルの行動を単純に我執と断罪出来る程、僕は聖人じゃない、少なくとも、ああなってしまうのがAIではない人間の弱さだと思うし、誰でもが不幸な偶然の一致の前では傍観者の価値観を持ち得るものじゃない、「ブルックリン」のヒロインと同じように。

 H30.7.22
 DVD
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「桐島、部活やめるってよ」

2018-07-18 23:06:39 | 邦画
 「桐島、部活やめるってよ」(2012年、日本)
   監督 吉田大八
   原作 朝井リョウ「桐島、部活やめるってよ」
   脚本 喜安浩平  吉田大八
   撮影 近藤龍人
   音楽 近藤達郎
   編集 日下部元孝
   出演 神木隆之介
       橋本愛
       東出昌大  山本美月
       清水くるみ  落合モトキ
       大後寿々花  鈴木伸之

 (この部分、ネタバレにつき注意!) 
 県高校バスケット代表にも選ばれる実力を持ち、男前で学力優秀な桐島がバスケット部を、突然、辞めた、その噂は瞬く間に学年に拡がっていく。
 親しい人達さえ一言の相談、報告もなく音信不通となった事で、友人関係、男女関係、女同士、様々な関係が化学反応を起こしだし砂上の楼閣であった彼ら彼女らの現状が崩壊に向かっていく。
 その反応が沸点に達した時、桐島から一番遠い存在であった文化部の映画部という冷水と衝突、爆発・崩壊となる、が、それはリセットボタンであり、新しい関係が再び構築されていくのだろう・・・。
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 予告編 https://www.youtube.com/watch?v=5IikPUtcOAs

 高校、大学、専門学校、一生の友人は、こうやって出会い、時にぶつかり合い、解り合って出来るものなんだよね。
 一つの出来事を幾つもの角度を使って其々の人間性を浮かび上がらせていく、「羅生門スタイル」のバリエーションで目新しさはないけど、子供と大人、どちらでもない不安定な情緒で生きてる高校生達をリアリスティックに描いていて秀逸な群像劇だと僕は思います。
 高校生活。部に熱中する生徒達、距離を置いて帰宅専門の生徒達、どちらともない人達、多数の登場人物たちは、其々の何処かに自分の過去と被さるものがあるんじゃないでしょうか、勿論、判り易く描く映画と違い現実は、もっと複雑で情念の絡み合う世界だとしても類型として外れてはいない。
 あの不安定な生身の高校生達が本当によく描けていて、それを使って「やり直せる時期」を非常に上手く描いていると感じました。
 僕は中学・高校と男子校だったし、体育会系、文化部系、優秀、凡才のヒエラルキーに無頓着で、この映画に描かれるようなヒエラルキーは、それ程、感じずに過ごしました。(水泳部>ブラスバンド部>野球部に予算が重点的にいってたのは常識だけど、だから、何?と)
 僕たちは、所謂、「しらけ世代」の真っ只中なもんで、同期の水泳部の生徒がオリンピックに行こうがなんだろうが「凄いね」で終わっちゃってたし・・・。(汗~高校だけで2500人以上も居れば、知らない人は知らない人でしかなかった)
 それでも、あの頃を思い出させるモノがこの作品には一杯有ると思っています、何より、映画として面白いし良く出来てる。只、男子校目線で言えば、一言、「共学って怖い、男子校で良かった」(笑)

※タイトルにもなってる「桐島」はあくまでダミーで、映画では、らしき人物が逆光の中で一瞬すれ違うだけ。
 しかし、登場しない人物が物語を動かしていくのは、ヒッチコックの「レベッカ」を彷彿させます。
※僕自身は帰宅部とどちらでもないの中間、高3の時、自分達で立ち上げた「鉄道部」に属すも内紛で反乱軍に加わりました。当時の友人達は鉄道部、ワンゲル、風紀委員会、放送部、生徒会と多彩で昼休み、放課後は校舎屋上で屯してました。
※今年、上半期、日本で一番嫌われた人間と高3の時、E組で同クラスだったけど殆ど記憶がない、親友が卒業写真のちょうど2列前に居るって教えてくれました。同じクラスだし(63人)、何回も話したと思うけど何も憶えてない、3年で初めて会った気がしないから、その前にも同クラスだったかもしれない、小柄で目立たなかった気がするんだよね・・・。(僕の出身高校にあの部はない・・同期で同じ高校というのは知ってたけど、親友に知らされるまで同じクラスだったとは(笑))

