ポコアポコヤ

食べ物、お菓子、旅行、小説、漫画、映画、音楽など色々気軽にお話したいです(^○^)

「カラーひよことコーヒー豆」小川洋子

2010-01-25 | 小説・漫画他

小川洋子さんが、雑誌『Domani』に2年間にわたり連載したエッセイを中心にまとめた本。表紙や装丁が可愛らしいですね。

雑誌Domaniは、いつも行く耳鼻科に置いてあるので、そこで読んでいたりしたのですが、なんかイメージ的に、小川さんとDomaniって全然結びつかない!って驚いたんですよね。 学生時代、ファッションやメイクに興味があまり無かったというエピソードもあったりして、天然で素朴(悪く言えばあか抜けない)小川さんの姿が浮かんで来ます。
以前、雑誌camcanに、島本理生さんがエッセイ書いてるっていうのも、全然結びつかなくてびっくりしたけど

で、読んだ感想は?というと。
小川さん、優しいっ!
こんな優しいまなざしの人、そうそういないよなぁ~って思いました。
どんな仕事の人や無職の主婦の人、とにかく全ての人へ、愛情ある言葉の数々。いやぁ~見習いたいものです。小川洋子さんって、ほんとに良いお人柄です。

中でも凄くインパクトがあったのは、電車でお化粧している女性に対してまでも、小川さんは眉をしかめるどころか、微笑ましく見てる・・・というのにはびっくり。

あと、靴がいかに大切か・・・というエピソード(五木寛之さんや、アウシュビッツ、藤原ていさん)も印象に残りました。
とはいえ、あっという間に読み終わっちゃうし、読み応えという点ではアッサリしているので3つ☆半。

2009-11-26出版
連載分24本+書き下ろし5本から一貫して伝わってくるのは、スポットライトが当たる人の周縁で密やかに、でもしっかりと生きる人々への、深い愛と感謝の気持ち。装丁・装画は『ミーナの行進』も手がけた寺田順三氏

小川洋子の偏愛短篇箱
猫を抱いて象と泳ぐ
「偶然の祝福」「博士の本棚」感想
妊娠カレンダー、貴婦人Aの蘇生、寡黙な死骸 みだらな弔い
薬指の標本 5つ☆ +ブラフマンの埋葬
「おとぎ話の忘れ物」と、「凍りついた香り」、「海」
「ミーナの行進」「完璧な病室・冷めない紅茶」感想

コメント (10)   トラックバック (6)   この記事についてブログを書く
« ワッフル「R.L エール・... | トップ | さぼてんチョコ 韓国より »

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (なな)
2010-01-26 21:05:48
こんばんは。

小川さん、人の悪口なんていわないだろうなぁ。全ての人のいい部分を見つけて、褒めそうです。

靴の大切さ。藤原ていさんの話はこの先ずっと頭の中に残りそうです。
ななさん☆ (latifa)
2010-01-27 08:28:48
こんにちは~ななさん
確かに!
小川さんは悪口とか言いそうにないですよね。
この本の中で故郷の大学病院で働いていたとき、仕事の後仲間と喫茶店で愚痴や悪口とかになって・・・って部分がありましたよね。
その場で、小川さんは聞き役になってたのかな~、居心地悪くなかったのかな・・・ってちょっと心配したりもしました。

藤原ていさんの足の下に詰まった石を取り除く・・って描写には悶絶しそうでした・・・
かわいい表紙 (真紅)
2010-02-24 09:12:12
latifaさん、こんにちは。
この本、こちらで「かわいい表紙!」と思って、読んでみました。
すごくよかったです~。ホント、まなざしのやさしさを感じたわ。
latifaさんは、小川洋子さんの本たくさん読んでいるんですね~。
私は『博士~』と、藤原正彦さんとの対談本くらいしか読んだことないので、これから読んでみたいな。
あと、豊島ミホさんのエッセイもアップされているね~。私もリクエスト中なんだ。
休筆宣言の心情がわかるかな、と思って・・・。
読んだらまた伺いますね。
真紅さん☆ (latifa)
2010-02-25 08:59:15
こんにちは、真紅さん
表紙、カワイイですよね。つい手に取ってみたくなります。
そーなんですよ。小川さん、優しいっ!!!
見習いたいって思いました・・・。
小川さんは、凄く優しくておっとりした部分と、実は結構グロテスク愛好者なのでは?という密かにブラックな部分がミックスしていて、そこが好きです。人の良い優しいおばちゃんってだけじゃない処が☆

