セピア色の映画手帳

古い映画を中心に

映画日記 2020年 (1)

2020-01-05 16:54:06 | 映画日記/映画雑記
 ※印 再見

 「喜劇 各駅停車」(1965年、日本(東宝))
   監督 井上和男
   原作 清水寥人 「機関士ナポレオンの退職」
   脚色 松山善三
   撮影 岡崎宏三
   音楽 佐藤勝
   出演 森繁久彌
      三木のり平
      岡田茉莉子  森光子

 引退勧告を受けた頑固者の蒸気機関士が、自らの老いを認めて辞めるまでを描いた世話モノ。

 森繁さんと三木のり平が主演、助演だから喜劇と銘打たれているけど喜劇的要素は殆どないです。
 それなりに面白くはあるけど三木のり平の年齢設定に無理がある(笑)、どう考えてもあの若い娘とでは変態親父にしか見えんですよ。
 岡田茉莉子の時は位負けしてるように演技してるのは流石。
 のり平さんと岡田さんの未来はご想像にお任せしますで大人っちゃ大人なんだけど、今の感覚だともう少し描いてくれた方がスッキリしたんだけどな。(汗)

 R2.1.1
 DVD

 「裸の太陽」(1958年、日本(東映))
   監督 家城巳代治
   原作 氷室和敏
   脚色 新藤兼人
   撮影 宮島義勇
   音楽 芥川也寸志
   出演 江原真二郎
      丘さとみ 
      中原ひとみ  仲代達矢

 機関助手の青年と、それを取り巻く青春群像。

 「裸の大将」ではありません、お間違えなく!
 余り面白くなかったです、通俗プログラムピクチャーの域を一歩も出てないし、ちょこっと民青のかほりする。
 登場人物が皆、型に嵌めたようなのばかりで無味無臭でしたね。

 R2.1.1
 DVD

※「ニ百三高地」(1980年、日本(東映))
   監督 舛田利雄
   脚本 笠原和夫
   撮影 飯村雅彦
   音楽 山本直純
   主題歌 さだまさし
   出演 仲代達矢  あおい輝彦  夏目雅子
      丹波哲郎  森繁久彌  三船敏郎

 戦争という事象を国家上層部と金沢第九師団の士卒という、マクロとミクロの視点で描いていく。

 メッセージ的にはあおい輝彦が第三軍参謀達に言い放つ台詞「現場には武士道も祖国もない、地獄があるだけだ」なのでしよう。
 今の時代、戦争映画が面白いと言うと戦時中の鬼畜米英並みの人非人扱いされるかもしれませんが、戦争映画としてかなり面白いと思います、只、途中休憩時、デカデカと歌詞付きで流される、
さだまさしの主題歌「防人の歌」が過剰演出の極みでかなりぶち壊してる。何処の田舎芝居かっちゆうくらい。
 どうしても大きく流したいならラストだけにして欲しかった、それでも情緒過剰でその前が乃木大将の号泣シーンだから、やり過ぎ感が10割増しになって辛かったです。
 多分、今回で3回目の通し鑑賞だけど、見る度に、国粋主義感は自分の中で薄くなっていってます、でも、「防人の歌」の掛かるラストはやっぱり苦手、佐藤允や新沼謙治のシーンなんか大好きなんだけどなァ。

 映画は戦争によって変わってしまう個人や国家を描いてる訳だけど、歌は「変わらないモノ」を歌ってる、この映画は「国破れて山河あり」の序章という事なのでしょうか。

 R2.1.4
 DVD


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