2017年 ベトナム旅行＜5＞ ホイアンのランタン祭り

さて。
ホイアンでのメインイベントといえばランタン祭りですが…。

正直な話、ホイアンのランタン祭りは誤解とともに広がっているのではないかと思います。
というか、私も勘違いしてた･･･・。

えと、ランタン祭り、というのはですね、簡単に説明すると、月に一度、満月の夜に開かれるお祭りなのですが。
そもそもの意義というか、由来は、日本で言うお盆というか、精霊流し的なものなのです。
で、ランタン祭り、というと紹介されるのが･･･



こういうのではないかと思うのですが…これ、実はランタン祭りの本題にはそこまで関係がないのです。
つまり、ランタン祭りの日じゃなくても見られるのです。
ランタン祭りの日でないと見られないのは･･･・



こちら。
こちらのちっちゃいランタン（というか、灯篭？）を川に流すのがメインイベントです。

てか、普通に旅行ガイドとかでも、ランタンがいっぱい吊ってある光景が紹介されてるから、絶対に、大部分の人が勘違いしてると思う･･･(-_-;)
私も、ランタン流しがメインだという事は事前に知っていたけれども、まさか、よく紹介されているランタンがいっぱい吊ってある光景自体は毎日見られるものだとは思わなかった･･･
まぁ、もしかしたら、夜市が開催されている地域近辺だけの、狭い範囲のことなのかもしれないけれど･･･いや、やっぱりあんまり変わらなかったか
（ランタン祭りの夜と、その次の日と二泊したのです）



この、いっぱい吊ってあるランタンはすべて売り物なのですが（夜だけ開くランタン屋がある）、普通にここで記念撮影とかやってます。
上の写真はたぶん、新婚さんなんだと思う･･･カメラマンさんとかもいて、ずっと写真を撮ってたし。
ランタン屋さんも、自分たちがランタンを売るスペースとは別に、こうやって写真撮影用のスペースも作っていたりして、みんなが思い思いに写真を撮っております。
ランタンのお値段もピンキリで、手のひらに乗るような小さなサイズだと１０ドルくらいで、この手の吊ってあるやつは３０ドルくらいからだった・・・かな。
大きさや、布の種類によってお値段が違うっぽかったです。
あと、値段交渉可能です（とはいえ、店の人も慣れているのでなかなか難しいかもですが）。
ちなみに私、小さい、竹製のランタンを２個購入しました。２個で８ドルなり。
最初は２個で１５ドル、って言われたのですが、中のランプ（電球と配線）はいらんので外側（カバー）だけおくれ、と伝えたら、あっさりお値段交渉完了。
私の感覚で行くと、外側のカバーの方が高いんじゃないの、と思うのだけれど、お店の人的には外側の方が安いらしい･･･解せぬ。
お店の人がいそいそと奥へ行って、ゴミ袋サイズのビニール袋に目いっぱい詰めた在庫を持ってきてくれて、好きなのを選ばせてくれました。
あれかな、みんな写真を撮るばっかりで、あんまり買わないのかな･･･(-ω-;)


あと、このランタン祭り、半端じゃなく人が多いので、人混みが苦手な人はかなり覚悟が必要です。
もうね、本当に人が多いのですよ。
しかも、地元の人（アジア系の人）というよりは、白人率が非常に高い！
何が言いたいかというと、囲まれてしまうと周りが全く見えないのです。
それに比例して、ひったくりとかスリとかもやはり多いらしいので、注意が必要です。