豊島ミホさんのエッセイも面白いよ~。また全然小川さんとは違った(もしかして、ある意味ま逆?)感じで。
真紅さんも近々読まれるのね?!それは凄い楽しみー。またお話しようね
Unknown (時折)
2010-03-28 13:35:52
TBさせていただきました。
私も小川洋子さんの優しさにしびれました。
それも、どこか現代の喧騒とは無縁の、昭和の匂いのする優しさ、です。
このエッセーと彼女の書く小説とをつなげて考えてみると、あの孤高の気高さともいえる独特さの秘密がわかるような気がしてしまいました。
時折さん☆ (latifa)
2010-03-29 10:46:48
こんにちは~時折さん
小川さん、凄く優しくて大好きです。
こんな風に心に余裕を持った生き方をしたいもんだと、自分に戒め?を持ちました。
小川さんの小説も大好きなのですが、エッセイも良いですね~。
Unknown (Roko)
2010-05-23 22:58:18
latifaさん☆こんばんは
わたしもこんな心優しい人になりたいなぁって思いながら読んでました。
小川さんの作品の中に流れている優しさは、ご本人からあふれ出してくるものなのでしょうねぇ!
Rokoさん☆ (latifa)
2010-05-24 10:09:32
こんにちは~Rokoさん
こちらにもありがとうございます
表紙からして、とってもカワイイ本でしたが、内容の優しいこと!!
ちょっとした事でも、イラッと来てしまう自分を反省せねば・・って思わせてもらう内容でした。(特に電車とか混雑してる町を歩いてる時とか・・)

小川さんみたいな女性、とっても素敵ですよね。もちろん小川さんんお小説も大好きですが、エッセイも凄く良かったです。
ひよこ (存在する音楽)
2013-10-26 05:55:47
latifaさん おはようございます♪
台風は大丈夫でしょうか?
「カラーひよことコーヒー豆」を読み終えた日に
TVの旅番組でフィリピンの路上で売られているカラーヒヨコを見て驚いていました。
気分転換に読みやすい分量で毎日少しずつ読んでいたんですが、最後まで読んでしまうと、もう終わってしまったのか・・・という最終回を迎えた寂しさを感じていました。
それくらい、このエッセイ良かったです。
小川さんのエッセイは次のも買ったので、続いて楽しみたいと思います。
存在する音楽さん☆ (latifa)
2013-10-31 17:41:11
こんにちは、存在する音楽さん
お返事遅れてしまって、ごめんなさい
カラーひよこ、読まれたんですね^^
読んだすぐ後に、そういう様子をテレビで見るなんて、すごい偶然ですね。
小川さんのエッセイも小説同様魅力的に感じられます。

ps 娘はYMOは聞かないです。坂本さんの曲は好きみたいなんだけど・・・。

コメントを投稿

小説・漫画他」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事

6 トラックバック

カラーひよことコーヒー豆 小川洋子 小学館 (おいしい本箱Diary)
あっという間に、2009年も終わりますね。 大掃除やら何やかんやで、なかなか本も読めずですが。 もっとも、忙しいと、余計に逃避して本が読みたくなるのは、いつもの事です(笑)
「カラーひよことコーヒー豆」小川洋子 (ナナメモ)
JUGEMテーマ:読書 雑誌『Domani』に2年間にわたり連載したエッセイに書下ろしを加え、待望の単行本化。泣きたいほど優しい気持ちになれる、愛に充ちたエッセイ集。 「理想の一日」で朝早く起きて小説を書き、犬の散歩をして、夜には野球観戦。小説が書けること、犬...
作家のまなざし~『カラーひよことコーヒー豆』 (真紅のthinkingdays)
 雑誌『Domani』の連載エッセイに、書き下ろしを加えたエッセイ集。まぁこの 何ともかわいらしい装丁・装画を観て下さい! 読む前から、手...
小川洋子『カラーひよことコーヒー豆』 (時折書房)
カラーひよことコーヒー豆著者:小川 洋子販売元:小学館発売日:2009-11-26おすすめ度:クチコミを見る シンプルなやさしさ。 内容(「BOOK」データベースより) 雑誌『Domani』に2年間にわたり連載したエッセイに書下ろしを加え、待望の単行本化。泣きたいほど優しい気...
『カラーひよことコーヒー豆』 小川洋子 (Roko's Favorite Things)
カラーひよことコーヒー豆posted with amazlet at 10.03
小川洋子「カラーひよことコーヒー豆」 (お花と読書と散歩、映画も好き)
華々しくなくても、誰かに褒められなくても、黙々と自分の為すべきことを為す『大人』に向けられる温かで大きくて、それでいて謙虚な視線 本を書くことが大好き、とのこと 数々の名作は、この人の指(頭)から生まれたんだな~ 自分が小川洋子フ...