韓国版の八月のクリスマス(1998年)は随分前に見たっきりなので、細かい部分は忘れてしまっているのですが、日本版(2006年)は、かなり韓国版同じに作られている気がしました。女の子の職業が違っていたくらいで、登場のシーンの黒いタイトスカートに黒いパンプス、一つに束ねた髪の毛まで同じで、その登場シーンのスタイルの良さまでも同じでした^^
この映画を今見て思ったことは、最初に韓国版を見た時は、写真館や、写真を現像してもらう・・って事を普通に自分は見たんです。ところが2006年、見たらば、そうかぁ・・・最近は、滅多に写真を現像してもらうってことしなくなったよなぁ・・・。デジカメでお家でプリントしたりするようになったり、あまり写真館に行くとか、写真に○をつけて焼き増しを頼んだりってこと、無くなったよなあ・・・って、とてもなんだか懐かしくその部分を見てしまったんですよ・・・。舞台になる日本の風景も、どこか懐かしい古き良き日本を感じさせる街並みでした。コンビニというより、町の小さなお店で買ったアイスを食べる夏の日・・・を感じました。
なんとなく私が感じた印象では、韓国版は、ハンソッキュが女の子を想っている気持ちは伝わって来たけれど、女の子はハンソッキュを凄く想っているという感じを受けなかったのですが、日本版は、女の子がおじさんを、かなり想ってたような・・・。勝手な私の浅読みかもしれませんが(^_^;)
この映画の韓国版を見た頃、まだ私は、韓国映画は殆ど見たことがない頃でした。だから、泣かせようという趣旨が無い映画、淡々とした処が、とても印象に残ったし、新鮮にうつったんです。かえってハリウッド映画や日本映画の方に、不治の病でお涙頂戴系でドラマチックに泣かせようとする・・って印象を持っていたから、韓国映画って、泣かせようとしない手法が、なかなか素敵ダナ☆なんて思ったんです。(それが2006年今では、世界で一番、泣かせようとする映画、不治の病系を好んで作るのは、韓国映画じゃないか・・・?って風に思う様に変わってしまったというのも・・・皮肉というか・・・(^_^;))
この映画を日本でリメイクするという話を聞いた時、頭に浮かんだことは、何故にこの映画を、日本版としてリメイクしようとしたのかな?って事でした。実際映画を見たら、その謎が解けるかな?と思ったのですが、今だやっぱり解らず・・・。調査すればいいんですが、それほど思い入れも無いので・・・。日本版も普通に良く作られていたと思いました。が、とりたてて感動も無かったような・・・
★以下、日本版、韓国版の、ラストのネタバレ含みます★文字反転して下さい
あと、これまた勝手な私の思い込みや印象なのですが、山崎さん演じるおじさんは、過去に女性とも深くおつき合いした経験も何度か有り(それほどモテない訳じゃなくて)今に至ってる・・って印象がして、ハン・ソッキュ氏演じるおじさんは、なんだか全然縁が無い様な(過去の女性一人だけはあったけれど、なんだかそれも半ば片想いで終わってしまった感がある・・)そんな印象があったんです。だから、黙って彼女を喫茶店で見るだけ・・、何も彼女に語らずに死んで行く姿が、より一層、げに哀しや~、胸に迫って来たんです。
それに韓国版では、シム・ウナ演じる女の子が、その後写真館の前を通って、にこやかに(彼女は何も知らないんだ~!)フィナーレっていうのが、また凄~~く悲しくて・・・(;_;)←その語り足り無さ?の歯がゆさが、なんとも悲し過ぎる!けど、そこがこの韓国版の映画の良いところでもある。
日本版のラストは、ちゃんと全てを知った上で、あの女の子が自分の写真が飾られているのを微笑んで去って行くんですよね。見ているこっちからすれば、落ち着く?ラストではあるんです。が、やっぱり、あまり多くを語らず(感情の起伏やら何やらを最低限おさえて控えめに控えめに)作られてるのが、この映画の特徴だとしたら、ラストもこのまんまの雰囲気で、突っ切っちゃう韓国版の方が、悲しいけれど良い様な気もする様な・・・。
8月のクリスマス(2006年 日本)
監督 : 長崎俊一
出演 : 山崎まさよし 関めぐみ 西田尚美 戸田菜穂 井川比佐志 大倉孝二
八月のクリスマス (1998/韓国)
製作 チャ・スンジェ 監督 ホ・ジノ
脚本 ホ・ジノ / オ・スンウク / シン・ドンファン
出演 ハン・ソッキュ / シム・ウナ / シン・グ
それにしても、毎日3,4時間って・・・・。
ご家族の用事やら、何やらあるにしても、異様に長いじゃないですかー!!最初から、そうすっとばす処がレイさんらしいけど(^_^;)、無理をせずに慣れてって下さい!
