セピア色の映画手帳

古い映画を中心に

「モアナと伝説の海」

2018-03-11 22:46:32 | 映画日記/映画雑記
 「モアナと伝説の海」(「MOANA」、2016年、米)
   監督 ロン・クレメンツ   ジョン・マスカー
   脚本 ジャレド・ブッシュ
   音楽 オペタイア・フォアイ マーク・マンシーナ リン=マニュエル・ミランダ
   声  アウリイ・クラヴァーリョ 
       ドウェイン・ジョンソン
       アラン・テュディック

 南海の島長(しまおさ)の娘モアナは「海に選ばれし者」だった。
 彼女は幼い頃聞いた女神テ・フィティの盗まれた心を返す為、祖母の導きによって外海へ冒険の旅に出る・・・。

 綺麗なアニメーションで話も面白く人気のあるのが解ります。
 良い作品なのは間違いない、マウイもいいキャラだし・・・なのですが、ちょっと、僕とは相性がイマイチで。
 困った事に、理由が解らないのですよ、もう「ディズニー・アニメと相性が悪い」で片づけるしかない感じ。
 ファンの方、こんな感想で本当に申し訳ありません!

 なので、閑話休題。
 この作品を観ながら頭に浮かんだ妄想。
 これって、ギリシャ神話のぺルセポネの話を膨らまして上手にディズニー物語へ移し替えたのではなかろうかと・・・。
 テ・フィティが農耕の女神デメテル、テ・フィティの心である「緑色の石」が最愛の娘ぺルセポネ、それを奪ったマウイが冥界の王ハデス、タマトアを地獄の番犬(門番)ケンぺロスと当て嵌めていくことが出来るんですよね。
 それを一番感じさせるのがテ・フィティの哀しみ怒りにより不作・不漁になるという所。ハデスにぺルセポネを奪われたデメテルも嘆きと怒りの余りストライキに出て地上は大凶作になります。(農耕の神ですから~結局、1年の三分の二は母親の元に里帰り、三分の一はハデスの元にと妥協し地上は三分の一の間は冬となり作物が育たなくなる)
 そんな話を膨らませ、そこにディズニー・ヒロインを活躍させたのがこの作品のような気がしてしまいました。
 ファンの方の夢を壊したかな・・・、重ね々々、ごめんなさい!(汗)

※ああいう島を見ると反射的に♪モスラ~やモスラ~♪が聞こえてくるって殆ど病気(笑)、尤も今回は♪バリハ~イ、バリハ~イ♪の方が多かったけど。(「南太平洋」‘58、米)
※何故、ぺルセポネを思い出したかというと阿刀田高氏の「ギリシャ神話を知ってますか」を読んでたせいもあるけど、昔、上野の美術館で実物を見たロセッティ作「プロセルピナ(ぺルセポネのローマ神話名)」が強烈な印象として今も残ってたから。

 H30.3.11
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2 コメント

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こんばんは。 (白くじら)
2018-03-15 18:22:01
少し家に帰れなかったために、お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。

本作は、冒険モノ好きな私としてはとても楽しめた作品でした。(^^)
マウイのキャラがよかったですね。

ギリシャ神話は子供の頃によんだきりで、覚えている話も少ないのですが、鉦鼓亭さんが書かれているのを読むと確かに似てますね。
私はもうデメテルとか聞くと「アリオン」とか思い出しちゃいますけど。(^^;

島だとモスラ!懐かしいですねぇ。
最近知り合いから東宝の特撮コレクションみたいなDVDを借りたので、少しずつ観てます。
いらっしゃいませ! (鉦鼓亭)
2018-03-15 22:57:14
 白くじらさん、こんばんは
 お忙しい中、コメントありがとうございます!

お返事が遅くなり
>いえいえ、お気になさらずに!
コメントは時間に余裕の有る時で結構ですから。

冒険モノ好きな私としてはとても楽しめた作品でした。(^^)
>良かったですね、僕はどうもディズニーアニメとは余り相性がよくなくて。
「アナと雪の女王」が良かったくらいで・・・。

ギリシャ神話
>僕も初歩の初歩、面白い所だけ抜粋して噛み砕いて説明してくれた阿刀田高さんの薄い文庫本を読んだだけで、それ以上は知らないんですよ。(汗~でも、この本は面白いので何回も読んでます)

モスラ>子供の頃、初めて映画館で観た怪獣映画が「モスラ対ゴジラ」(‘64)でした。
東宝特撮>初代「ゴジラ」を別にすれば、「ガス人間第1号」と「マタンゴ」が好きです。
作品はアチャ~ですが「海底軍艦」は轟天号の姿がカッコ良くて大好き、音楽も好きだしヒロインの藤山陽子さんも子供の時、お姉さん的に憧れてた存在(演技は・・・)、着想に内容が追いつかなかったのが残念!
※「ガス人間~」の八千草薫さんが、もう綺麗で綺麗で初見の時、吃驚しました。

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