お尻の手術体験記(痔瘻)

43歳男、この度「痔ろう」で入院手術しました。痔は3人に1人と言われています。少しでも私の体験がお役に立てば幸いです。

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8.入院日~手術前

2016-12-19 20:37:44 | 第2部、入院、手術

第2部 はじまり

入院3日前から、下剤を飲むようにと言われた。
下剤 を飲み始めた時、いよいよ手術へのカウントダウンが始まるのか、と神妙な気持ちになる。

入院当日。「朝9時15分までに来てください」との指示通り病院に到着。

部屋を案内してもらい、パジャマに着替える。急に自分が病人になった気持ちがする。体はすこぶる元気で数日前も空手したばかりなのに。無理やり病人にさせられたようだ。

手術直前の診断を受ける。先生に「何か不安や聞いておきたいことは?」と言われたので、「尿道カテーテルが怖くて怖くて、今日まで毎日ずっと、そのことばかりを考えて怯え続けてきました・・・」と言った。入院前の問診票に「不安などなんでも書いてください」とあったので、「尿道カテーテルが怖い」と大きく書いた。


すると先生、「あ、大丈夫だよ、入れる時は麻酔効いているから、何も感じない」とサラッと言った。

俺の恐怖を理解しているのだろうか、と言いたかったが、今から考えれば先生の配慮だと思う。

その後、同時期に入院した2名と一緒に手術の説明を受ける。初顔合わせだけど、同志だ。

説明内容は、「腰椎麻酔だから痛くない」「30分ぐらいで終わる」「手術後は翌朝まで絶対に頭を上げないように。麻酔が頭に回ったら激しい頭痛に襲われ、酷い人は2か月間も頭痛が続いた」などなど・・・もう一人のおっちゃんも「尿道カテーテルが怖い」ということで意気投合した。やはり同志だ。いや、戦友か。

「13時頃に1階に来てください」 

「たかが痔の手術じゃん」と考える人もいると思うが、やはり恐い。周りにはもっと大きな手術をした人がたくさんいる。それらに比べれば大したことはない。しかし、恐いものは怖い。特に尿道カテーテルが怖い。肛門を切られるのも怖い。・・・そういえば、親戚の年寄りを見舞いに行った時、みんなおしっこの袋をベットにぶら下げていたな・・・男だな。人生の先輩だ。俺ももうすぐその域に辿り着くぜ。

・・・手術の呼び出しを待つ間、ふと数年前の事を思い出した。母が痔で入院した時のことである。1泊入院。

神戸市の大澤病院。痔や肛門で有名な病院だ。入院日、母は「明日が怖い」と怯えていた。「まあ、大丈夫や、心配せんでも」と他人事のように励まし、病室を後にした。その足で、隣にある日帰り温泉「月の湯舟」に行った。分かる人ならわかると思うけど、露天風呂から大沢病院が見える。さらに、母親が入院している病室の灯りも見えた。「あそこで怯えているのだろうな~」と一瞬同情したが、露天風呂が気持ち良すぎてすぐに忘れた。

教訓: おかん、ごめん。怖かったやろ、俺も恐い。

 

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