 H30.7.16
 DVD
 
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「カメラを止めるな!」

2018-07-09 01:33:13 | 邦画
 「カメラを止めるな!」(2017年、日本)
   監督・脚本・編集 上田慎一郎
   撮影 曽根剛
   音楽 永井カイル
   出演 濱津隆之
       真魚  しゅはまはるみ
       秋山ゆずき  長屋和彰

 熱血鬼監督がゾンビ映画を撮っていたらゾンビが襲って来てスタッフ達が餌食に。
 しかし、監督は俳優達のリアルな表情に感動、撮影を続けていく・・・。

 脚本は内田けんじに似て緻密、確かにアイデア勝負の所が有るからネタを知らない方が断然、良いでしょう。
 最初の37分は???かもだけど、その後、ぐっと面白くなります。
 でも、ネタ(仕掛け)を知ったら知ったで、知った上での面白さが有り、それでも充分、楽しめると思います。

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 以下、解る人には解ってしまうネタバレ

 このアイデアを使った作品で僕が知ってる一番古いものはF・フェリーニの映画、その後が、より親しみやすく面白く作ったF・トリュフォーや、つかこうへいの戯曲を映画化した深作欣二、トリュフォーの作品を観て「僕も、あんな作品を作ってみたい」と実践した三谷幸喜の幾つかの作品。
 現在ではDVDの特典映像に収められてる分野の一つですが、ネタとして見るオマケとネタを映画的に作った作品とでは、全然、違います。
 三谷幸喜はトリュフォーの、その作品の面白さの一つに絶対的なタイムリミットを設けた事、と対談集の中で仰ってました。
 この「タイムリミット」の効用は、切迫感による圧縮された可笑しさを生むと共に、リミットを過ぎた後の達成感と開放感を味合うことにあると思います。
 この「カメラを止めるな!」のラストも実に爽快でした。
 「カメラを~」のラストは、地上のカットから引いていって空中撮影(今だからドローンかな)になって終わるというものなのですが、このシーンに上田監督のトリュフォーへのオマージュを僕は感じました。(まるっきり、トリュフォーのあの映画と同じだもの)

 只、アイデアは同根だとしてもトリュフォーも三谷幸喜も物語の時間軸は同時進行の一つだけでしたが、この作品は二つに分けて最後に合致させています、それによって前振りの中に幾つものネタを仕込む事が出来て喜劇性が増し、爆笑喜劇に昇華されました。(この部分については、ネタを仕込む余裕の少ない同時進行の方が難しいのかもしれない)

 今年、これを越えて笑える作品に出会う事はまず無いでしょう。
 F・トリュフォーの作品と同じく映画愛に溢れた作品。

※新宿のK's cinemaは平日の満席記録を更新中だとか、実は、そんな事も知らず土曜日の開演15分前に池袋の窓口へ行ったら満席売り切れ(笑)、係の人に「どれくらい前に売り切れた」のか聞いたら「1時間前くらい」との事、池袋の方が狙い目かも(20:00の回だけだけど)。
 お陰で今日、午前中にチャリとばして夜の切符を確保する事に。
※映画の構成は途中で視点が180度変わるスペイン映画「◯◯○◯・◯○◯◯」と同じ手法。

 H30.7.8
 池袋シネマ・ロサ
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緊急告知?「カメラを止めるな!」

2018-07-09 00:08:11 | 雑記
 未曾有の水害で「それどころではない!」のですが。(汗)

 東京及び近郊の映画ファンの皆さまへ。
 上田慎一郎監督の劇場長編デビュー作「カメラを止めるな!」に注目を。
 上映館が現在、東京の2館、埼玉1館のみで時間も限定的という超低予算なインディーズ系作品ですけど、
 見のがすのは絶対、損!
 既に映画ファンからは、かなりのアツい支持が寄せられてますが、マイナー作品だけに認知度はまだまだ。
 アイデアの勝利って感じだけど(このアイデア自体は、何度かお目に掛ってる)、とにかく、可笑しくて
 面白い作品でした。
 劇場で初めて拍手してしまった・・・。

 多分、しばらくしたら各地でチラホラ上映されると思うけど、その節は、是非、劇場へ足を運んでみて下さい。
 作品の記事は後日、UPするつもりです。

※「アイデア命」の要素があるので、事前情報は入れない方が賢明、90分ちょっとの作品だから我慢、我慢!
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それは誤解

