セピア色の映画手帳 改め キネマ歌日乗

映画の短い感想に歌を添えて  令和3年より

「サマーフィルムにのって」

2022-05-30 19:48:34 | 映画日記/映画雑記
 「サマーフィルムにのって」(2021年、日本)
   監督 松本壮史
   脚本 三浦直之(ロロ) 松本壮史
   撮影 岩永洋 山崎裕典
   音楽 剣持学人
   出演 伊藤万理華
      金子大地
      河合優実  祷キララ
      甲田まひる 板橋駿谷

 高校の文化祭に向けてキラキラ恋愛映画を撮影中の映画部、部員のハダシは恋愛クソ喰らえの時代劇ファン、当然、浮いているが「武士の青春」というシナリオを作っていた、そんなハダシの前に主役のイメージ通りの凛太郎が現れて・・・

   予告編 https://www.youtube.com/watch?v=FamzWGTW5Kw

 「カメラを止めるな!」のように単館上映から口コミでジワジワと拡散していったらしい。(wik調べ)
 「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」(2008年、監督 塚本連平)ほど酷くはないけど製作費が安いのモロ解りの作品、映画の中で自身が「キラキラ青春恋愛映画なんてクソ喰らえ!」と言ってるけど、中身は立派にキラキラ青春映画で、そこの魅力だけで見せてるかなりの力技映画でした。(笑)
 確かに悪くない、悪くないのだけどディティールが余りに雑すぎる、97分という短い作品にも関わらず徹頭徹尾「ご都合主義」で駆け抜けてる、そこが清々しいと言えば清々しいけど、もうちょっと丁寧に作ったらかなりの作品になり得た気がして、勿体ない気もしました。
 雑だからオープニングから始まる人物の描き分け、仲間集めの面白さが全く感じられず、只、話を追って見てるだけで何の感慨も湧かない状態が続いて集中力が切れ掛かりました、撮影ファーストカットが決まらず悩む辺りから漸く見られるようになってきた感じ。
 少年マンガ風に始まり、それが続いていたのに終盤、急に少女マンガみたいな世界になるけど、製作費の縛りの中の頑張りと緩〜い映画愛が伝わってきて感動半分健気半分で見終わりました。
 ガールズムーヴィー、青春キラキラ映画が好きな方に、但し、ご興味があればという事で。

 凄く個人的な感想だけど、同じタイムトラベルもので題名も似ている「サマータイムマシン・ブルース』(2005年、監督 本広克行〜瑛太、上野樹里、真木よう子、佐々木蔵之介、顔ぶれ凄いけど皆んなブレイク前)とセットで1本という感じ、「サマータイムマシン・ブルース」はタイムパラドックスを逆手に取った「辻褄合わせ」を楽しむ作品で、この作品とは「製作費安そう」と「学生たちの集団劇」以外、何も共通性ないけど変な哀愁感が似ていて2本セットで観ると面白いんじゃないかな。(個人の感想です、保証はしません)

※「サマータイムマシン~」はタイムトラベルの辻褄を合わせようと必死に考えた脚本、こちらのタイムトラベルは只の味付けです。(汗)
※夏、クーラーの無い車中は夜でも暑いと思うぞ、開けっ放しのドアからは虫も入り放題だな。(笑)

  空向かい 咲き誇る 向日葵も
   咲かぬ花あり 時は戻らず

 R4.5.30
 DVD
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