「ノスフェラトゥ」(「Nosferatu-Phantom der Nacht」、1978年、西独・仏)
監督 ヴェルナー・ヘルツォーク
脚本 ヴェルナー・ヘルツォーク
撮影 ヨルグ・シュミット・ライトヴァイン
音楽 ポポル・ヴー
出演 クラウス・キンスキー
イザベル・アジャーニ
ブルーノ・ガンツ
F・W・ムルナウ監督が1922年に製作した「吸血鬼ノスフェラトゥ」(独)のリメイク。
30年前位にTVで見て感激、その後スナックのマスターの家に招かれた時、お土産としてLDを持参、彼自慢のマイ・シアターで再鑑賞。
DVD化されたので3度目の鑑賞をしてみました。
あの頃、静かで新しいドイツ表現主義かと思ったけど、今見ると過剰に過ぎる気がする(当時は、この過剰が良かったのだが)。
以前観た時はもっと幻想的に思えたんですけどねぇ。
※初見の時から気になった川が流れてる洞窟のガードチェーン、3度目も笑えると云うか醒める。(笑)
H29.10.14
DVD
「プライドと偏見」(「PRIDE & PREJUDICE」、2005年、英)
監督 ジョー・ライト
原作 ジェーン・オースティン 「プライドと偏見」
脚色 デボラ・モガー
撮影 ロマン・オーソン
音楽 ダリオ・マリアネッリ
出演 キーラ・ナイトレイ
マシュー・マクファディン
ドナルド・サザーランド
ジュディ・ディンチ
「いつか晴れた日に」が良かったのでJ・オースティン繋がり。
中産階級の娘と上流階級の紳士との恋愛話で、「いつか晴れた日に」と同工異曲。
K・ナイトレイがこれ以上ない嵌り役で素晴らしい演技を見せてくれるけど、最大のミスキャストにも感じてしまう矛盾。(笑)
近世の物語のヒロインなのに顔立ちがシャープと言うか現代的過ぎる。
撮影も美しく格調高くて良いのだけど、「いつか晴れた日に」の方が光度、アングル、安定感、全てに於いて勝ってると感じました。
※これは多分、キーラ個人ではどうにもならない事で僕の「ごめんなさい」でしょうが、こういう物語だと、どうしても首の前傾が気になってしまう。
H29.11.3
DVD
「グロリア」(「Gloria」、1980年、米)
監督 ジョン・カサヴェテス
脚本 ジョン・カサヴェテス
撮影 フレッド・シュラー
音楽 ビル・コンティ
出演 ジーナ・ローランズ
ジョン・アダムス
バジリオ・フランチナ
「レオン」の元ネタと言われてる作品。
ちょっと、ラストの流れに強引な気が・・・、ハッピーエンドとアン・ハッピーエンドの差か。
子役のジョン・アダムスとナタリー・ボートマンの違いも大きかったかな、こっちの子供にナタリーの時ほど感情移入出来なかった。
この両作に関しては、ハードボイルド調の「グロリア」よりウェットな「レオン」を好みます。
H29.11.5
TOHOシネマズ日本橋
監督 ヴェルナー・ヘルツォーク
脚本 ヴェルナー・ヘルツォーク
撮影 ヨルグ・シュミット・ライトヴァイン
音楽 ポポル・ヴー
出演 クラウス・キンスキー
イザベル・アジャーニ
ブルーノ・ガンツ
F・W・ムルナウ監督が1922年に製作した「吸血鬼ノスフェラトゥ」(独)のリメイク。
30年前位にTVで見て感激、その後スナックのマスターの家に招かれた時、お土産としてLDを持参、彼自慢のマイ・シアターで再鑑賞。
DVD化されたので3度目の鑑賞をしてみました。
あの頃、静かで新しいドイツ表現主義かと思ったけど、今見ると過剰に過ぎる気がする(当時は、この過剰が良かったのだが)。
以前観た時はもっと幻想的に思えたんですけどねぇ。
※初見の時から気になった川が流れてる洞窟のガードチェーン、3度目も笑えると云うか醒める。(笑)
H29.10.14
DVD
「プライドと偏見」(「PRIDE & PREJUDICE」、2005年、英)
監督 ジョー・ライト
原作 ジェーン・オースティン 「プライドと偏見」
脚色 デボラ・モガー
撮影 ロマン・オーソン
音楽 ダリオ・マリアネッリ
出演 キーラ・ナイトレイ
マシュー・マクファディン
ドナルド・サザーランド
ジュディ・ディンチ
「いつか晴れた日に」が良かったのでJ・オースティン繋がり。
中産階級の娘と上流階級の紳士との恋愛話で、「いつか晴れた日に」と同工異曲。
K・ナイトレイがこれ以上ない嵌り役で素晴らしい演技を見せてくれるけど、最大のミスキャストにも感じてしまう矛盾。(笑)
近世の物語のヒロインなのに顔立ちがシャープと言うか現代的過ぎる。
撮影も美しく格調高くて良いのだけど、「いつか晴れた日に」の方が光度、アングル、安定感、全てに於いて勝ってると感じました。
※これは多分、キーラ個人ではどうにもならない事で僕の「ごめんなさい」でしょうが、こういう物語だと、どうしても首の前傾が気になってしまう。
H29.11.3
DVD
「グロリア」(「Gloria」、1980年、米)
監督 ジョン・カサヴェテス
脚本 ジョン・カサヴェテス
撮影 フレッド・シュラー
音楽 ビル・コンティ
出演 ジーナ・ローランズ
ジョン・アダムス
バジリオ・フランチナ
「レオン」の元ネタと言われてる作品。
ちょっと、ラストの流れに強引な気が・・・、ハッピーエンドとアン・ハッピーエンドの差か。
子役のジョン・アダムスとナタリー・ボートマンの違いも大きかったかな、こっちの子供にナタリーの時ほど感情移入出来なかった。
この両作に関しては、ハードボイルド調の「グロリア」よりウェットな「レオン」を好みます。
H29.11.5
TOHOシネマズ日本橋
「プライドと偏見」は好きな作品です。おっしゃる通りキーラは現代風で私好みでした。「いつか晴れた日に」より先に見たのもあって、こちらの方が若干印象が強いかな?
でも光が美しかったのは「いつか晴れた日に」です。
「グロリア」は地味な印象ですよね。悪くないけど「レオン」があるからどうしても…。あとリメイクのシャロン・ストーン演じるグロリアを先に見てしまったので、おばさん過ぎるこちらに違和感が(汗)
コメントありがとうございます!
「ノスフェラトゥ」
>これ、僕の目のつく所では30年近く殆どオンエアなかったんじゃないでしょうか。(CS事情に疎いけど)
カラー版「第三の男」とでも言うか、人工的に光を強く当て「光と影」を強調していて、幻想的だけど耽美を数滴垂らした、そんな作品だと思います。(吸血鬼もヒロインも歌舞伎のような白塗り)
予告編
https://www.youtube.com/watch?v=AciHtHoD1MQ
「プライドと偏見」
>僕も先に見た「いつか晴れた日に」ですね。(笑)
カメラの、どっしり腰の据わった安定感が物語をビシッと〆ていた気がするんです。
「グロリア」
>リメイク有ったの知らなくてシャローン・ストーン、何時、出て来るのかと思ったらオバはんだった・・・。
いや、彼女、良かったんだけど、くたびれたオバさん具合が。(汗)