ちなみに、私は全く運転しませんです。
現在は家の回り7キロ範囲内、札幌にいたときも同様でした・・・。高速だなんて、とんでもねぇ~~!!乗ったことありません。間違って乗ってしまって、次のインターで折り返し戻って来たという経験はありますが(爆)
>m-netは「宮」のみ、目当てで入りました
やっぱり。 でも以外とm-netってがんばってる局の気がしますよ。映画のメイキングにしても、他の局とは差別化?計りながらも、他がやってくれない様な番組放映してくれたりしてるんですね。
>四月の雪
事前の宣伝がやりすぎで、見てても「既視感」があって新鮮じゃなかった、っていうのも大きいかも
それは言えてると思います・・・。なんてったって主役があの方じゃ、上映前に撮影風景とか、色々な話が聞こうとしなくても耳に入って来ちゃってましたしね・・・別に4様が悪いって訳じゃないんだけれど、別の人が主役だったら、違っていたのかもです。
latifaさんは、北海道では運転なさったんですか?
私の免許のことまで心配してくださって、ありがとうございます!!
はい!無事取れまして、中古車購入1週間経ちましたが、もう、毎日毎日3、4時間運転してます。
札幌市内全区制覇!!!を目指して。
そのうち高速に乗って、北竜町にも入ってきますね!
あ、、、そうですそうです。
m-netは「宮」のみ、目当てで入りました(笑)
友達の強力な薦めで、ほかに見るものないのに・・
と、思ったけど入っちゃいました。
メイキングは、なにやらいろいろやってますよ。
キム・キドクの、、、(名前忘れた、チャン・ドンゴンのですね)とか、「殺人の追憶」とか。
なかなか面白いです。
映画も、結構やってますよね。
「四月の雪」
そうなんですよねぇ。キライな映画じゃないんですが
コメントできないっていうか、「ふーーん、そうなんだ」で、終わっちゃいました。
きっと、あの監督のことだから細部までこだわったんでしょうけど、、そう、つっこみどころがなんですよねぇ。
大体、事前の宣伝がやりすぎで、見てても「既視感」があって新鮮じゃなかった、っていうのも大きいかもですね。
その後、旦那様や息子さんたち、みなさん、いかがでしょうか・・・?レイさん、自動車免許は無事にget出来たでしょうか・・・。
レイさん、この映画、そこまで思い入れがある特別な一本なんですね。以前、感動したって、おっしゃっていたのは、うっすら覚えておりました。
そういえば、4月の雪も、出演者ではなく、八月・・の監督が撮ったということで、行かれたっておっしゃってましたもんね。(感想文書かなかったんですが、私も後日見ましたですよ。そんなに悪くはなかったけれど、特に名作でもなく、何か、こう・・・突っ込みどころが無かったので、感想文書けないまんまになっちゃいました)
> で、私も韓国の人の表現って、大げさじゃなくってすごく控えめなのねぇ、、
そうかぁ~~~!レイさんは、風の丘を越えて・・・で、次がコレだったのね・・・。韓国映画との出会い?が、かなり名作から入ったという訳だったのだなぁ~~。確かに、アジアの良さでもある?(勝手に言っちゃってら)→控えめな表現って素敵☆って、思わせられる作品ですもんね。
秋の童話、ぶははは。同じ国のモノでも両極端?ですもんね。やっぱり同じ国の人でも、その人による・・・って事でしょうか・・・ホ・ジノ監督は、凄く控えめな表現をする監督さんなんでしょうね。4月の雪でも、それは感じましたヨ^^ ただあれはもっと怒っていいんじゃないか?君!!とか、見てるこっちがちょっと思っちゃったりもしましたが・・・(^_^;)
m-netのメイキングで「8クリ」をやってたんですね。この前っていうことは、もしや日本でリメイク上映されたのが、とっかかりで、今頃やってくれたのかな?いずれにしても、とても良い内容だったみたいで、貴重な番組を見れるチャンスがこんな後に、思いがけずやって来て、良かったですね!
