日々是好日

身辺雑記です。今昔あれこれ思い出の記も。ご用とお急ぎでない方はどうぞ・・・。

PASMO(パスモ)がPiTaPa(ピタパ)で仕返し?

2007-04-18 16:12:55 | Weblog
昨日は京都でお稽古のある日、阪急烏丸駅で下車して地下鉄に乗り換え、国際会議場前駅まで行く。4月からはPiTaPa(ピタパ)が京都市地下鉄でも使えるようになり、スルッと関西をそれだけのために買わなくても済むのでとても便利になった。ところが昨日は思いがけないハプニングがあった。

PiTaPaを改札口のIC読み取り装置にタッチして地下鉄に入ろうとしたら、急にドアが閉まり通れない。アレッと思ったら「出場記録がありません」というようなメッセージが現れた。タッチの仕方が悪かったのかと思いもう一度タッチし直したが同じようにドアが閉じる。私の『お遊び』にパスモが仕返しをしたかのような気がしたが、そんなことがあるはずがない。

4月1日のブログに私は「PASMO(パスモ)は打ち出の小槌?」なる記事を投稿した。その要旨は次のようなことである。

《①明らかにパスモ間で電子マネーが動いている。
②電子マネーが動く距離は0から50~60cmの範囲に限られる。否応なく人を意識せざるを得ない距離である。
③パスモの面の重なりが大きいほど電子マネーは移動しやすい。直角では起こりにくい。④電子マネーは残額にかんして高額なカードから低額のカードに流れている。しかも100円単位であることが分かった。従って気付きにくい。》

私の知る限り、何人かの方は真面目に受け取ってくださったようである。となると真面目な方は日本全国ではもっと多いはずである。それかあらぬか、4月11日にはパスモの新規発行が定期券を除き中止になった。この真相は電子マネー移動の混乱を避けるため、となれば話は面白くなるのであるが、この私の記事は云うまでもなく『エイプリルフール』で作り話なのである。パスモ間で電子マネーの移動が実際に起こるはずはない(と思う)。同様に、私のPiTaPaの異常がパスモの仕返しのせいだなんて、あり得る話ではない。

なにはともあれ地下鉄の駅員に事情を説明した。最初は「チャージしてますか」なんて聞かれたけれど、PiTaPaは後払いである。そこでPiTaPaのデータを読み取って貰い、私が午後何時何分かに阪急三宮駅の改札口を通って入場していることが分かった。問題は私が明らかに阪急烏丸駅の改札口を通って外側に出ているのに、その記録がないことである。透明人間になった覚えもないので、摩訶不思議としか云いようがない。勧められるままに阪急の改札口に行くことにした。

阪急烏丸駅に戻りかけてハッと思い出した。烏丸駅をあと一回分残っていた頂き物の株主優待回数乗車証で通り抜けたのである。そこで烏丸駅で駅員に事情を説明したところ、「三宮駅での入場記録を消しておきます」と云っていとも簡単に手続きを済ませてくれた。これでPiTaPaが使用可能となったのである。

私は阪急三宮駅で優待乗車証を使うつもりだったのに、習慣的にPiTaPaで入ったらしい。そして烏丸駅では優待乗車証で出たのである。それにしても優待乗車証に入場記録がないはずなのに何故外に出られたのだろう。さすが株主優待証、出入りが全く自由ということなのだろうか。

先日は自動車路を逆走しかかったし、今回はこのようなちょんぼをするし、ボケが出だしたと思えば気にもなるが、そのせいでこれからも新しい体験がいろいろできると思えば期待感も湧いてくる、とは負け惜しみの弁なのかも。