GYMの日々(怪鳥日記)

最初は、LBジム香椎の日記だったんですが、最近は、石丸怪鳥の芸能日記にになっているかも・・。

インナーマッスル

2005年06月24日 | Weblog
インナーマッスルは、大胸筋や三角筋などの目で見える筋肉(アウターマッスル)に対する深部にある小さな筋肉です。
アウターマッスルは、直線的に大きな力を発揮するのに対して、インナーマッスルは、骨と骨とをつなぎとめておく働きをしています。
その性質上、回転やひねりなどの運動でインナーマッスルが働きます。

投球動作に必要な肩のインナーマッスルといえば、肩の腱板につながる筋肉のことで、英語ではローテーターカフといいます。
背骨と大腿骨をつなぐ大腰筋もインナーマッスル。
大腰筋を鍛えることは、ダイエットにも効果的です。
脊椎の最もそばにあるインナーマッスル・腹横筋は、椎骨と椎間板のつながりだけの不安定な脊椎を直接支えています。
複式呼吸で腹横筋を鍛えることは、お腹を引き締めるのに役立ちます。


インナーマッスルの中で、投球動作に必要なローテーターカフについて説明します。
肩と上腕骨をつなぐインナーマッスルには下の4つの筋肉があります。
4つの筋肉は連動して肩を動かすのですが、主な働きは以下の通りです。
投球動作を例にとり説明します。

棘上筋 -上腕骨の側方挙上ー腕の引きつけ
肩甲下筋-上腕骨の内旋-腕の引きつけからリリースの前までの動き(肘が顔の横にくるまで)
棘下筋 -上腕骨の外旋ーリリース時と腕の減速
小円筋 -上腕骨の外旋-リリース時と腕の減速

ローテーターカフのトレーニングは非常に軽い(1kg~3kg)ダンベルやゴムチューブをつかって1セット20~30回繰り返します。

重たくなるとアウターマッスルに効いてしまい、インナーマッスルには効果がありません。