セピア色の映画手帳 改め キネマ歌日乗

映画の短い感想に歌を添えて  令和3年より

「スウィート17モンスター」

2021-02-23 20:27:06 | 映画日記/映画雑記
 「スウィート17モンスター」(「THE EDGE OF SEVENTEEN」、2016年、米)
   監督 ケリー・フレモン・クレイグ
   脚本 ケリー・フレモン・クレイグ
   撮影 タグ・エメット
   音楽 エトリ・オルヴァルッソン
   出演 ヘイリー・スタインフェルド
      ウディ・ハレルソン
      ヘイリー・ルー・リチャードソン
      ブレイク・ジェナー

 拗らせ女子高生の青春物語

   予告篇 https://www.youtube.com/watchv=7heWJJbqo1s

 持て余すほど肥大化した自意識と孤独、きっと誰にでも有る思春期を描いた作品として悪くはないと思う、でも、ヒロインがね、プロムのクィーン・コンテストに出ても充分戦えるキュートさを持ってるので「誰にも相手にされない」という役の説得力が弱くなってる、僕たちの世代ならミア・ファローとかシシー・スベイスクのような美貌でなく個性、存在感で勝負する女優さんの役だと思うのだけど、今は洋の東西を問わず'70年代、'80年代のような個性派は影を潜めて美男美女ばかりの世界、個人的にはそこが面白くない時代だと思っています。
 戦前、職業婦人のハシリだった飯田蝶子が松竹の女優採用面接を受けた時、蒲田撮影所長の城戸四郎に笑われ彼女が言い返した啖呵、「美男美女ばかりの世界は薄っぺらい、アタシみたいなのが居て主役が引き立つし、話に説得性が出る」、これで採用、大部屋から原節子のような幹部女優に昇進、僕の感想はそこに尽きます。
 最近ではグレタ・ガーウィグ監督の「レディ・バード」に於けるシアーシャ・ローナンが、この手では出色だったかな、彼女ならではの説得力が有った。

  思う人
   春の陽もなく
    期はすぎて

   朱夏白秋玄冬と
    青き春を思いし

 R3.2.23
 DVD 
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