2018-07-02 23:26:44 | 雑記
 ハンガリー映画「心と体と」
 女性の感想で「オッサンの願望を映画にしたみたい」と言うのが多かった。(笑)
 オッサンって穢れてるのかな、そんな綺麗なもんじゃないのは確かだけど、女性ばかりがキレイな訳でも・・・。(苦笑)
 僕はこの作品を、「心の障がいの為、遅れてしまったマーリアのピュアな初恋物語」と捉えていて、そこに共感したので、女性陣の感想はかなりの心外と感じています、オッサンだって貴女たちと同じように、青い頃のピュアな気持ちを僅かながらも持ち続けてる生き物なんですよ。
 僕の中に、ほんの僅かに残ってるピュアなものが共振したんです。


 「霧に走る」 作詞・作曲 中島みゆき

 次のシグナル 右に折れたら
 あの暗い窓が 私の部屋
 寄っていってと もう何度も
 心の中では 話しかけてる

 けれど車は 走りつづける
 あなたは ラジオに気をとられる
 せめて ブルーに変わらないでと
 願う シグナルはなんて意地悪

 ああ 外はなんて 深い霧 車の中にまで
 いっそ こんな車 こわれてしまえばいいのに

 とりとめもない 冗談になら
 あなたはいつでも うなづくのに
 やっと言葉を 愛にかえれば
 あなたの心は 急に霧もよう

 今夜となりに すわってるのは
 小石か猫だと 思ってるの
 指をのばせば あなたの指に
 ふれると なんだか 嫌われそうで

 ああ 外はなんて深い霧 車の中にまで
 いっそ こんな車 こわれてしまえばいいのに

 ああ 外はなんて深い霧 車の中にまで
 いっそ こんな車 こわれてしまえばいいのに
 
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2018年 上半期ベスト

2018-07-01 00:00:00 | ベスト10
 2018年上半期 印象に残った作品ベスト(初見のみ)
   ☆印 新作

1. 心と体と ☆ 
2. ダンガル きっと、つよくなる ☆
3. バーフバリ 王の凱旋 (完全版・テルグ語) ☆
4. グレイテスト・ショーマン ☆
5. 十二夜
6. しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス ☆
7. 皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーク
8. タイタニック
9. 刑事
10.わたしは、ダニエル・ブレイク

11.タクシー運転手 約束は海を越えて ☆
12.シェイプ・オブ・ウォーター ☆
13.彼の見つめる先に ☆
14.シンデレラ
15.高慢と偏見とゾンビ
16.アメリカン・ピーチパイ
17.ウォーム・ボディーズ
18.影の軍隊
19.レディ・バード ☆
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 スタッフ・キャスト

  監督
 エニェディ・イルディコー  「心と体と」
 S.S.ラージャマウリ  「バーフバリ 王の凱旋」(完全版・テルグ語)
 トレヴァー・ナン  「十二夜」
 マイケル・グレイシー  「グレイテスト・ショーマン」

  主演男優
 イーサン・ホーク  「幸せの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」
 アーミル・カーン  「ダンガル きっと、つよくなる」
 ヒュー・ジャックマン  「グレイテスト・ショーマン」
 レオナルド・ディカプリオ  「タイタニック」
 プラバース  「バーフバリ 王の凱旋」(完全版・テルグ語)

  主演女優
 アレクサンドラ・ボルベーイ  「心と体と」
 イモジェン・スタッブス  「十二夜」
 ファーティマー・サナー   「ダンガル きっと、つよくなる」
 サリー・ホーキンス  「幸せの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」
 イレニア・パストレッリ  「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」

  助演男優
 ベン・キングズレー  「十二夜」
 ナイジェル・ホーソーン  「十二夜」
 サティヤラージ   「バーフバリ 王の凱旋」(完全版・テルグ語)  
 リュ・ジュンヨル  「タクシー運転手 約束は海を越えて」
 ルカ・マリネッリ  「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」

  助演女優
 キアラ・セトル  「グレイテスト・ショーマン」
 ローリー・メトカーフ   「レディ・バード」
 ラムヤ・クリシュナ  「バーフバリ 王の凱旋」(完全版・テルグ語)
 ヘレナ・ボナム=カーター  「十二夜」
 サニヤー・マルホートラ  「ダンガル きっと、つよくなる」
 
