セピア色の映画手帳

古い映画を中心に

「浅田家!」

2020-10-19 10:34:48 | 映画日記/映画雑記
 「浅田家!」(2020年、日本)
   監督 中野量太
   脚本 中野量太  菅野友恵
   原案 浅田政志 「浅田家」、「アルバムのチカラ」
   撮影 山崎裕典
   美術 黒川通利
   音楽 渡邊崇
   出演 二宮和也
      妻夫木聡
      黒木華
      風吹ジュン  平田満
      菅田将暉

 写真家浅田政志と彼のユニークな家族の点描。

 浅田家の次男 政志は専業主夫の父親から欲しかったカメラを貰い、やがて写真学校へ進むもサボってパチンコばかり、2年半後、故郷の津へ一時帰郷した政志は両腕に刺青を入れカラフルになっていた、何もせずダラダラ過ごす政志に幼馴染の若菜も呆れ東京へ出て行く・・・。

  予告編 https://www.youtube.com/watch?v=h76jqNkXLUQ

 最初の方で風吹ジュンの大袈裟な演技を見た時、イタリア・ミュージカル「愛と銃弾」冒頭の大袈裟な演技を思い出すべきだった。(笑) 
 監督は名作「湯を沸かすほどの熱い愛」の中野量太でfilmarksの評点は4.0、期待していいのか悪いのか微妙な所、結果はfilmarksの採点どおりでした(DVD出る頃は3.8~3.7かな)、退屈する事のない面白さだけど、そこまででそれ以上のものは感じ取れませんでした。
 人間の描き方に深みがなくて、黒木華演じる若菜はただ都合のいい存在で実在感が薄い、深みのない分、前半から中盤に掛けてのライトコメディっぽい辺りは良いのだけど、3.11後のシリアス部分に入ると若干ながら上滑りを感じてしまう。何かどっち付かずの中途半端感が鑑賞後残りました。
 ちょっと、実在の人物と3.11という現実に縛られて羽ばたけなかった窮屈感がある、一言で言えば「もっと、いけるだろ」と感じた作品。

※テーマは是枝監督と同じ「家族とは」でしょう、「湯を沸かすほどの熱い愛」は「そして、父になる」より良かったと感じたんだけど。

 R2.10.17
 TOHOシネマズ日比谷
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