知っ得法律コラム

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酒気帯び運転と酒酔い運転

2018年09月07日 | お知らせ
女性タレントが酒気帯び運転、ひき逃げなどで逮捕されたことが報道されました。

酒気帯び運転は、呼気1リットル当たりアルコールが0.15ミリグラム以上ある状態で運転した場合です。
今回、女性タレントは、0.58ミリグラムということですから、当然、酒気帯び運転になります。

これに似た犯罪に「酒酔い運転」があります。
こちらは、何ミリグラム以上という基準はありません。
「アルコールの影響により正常な運転ができないおそれがある」状態で運転した場合、酒酔い運転になります。
酒酔いの状態であったかどうかを判断するのは、酒酔識別カードによります。
質問に対し正常に受け答えできたか、正常に歩けたか、立っていることができたかなど、総合的に判断することになります。

0.58ミリグラムの被告人を担当したことは、一度あったかどうかというくらいのすごい状態です。
普通なら、泥酔に近いだろうと思います。
酒酔いの状態でないとしたら、相当お酒に強いのだと思います。

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