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【ロボットの反乱】



『バトルスター・ギャラクティカ』(2004年放映)1stシーズン、コンプリート。引続き2ndシーズンも録画中。1977年に放映された『スターウォーズ』(今はエピソード4と呼ばれるもの)は、当時、様々な『物語』業界に強烈なインパクトを与え、特にその後のスペースオペラに拭い難い影響を現在も残しているわけですが……まあ、それはそれとして、当時の観客から来た素朴な「『スターウォーズ』“みたい”なのをもっと観せて!」という要望に応えた、もっとも有力な作品の一つが『宇宙空母ギャラクティカ』という事になるでしょうね。この作品はそのリ・イマジイング・シリーズという事になります。
あと1966年放映の『スター・トレック』が映画版として復活を果たしたのも『スターウォーズ』の大ヒットのお陰という感じでしょうか。僕の中では『ギャラクティカ』と映画版の『スター・トレック』は“『スターウォーズ』もの”みたいなカテゴリーで記憶に収めていたりまします。(邦画含めた『スターウォーズ』の影響はまた機会を見て語りたいです)

…実は、この1stシリーズの前にプロローグ的な話があって、それを観ないと明確なストーリー把握はできないようなのですが(汗)ちょっと僕、そっちは存在を意識していなくって録り損なっています(汗)
…でも、ま、冒頭で必ず粗筋説明をしてくれるんですけどね。…機械生命体サイロンが、人類に反乱を起こし、植民星に棲む十二氏族たちは惑星を放棄してサイロンから逃走する事になった。目指すは地球…といった話かな?多分(汗)

機械生命体サイロンの一般兵士たちの(映画を観る限り、一般兵~司令官で、将校みたいな兵士はいないようですね)あの“一つ目”が『機動戦士ガンダム』(1979年放映)のMSザクのモノアイになったと言われています。
『ギャラクティカ』と言えば、このサイロン兵というくらいイメージの強いキャラクターなのですが、今回『BSG』では、敵としての活躍はこの金属の塊から、人間そっくりに造られたサイロンたちの暗躍にシフトしています。

いや、このドラマって、彼ら“人間型サイロン”たちの徹底的な人間としての振る舞いが最大の見所と言っていい気がしています。彼らは、痛みも笑いも、喜怒哀楽全部持って人間として、ギャラクティカ・クルーと接しているんですが、ある局面が訪れてスイッチが切り替わると、無意識的な行動で、船体を爆破したり、誰かを暗殺したりするんですよね。…これはちょっと怖い。

確かな思考と感情を持っている連中なんですよ。多分、電気羊の夢とか全然、よゆーです。(`・ω・´)
言葉巧みに誘惑したり、動揺を誘ったりするサイロンもいて、ともかく人間の心を物凄くよく分かっていて、にも拘らず人間に対する攻撃心は不変である所がかなりおっかない。

サイロンたちは人間をどうしたいのか?僕が観た範囲では実はよく分からないです。惑星から人間を追い出したんだから、それで反乱という目的を達成したようにも思えるのに、それでも人間の追撃を止めようとはしない。……なんか自分らが人間以上の存在である事を証明したいんですかね?ま、どうなんでしょう?

オリジナル・シリーズは『スターウォーズ』の影響と言うか、どこか登場人物たちに神話的(?)な服装が混じっていたのですが、今回はそういうのは排除していて、スペースオペラというよりはハードSFな感じになっています。宇宙戦闘機ヴァイパーとか、すごくカッコいいです。サイロンの戦闘機もいいですね。
ここらへんの“カッコいい”ものが、執拗に狩り立て続けられる人類というハードなストーリーを支えている感じです。


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