   音楽
 「グレイテスト・ショーマン」
 「バーフバリ 王の凱旋」(完全版・テルグ語)
 「タイタニック」
 「刑事」
 「ダンガル きっと、つよくなる」
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映画手帳 2018年1月~6月

2018-06-30 22:23:51 | 映画手帳
 ☆新作 ※再見 無印DVD
 36本(洋画35本、邦画1本)
 劇場12本、DVD24本
 新作11本(全て劇場)

  (1月)
1.「皆はこう呼んだ 鋼鉄ジーク」、2.「鞄を持った女」、3.「太平洋の翼」
4.「ミニミニ大作戦」、5.「スリ〈掏摸〉」、6.「シンデレラ」(2015年版)
7.「インビジブル・ゲスト 悪魔の証明」

  (2月)
8.「わたしは、ダニエル・ブレイク」、9.「ザ・フォール/落下の王国」、10.「高慢と偏見とゾンビ」
11.「ヴァージン・スーサイズ」、12.☆「グレイテスト・ショーマン」(TOHOシネマズ六本木)

  (3月)
13.「ムーンライズ・キングダム」、14.「モアナと伝説の海」、15.☆「彼の見つめる先に」(新宿シネマカリテ)
16.☆「幸せの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」(新宿ピカデリー)、17.☆「シェイプ・オブ・ウォーター」(日比谷シャンテ)
18.「パンズ・ラビリンス」

  (4月)
19.「マッケンナの黄金」、20.☆「ダンガル きっと、つよくなる」(日比谷シャンテ)
21.☆「バーフバリ 王の凱旋」(新宿ピカデリー)、22.「ウォーム・ボディーズ」
23.「タイタニック」(TOHOシネマズ日本橋)、24.☆「心と体と」(新宿シネマカリテ)
25.「刑事」

  (5月)
26.「影の軍隊」、27.「メッセージ」、28.「イエスマン‘YES‘は人生のパスワード」
29.☆「タクシー運転手 約束は海を越えて」(シネマート新宿)、30.「灼熱」
31.「十二夜」、32.☆「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」(新宿バルト9)

  (6月)
33.「アメリカン・ピーチパイ」、34.☆「バーフバリ 王の凱旋」完全版・テルグ語(丸の内東映②)
35.☆「レディ・バード」(日比谷シャンテ)、36.「危険な戯れ」
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ご挨拶&目次

2018-06-30 11:24:15 | リスト
 ビデオデッキが普及して街にレンタル屋さんが増えていった頃、反比例するように姿を消していった名画座。映画の2本立て、3本立てを良心的な値段で上映してくれた小さな映画館たち。ロードショウ落ちした作品を待つ場所、昔の名作に巡りあう場所。ビデオも、ましてやDVDの無い時代、僕達は観たい映画を捜し求めて各名画座の上映作品を探し回りました。このサイトでは、そんな時代に上映されてた作品について、個人的感想、連想、その他諸々を書いていきたいと思います。拙い文章はお許し下さい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 (H25.1.19 追記)
 上記の主旨で始めたブログですが、書いておきたい古い映画のリストも少なくなったので、これからは、近年の作品を書くことが多くなると思います。 
                                              
