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とある魔術の禁書目録(インデックス)〈15〉 (電撃文庫)
灰村 キヨタカ
メディアワークス

『とある魔術の禁書目録』15巻まで読みました。……どうも14巻で『SS』を先に読む順番だったみたいですね?まあ、そっち読んで16巻に行こうと思っています。
『面白い』ですねえ。上条当麻さんの無茶っぷりにいちいちツッコミを入れながら楽しく読んでいます。上条さんが女の子の着替えを200%引き当てる異能力とかw今だと少年誌でも『とらぶる』でやっていたっけ?って感じですし。妙な物議、というか賛否?を醸し出している“上条さんロジック”も、僕は不思議と嫌味に感じていなくって心地良く聞き入ってます。

まあ、ちょっと前に記事にした戯言シリーズとかもそうですが、どうも僕はトレンドを追うテンポが遅い…というか悪いですねえ(汗)Twitterのタイムラインとか観ているとアニメもリアルタイム視聴でコメント入れて行くと、楽しいのだろうなあ~と思いつつ、なかなか上手くできません。だから、僕が何かしゃべり始める頃には、大体みんな楽しみ終わって次に行っているというか…………………ま、いっか。(´・ω・`)気にしてもしょうがない。

しかし、遅ればせながらも、この『物語』に浸るのは、やっぱり主人公の上条さんが気になるんですよね。
僕はずっと物語に接するとき「主人公って何か?」、「ヒーローって何か?」っていうテーマを追っている所があって、別の記事に時々書いたり言ったりする『王』の話や、『天才』の話、『スーパーヒーロー』の話はその派生というか分類なんです。
その角度から上条さんを観た時、少なくともここまでの上条さんは、あらゆる“ご都合”に守られたキャラクターに観えます。主人公の中の主人公と言ってもいい。そこが妙に目が離せないw

僕はもう一人、この物語の中で上条さんのライバル(?)にしてリバースの一方通行(アクセラレータ)さんが好きなんですが、彼はとても面白い。ダークヒーローにして『スーパーヒーロー』になれるんじゃないか?と思って観ていたら、街の中の人的被害を総て自分の超能力で守りながら戦っていたりwちょ……それは『スーパーヒーロー』の仕業だw
しかし、同時に、自分の甘さを求める判断…というか躊躇が悲劇を呼び寄せてしまったりもしています。やっぱり上条さんじゃないと「こうなる」のでしょうよ。上条さんにかかる“ご都合”はそれが観えている上で描かれているものである事が分かります。

こういう場面の上条さんと一方通行さんの違いは明らかなんですけどね。上条さんは甘い判断を“躊躇なく”する。一方通行さんは、あの時、“躊躇した”。二人の違いは正にここなわけです。
………いや、「ここなわけです」とか言っても、この違いがハッピーエンドとバッドエンドを分岐させるとは思えないんじゃないでしょうか?(´・ω・`)むしろハッピーもバッドもそんなものとは関係なく不条理に訪れるものに思えないか?それでも、必ずハッピーエンドを引き寄せてくるなら、そいつは“ご都合“に守られた主人公なのではないか?…こういう角度で上条さんを観ています。

ご都合に守られているのか?ご都合を引き寄せているのか?と言った議論は『王』の物語でもありますね。僕は(感覚として)上条さんを『王』というつもりはないのですが、話が詰まってくるとここらへんを言及して行く事になるのかな。

単体の物語としては一方通行さんのドラマが一番好きなんですけどね。痺れます。かつて自分が犯した“罪”に対する設定も心象もテーマも、彼は一等『面白い』。
しかし、物語世界の中の主人公論、ヒーロー論としての上条さんも目が離せないですね。彼がどこまで行くか……ちょっと見届けたく思っています。



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