Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

フランスの幼稚園~学習記録ノート~

2016-09-09 | 3歳

【3歳2ヶ月】
ようやく週末がやって来ました。明日は早起きしなくていいぞ! らりほ~♪
保育園時代より家を出る朝の時間が1時間も早く、そのうえバス通学をしているので、ママン、朝の緊張感が半端ないです。
そして我が双子、3歳にしてもう、「速攻ダッシュ」とか「エンドレス早歩き」とかさせられちゃってるので、時に朝から疲れ顔です…。


さて、今日は双子が、面白いものを持ち帰ってきました。大きなノートの表紙には、自分で色付けをした画用紙に手形を押したものが貼られていて、中は「学習記録ノート」のようです。これを見ると、幼稚園でどんなことをして、何を勉強しているのかが分かるように、今は真っ白な紙面へ、次から次へと学校でやったプリントが貼られていくとのこと。ママ友ちゃんが「金曜に持ち帰ってくるから、週末はこれを見て復習させるのに使うのよ。」と教えてくれて、驚きすぎてヒックリカエリそうでした。幼稚園児という小ささで、すでに「復習」という言葉が登場するとは思いもよらなかったんですけど、でも本当にフランスでは、日本の文部科学省に相当する「国民教育省」が、年少クラス( Petite Section )にさえもちゃーんと年間カリキュラムを組んでいるんですって! 昨夜おこなわれたPTA会でも、その話を聞いて驚いていたフランス人ママンがいたぐらいですから。あー、だから、幼稚園なんだけど、「学校( école )」と称されるんだー。


この2週間で勉強したことは・・・
シールでデコレーションして、塗り絵をしたページから察するに、おそらくこれは挨拶の練習ね。「私の名前は○○です。」「年少クラスです。」「先生の名前は××です。」「あなたのお名前は?」「こんにちは、△△さん。」 はぁ~、こうやって“おしゃべりフランス人”の基礎が出来上がっていくのね~。
それで、以前にも5歳児ちゃんママンから聞いて、「日本の幼稚園でも同じこと教えるかなあ?」と思ったことがあるんですけど、フランスでは「性別」をしっかり教えるんですよね。このプリントにも女の子が描かれていて、「私は女の子です。」と書かれています。復唱して覚えるようです。息子のには、男の子が描かれていました。自分の幼稚園時代の記憶なんて定かではないけれど、幼児の頃なんて男女一緒くたで、小学校へ入ってようやく、クラスの席順や整列する時に男女が分けられて、意識し始めたんじゃなかったかしら?


それから、そろばんのような教材を使って、算数の基礎を始めたもよう。ただし、第一回目の今週は、珠を棒にさすことを完成させる間、「椅子に座っていられる」ことが課題だったみたい。


そして次のページ、ママンを恐怖に陥れたもの! 8月30日が誕生日だったクラスメートのエリザちゃん、お母さんの手作りケーキを学校へ持参して、皆でお祝いしてもらったようです!! ケーキを前に、にっこり微笑む女の子の写真が貼られていました。やっぱり、幼稚園でもあるんだ・・・
「強制ではありませんから…」とか言われても、こんな風に公開されてしまうんでは、ケーキ焼かないわけにはいかないでしょ!
今週の最後のページには、クラスメートの顔写真が、名前入りで紹介されていました。双子のクラスは、女子11人、男子15人いることが判明。女子が先に書いてあるあたり、日本との違いを感じます。
双子はまだ、写真に添えてある名前のアルファベットが読めないはずなので、2週間でどのぐらいクラスメートを覚えてきたか、顔写真表を見ながら「これは誰?」「ニコラ君はどれ?」などと、チェックしてみました。そうしたら! まあ、予想的中と言いますか、保育園でも子供だけでキャーキャーと遊べていた娘は、ほぼ全員を言い当てました。しかし、保育園では先生か妹へベッタリとくっついていた息子は、分かったのは自分と妹と、同じ保育園から来た2人と、親が日本人つながりの2人のみ…。
えーと・・・、来週も頑張りましょう!

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