                                                                              管理人 鉦鼓亭

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 掲載リスト (アイウエオ順)     
       (洋画) 
 ・「アーティスト」(2011年)
 ・「愛の嵐」(1973年)
 ・「愛は静けさの中に」(1986年)
 ・「悪魔のような女」(1955年)  
 ・「アザーズ」(2001年)
 ・「アナと雪の女王」(2013年)
 ・「アパートの鍵貸します」(1960年)
 ・「アルマゲドン」(1998年)
 ・「或る夜の出来事」(1934年)
 ・「アンドロメダ・・・」(1971年)
 ・「アンネの日記」(1959年)雑感 
 ・「イヴの総て」(1950年)と「サンセット大通り」(1950年)
 ・「いつか晴れた日に」(1995年)
 ・「インデペンデンス・デイ」(1996年)感想パッチワーク
 ・「イントレランス」(1916年)
 ・「ウィークエンド・ラブ」(1973年)
 ・「映画に愛をこめて アメリカの夜」(1973年)
 ・「映画に愛をこめて アメリカの夜」その2(1973年)
 ・「ブラック・スワン」と「英国王のスピーチ」(2010年)
 ・「駅馬車」(1939年・米)
 ・「エクス・マキナ」(2015年)
 ・「L.A.コンフィデンシャル」(1997年)
 ・「お熱いのがお好き」(1959年)                           
 ・「狼は天使の匂い」(1973年)
 ・「オーケストラ!」(2009年) 
 ・「おかしなおかしな大追跡」(1972年)
 ・「昼下がりの情事」(1957年)と「おしゃれ泥棒」(1966年)についての一考察、ベーカー街221Bに於いて
 ・「男と女」(1966年)
 ・「大人は判ってくれない」(1959年)
 ・「オペラ座の怪人」(2004年)
 ・「おみおくりの作法」 2013年)
 ・「汚名」(1946年)
 ・「オリエント急行殺人事件」(1974年) 
 ・「鍵」(1958年)
 ・「カサブランカ」(1942年)
 ・「かもめの城」(1965年)
 ・「眼下の敵」(1957年)
 ・「北ホテル」(1938年)
 ・「きっと、うまくいく」(2009年)
 ・「きっと、うまくいく」その2(2009年)
 ・「キャバレー」(1972年)
 ・「グッバイガール」(1977年)
 ・「グッバイ、レーニン!」(2003年)
 ・「グレートレース」(1965年)
 ・「黒いオルフェ」(1959年)
 ・「刑事」(1959年)
 ・「恋におちたシェイクスピア」(1998年)
 ・「恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム」(2007年)
 ・「荒野の決闘」(1946年)
 ・「サイダーハウス・ルール」(1999年) 
 ・「サボテンの花」(1969年)
 ・「寒い国から帰ったスパイ」(1965年)
 ・「さらば、わが愛/覇王別姫」(1993年)
 ・「イヴの総て」(1950年)と「サンセット大通り」(1950年) 
 ・「幸福」(1965年・仏)
 ・「幸せなひとりぼっち」(2015年)
 ・「シェフ~三ツ星フードトラック始めました」(2014年) 
 ・「シェルブールの雨傘」(1963年)極私的名ラストシーン第2位
 ・「ジェレミー」(1973年)
 ・「死刑台のエレベーター」(1957年)
 ・「地獄に堕ちた勇者ども」(1969年)
 ・「シベールの日曜日」(1962年)からあれこれ 
 ・「シャレード」(1963年)
 ・「情婦」(1957年)
 ・「白雪姫と鏡の女王」(2012年)
 ・「新感染 ファイナル・エクスプレス」 (2016年)
 ・「シンデレラ」(2015年)
 ・「西部戦線異状なし」(1930年)
 ・「ゼロ・グラビティ」(2013年)
 ・「タイピスト!」(2012年)
 ・「ダーク・シャドウ」(2012年)
 ・「ダイヤルMを廻せ!」(1954年) 
 ・「太陽がいっぱい」(1960年・完全ネタバレ)極私的名ラストシーン第1位、おまけ、第3位「第三の男」
 ・「ダウンタウン物語」(1976年)
 ・「たそがれの維納」(1934年)
 ・「タレンタイム~優しい歌」(2009年)
 ・「ダンガル きっと、つよくなる」(2016年) NEW!  
 ・「探偵<スルース>」(1972年) 
 ・「誓いの休暇」(1959年)VS「二十四の瞳」(1954年) 
 ・「地下水道」(1956年)
 ・「地上最大の脱出作戦」(1966年)
 ・「飛べ!フェニックス」(1965年)
 ・「泥棒成金」(1955年)
 ・「夏の夜の夢」(2014年)
 ・「ノッティングヒルの恋人」(1999年)
 ・「バーフバリ 王の凱旋」完全版(テルグ語)(2017年) NEW! 
 ・「激しい季節」(1959年)
 ・「八月の鯨」(1987年)
 ・「パットン大戦車軍団」(1970年)
 ・「ハリーの災難」(1955年)
 ・「PK」(2014年)
 ・「ピクニック」(1936年)
 ・「美女と野獣」(2017年)
 ・「美女と野獣」(2017年) 【ブログDEロードショー】
 ・「ヒドゥン・フェイス」(2011年)
 ・「ひとりぼっちの青春」(1970年)
 ・「ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)」(1995年)
 ・「ヒューゴの不思議な発明」(2011年)
 ・「昼下がりの情事」(1957年)と「おしゃれ泥棒」(1966年)についての一考察、ベーカー街221Bに於いて
 ・「ファミリー・プロット」(1976年)
 ・「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」(1999年)
 ・「フォロー・ミー」(ネタバレ)(1972年) 
 ・「フォロー・ミー」その2 
 ・「ふたり」(1972年 R・ワイズ監督)(後半部でネタバレ)
 ・「ブラック・スワン」と「英国王のスピーチ」(2010年)
 ・「ブラザーサン・シスタームーン」(1972年) 
 ・「ブルーバレンタイン」(2010年)(ネタバレ・・・でしょう)
 ・「ブルックリン」(2015年) 
 ・「ヘッドライト」(1956年)
 ・「別離」(2011年)  
 ・「冒険者たち」(1967年) 
 ・「ポケット一杯の幸福」(1961年)
 ・「マイ・インターン」(2015年)
 ・「マイネーム・イズ・ハーン」(2010年)
 ・「マダム・イン・ニューヨーク」(2012年) 
 ・「まぼろしの市街戦」(1966年)&広川太一朗 
 ・「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」(2011年)
 ・「マルタの鷹」(1941年)
 ・「マンチェスター・バイ・ザ・シー」(2016年)
 ・「みかんの丘」(2013年)
 ・「みじかくも美しく燃え」(完全ネタバレ)(1967年)
 ・「道」(1954年)
 ・「三つ数えろ」(1946年)
 ・「ミツバチのささやき」(1973年)
 ・「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーク」(2015年)
 ・「女神は二度微笑む」(2012年)
 ・「めぐり逢わせのお弁当」(2013年)
 ・「やさしい女」(1969年)
 ・「山の郵便配達」(1999年) 
 ・「ライアンの娘」(1970年)
 ・「ラストサムライ」(2003年)
 ・「ラスト・ショー」(1971年)
 ・「レオン」(1994年)
 ・「レベッカ」(1940年)
 ・「レ・ミゼラブル」(2012年)
 ・「恋愛小説家」(1997年)
 ・「ロイ・ビーン」(1972年)  
 ・「ロシュフォールの恋人たち」(1966年)
 ・「ロスト・ボディ」(2012年)
 ・「ロミオとジュリエット」(1968年)
 ・「私が、生きる肌」(2011年)
    
