Revive

 

雨が嫌いだった頃

2019-03-26 19:26:00 | 日記


日傘を置き忘れた。
どこへ忘れたのかさえ忘れた(笑)

自動の折り畳み傘は便利がいいと教えてもらって
買ったお気に入りの傘なのに・・・



人生の上においても
色々なものを失っていく
若い頃は獲得するだけが
全てだったような気もする
ある程度の年齢になってわかったのは
人生は、獲得するより
失っていくものだと思うようになった


思ってたのとは違う人生の中で
失っていく大切な何かに気付かされ、
大切な何かを発見していくのかなと。

失いたくない何でもない幸せ
失いたくない瞬間
失いたくない思い出

失いたくない人
そして、
もっとも失いたくないのは
若さだったりもする(笑)

そんなことより
次に雨が降るまで傘を買わなきゃ


あなたの影や姿をさがして

2019-03-25 18:13:00 | 日記





古いアルバムを引っ張り出した

全ては整理されてなく「そのうちに」と
真新しいアルバムと束にした写真があった

そんな事をすっかり忘れていて
私らしいなと思いながら、
一枚一枚、写真をアルバムへ貼り付けた
出来ればCD化したいが
まぁこれも「そのうちに」


その中の
とてもとても古いアルバムにあったのは
父の姿。

公園で遊ぶ私と弟を眺めている父の横顔が
唯一、私にに残された父のすべて

父親らしいことは何もなかった
家庭を省みない父が嫌いだった
母を苦しめる父が憎かった

父には、いい思い出もなく
別れた後の住まいは知っていても
会うこともなかった
いや、会いたくなかった

しかし
その憎しみや恨みが
少しづつ憂いに変わっていった
それは
自分が年をとったせいだろうか


父が亡くなったと知らせをうけたのは
蝉の鳴き声が聞こえなくなった去年

涙が出なかった。
実感も湧かない。
でも、何故だろう?
今になって涙がでるのは。
父の写真を見たから?

私の心に父が居たように
父の心に私たちは居たのだろうか?
どんな思いで
ひとり晩年を過ごしていたのだろうか?

何故か
深い海の底を見た者だけが知る悲しい日々
後悔する父親の姿が思い浮かぶ

「そのうちに」なんて思わないで
会っておけばよかった。
今になってそんな事を思う。






会いたい。
と、いう思いがあっても
会えない人

会えなくとも、私の心の中には
あなたの存在があるのです
だから私は寂しくなんてない

と、言い聞かせているのです。
そう思えば、寂しさが
どこかへ逃げていくような気がするから

君の声をいつでも

2019-03-22 12:22:29 | 日記



顔を見たことなど無い
もちろん会ったこともない
電話で話しただけのあの人は
何故か
昔からの知り合いのような
錯覚を覚えてならない

少し年齢差はあるけど
電話がかかると仕事中にも関わらず
20分近く雑談している。
しかも最近はほぼ毎日


そして、
私のことを好きだ。
会いたい。と言ってくれる
もちろん私もその人に
会いたいと思っている

いつか。ではなく
近いうちにデートをしましょう
と約束した相手は
関連会社の神戸の女性


それを横で聞いていたM氏が
僕も女子会に行きたーい!
仲間に入れてよぉー。
と言う

もちろん返事は
「お呼びでない」(笑)


そういえば前回3度目の波止場町は
様変わりしていた

若い頃、友人とツーリングしたのが最後で
神戸ポートタワーの上から
消える事のない夜景を見たことを
今も鮮明に思い出す


夜景の数えきれない無数の光
その中のひとつが私で
例え光が弱まったとしても
消えたとしても何一つ変わらない

いや、
その前に私は光を発しているのだろうか?

一際、眩しいくらいの光を発する人
そんなあなたに私はなりたい。