静かな場所

音楽を聴きつつ自分のため家族のために「今、できることをする」日々を重ねていきたいと願っています。

バーンスタインの交響曲第2番「不安の時代」と「セレナード」を聴く

2018年08月20日 17時12分25秒 | バーンスタイン(作曲家として)
 生誕100周年祭続行中(笑)。 

 今日はステロイド抜けによるダルさが一番ひどい日ですが、まあパソコン作業くらいは何とかやれちゃいます。


 バーンスタイン・リマスター・エディションからの1枚。
 今日はDisc2
 モノラル期の自作自演盤です。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

1.バーンスタイン/交響曲第2番「不安の時代」(ピアノと管弦楽のための)

2.バーンスタイン/セレナード「プラトンの『饗宴』による」(独奏ヴァイオリン、弦楽、ハープ、打楽器のための)



ピアノ:ルーカス・フォス(1)

ヴァイオリン:アイザック・スターン(2)

管弦楽:ニューヨーク・フィルハーモニック(1)、シンフォニー・オブ・ジ・エア(2)


指揮:レナード・バーンスタイン


【録音】
1・・・1950年2月27日、コロンビア30番ストリート・スタジオ、ニューヨーク
2・・・1956年4月19日、同上


♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ 


 生誕100年ということで、今年は国内でもバーンスタイン作品がたくさん演奏されています。
 ざっと見たところ、オーケストラでは、この第2番「不安の時代」が多く採り上げられている印象ですが、実際はどうなんでしょうね。
 3番「カディッシュ」が演奏される機会はあるのでしょうか?
 あの曲は大がかりだし、1番だとメインにもってくるのにはちょっと尺が短い、ということで2番が多く選ばれているのかも知れませんね。
 実は私も、9月の名古屋フィル定期で川瀬賢太郎指揮の「不安の時代」を聴く予定です。
 とても楽しみにしています。
 もう、こうなったら、少しくらい体調が悪くても、這ってでも聴きにいくつもりなんだから・・・

 さて、この2曲は純粋器楽曲ではありますが、例によって作曲の元となっているのは文芸作品です。
 
 テキストを持たない純粋器楽曲であっても、その由来となっている文学(文芸)について知ることは、その曲を味わい楽しむ上で極めて有効ではあります。
 しかし、そちらの方向にあまりに煮詰めてしまうと、いつの間にやら独りよがりな「作品論」みたいなものに自分で自分を縛りつけてしまう面もあるかと思います。
 まあ、聴き返すたびにムリなく少しずつ世界を拡げていくスタンスがいいのではないでしょうか。
 私は、「不安の時代」の元となったオーデンの詩は読んだことはありませんし、内容についてもほとんど知りません。
 楽曲解説(NHK交響楽団のサイト)などからうかがい知る程度です。
 
 冒頭のクラリネットによる「物悲しい」旋律が全曲に渡って登場する重々しい作品ですが、スケルツォ楽章に相当する「仮面劇」ではジャズ風の快活な音楽が弾けて、とても効果的。
 この演奏は1950年ですから、後に加筆された最終楽章の長いピアノ独奏部分が無く「あっさり」と終わりますが、これはこれでバランスよくまとまっている感じもします。

↓手元には、このレコーディングの前日のライヴもありますので、また聴き返してみます。





セレナードはレニーの作品中でも演奏される頻度の高い曲ではないでしょうか。
 美しく、そして変化に富んでいて聴きやすい名曲だと思います。
 こちらの曲はプラトンの「饗宴」から着想を得たとのことですが、もちろん私は読んだことはありません。

参考→楽曲解説(N響HPより)

 第1楽章は、バルトークの「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」に少し甘い風合いを加えたような、透明な美しさが魅力的。
 以降の曲も、所謂「バーンスタイン節」と言っていい特徴的な旋律線と弾けまくったリズムの交錯が聴いていて楽しくて仕方ありません。
 特に、全体の三分の一近い時間を要する第5楽章の目もくらむような激しい音楽は圧倒的です。
 これは1956年の録音ということですが、なぜかモノラル。
 しかも、1950年録音の「不安の時代」よりも音質はやや落ちます。
 しかし、強奏部分での「ダンゴ状態」さえガマンすれば、静かな部分やソロの美しさは十分に味わうことができます。

↓セレナードのオリジナル・ジャケット





↓バーンスタイン・リマスター・エディションの過去記事
リマスター・エディション届く
Disc1「初期録音」より

Disc5組曲「火の鳥」&幻想序曲「ロメオとジュリエット」
Disc6「バルトーク/ヴァイオリン協奏曲第2番」
Disc7「春の祭典」
Disc8「ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲」
Disc9「ショスタコーヴィチ/交響曲第5番」
Disc10「大峡谷」&ガーシュウイン作品
Disc11「ドビュッシー/管弦楽のための映像」
Disc12「ヴィヴァルディ、協奏曲集」
Disc13「アイヴズ交響曲、他」
Disc14「コープランド作品集」
Disc15「ピーターと狼」「くるみ割り人形」
Disc16 マーラー「亡き子をしのぶ歌」ほか、マーラーの歌曲集(MS:J.トゥーレル)
Disc17「オン・ザ・タウン」

Disc21 ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第4番(pf:グールド)

Disc85 シューベルト/交響曲第9番「グレート」





Leonard Bernstein Remastered
Leonard Bernstein
Sony Classics



↓これも、もうじき届く。楽しみ!!!
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↓これも気になる!全ダフでもいくつか買おうかな?ジャケ魅力あるし、ね。
レナード・バーンスタイン名盤1000
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