       (邦画)
 ・「赤ひげ」(1965年)
 ・「悪魔の手毬唄」(1977年)
 ・「安城家の舞踏会」(1947年)
 ・「太秦ライムライト」(2014年)
 ・「雨月物語」(1953年)
 ・「運命じゃない人」(2005年)
 ・「おくりびと」(2008年) 
 ・「鴛鴦歌合戦」(1939年)
 ・「女殺し油地獄」(1957年) 
 ・「鍵泥棒のメソッド」(2012年)
 ・「隠し砦の三悪人」(1958年)
 ・「かぐや姫の物語」(2013年)
 ・「風立ちぬ」(2013年)
 ・「神様のくれた赤ん坊」(1979年)
 ・「君の名は。」(2016年)
 ・「蜘蛛巣城」(1957年)
 ・「ここに泉あり」(1955年)
 ・「この世界の片隅に」(2016年)
 ・「西鶴一代女」(1952年)
 ・「最後の忠臣蔵」(2010年)
 ・「さよなら渓谷」(2013年)
 ・「山椒太夫」(1954年) 
 ・「サンダカン八番娼館 望郷」(1974年)
 ・「七人の侍」(1954年)
 ・「七人の侍」その2
 ・「忍ぶ川」(1972年)
 ・「シムソンズ」(2005年)
 ・「新幹線大爆破」(1975年)
 ・「洲崎パラダイス 赤信号」(1956年)
 ・「砂の器」(1974年)
 ・「そして父になる」(2013年)
 ・「太平洋奇跡の作戦 キスカ」(1965年)
 ・「小さいおうち」(2013年)
 ・「天国と地獄」(1963年)
 ・蟹江敬三さんを悼む 「天使のはらわた 赤い教室」(1979年) 
 ・「誓いの休暇(1959年)VS「二十四の瞳」(1954年)
 ・「泥の河」(1981年)
 ・「のぼうの城」(2011年) 
 ・「野良犬」(1949年)
 ・「冬の華」(1978年)
 ・「マタンゴ」(1963年)&東宝特撮映画
 ・「乱れる」(1964年) 
 ・「用心棒」(1961年)
 ・「羅生門」(1950年)
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