それにしてもレイさん、m-netも契約してるんですか?もしや、「宮」目当て・・・とかかな?^^
炭プリン札幌でも売ってたんですねー!食べてみてくださって、ありがとう~。見栄えは悪いけど、味は意外でしょう? 息子さん、ポコヤさんでOKなんですよ!前に書いたかもしれないけれど、元はというとポコアポコってブログ名だったのが、同名のサイトが山の様に有るのを知って、途中からヤを語尾につけたんです。韓国語の愛称のあのアとかヤの要領で。だから、ポコヤさんで良いのです~。息子さんと、家のブログの話ししてくれるなんて、なんだか嬉しいナ。
サル山だなんて~。でも妙に涼しい関東です。静岡はどうでしょうか?
ラムさんは、全く意識せず観た最初の韓国映画かもしれないんですね!
私も、多分コレかシュリか、JSAか・・だったんじゃないかな?と思います。
> 縁側でスカイの種を飛ばす姿とか???。
> ごくありふれた街のごくごく普通の人間の生き様って感じ。
そうそう!スイカの種飛ばすシーンは、私も妙にジーンと来た処でした。
日本版でも、しっかりそこ、ありました^^
あとはお父さんにビデオのやり方を伝授する処とか。
> 日本版もあるんですか?!
日本版も作ったらしいんです。山崎まさよしさんが主役で、歌も担当しています。
悪くはないのですが、やっぱりリメイクって損かもです・・・・
私も、なんとか生きてます・・(って、書中見舞いじゃないんだからね♪)
私も、ラムさんのように、ちゃんと意識して見た初めての
韓国映画だったように思います。(風の丘を越えて、の後・・だったかな?)
で、いまだに、沢山の韓国映画を見ましたが、これ以上に感動した映画はないんですよねぇ。
で、私も韓国の人の表現って、大げさじゃなくって
すごく控えめなのねぇ、、、昔の日本映画のようだわ、、、なぁんて思ったものでした。
(その後に見た韓国ドラマ「秋の童話」のいやもう、
おおげさなこと・・・・泣くわ、わめくわ。悲しいより、笑った)
でも、もしかするとホ・ジノ監督って韓国人の中では
すごく控えめな表現をする監督なんでしょうね。
この前、m-netのメイキングで「8クリ」をやってました。
それを見ても、あの映画のこだわり、そして監督の映画っていうものへの思いが伝わって、すごくよかったです。
大体、なんでリメイクなんだよーーーー?
あの映画好きな人はみんなそう思いますよねぇ・・
あ・・・・全然、全く違う話で、すいません。
あの、炭プリン食べてみました。
墨汁のようなカラメルシロップに、一瞬戸惑ったんですが、あれが、意外や意外、美味しい~~~♪
ありがとうございました!!!息子も「ポコヤさんのご推薦かぁ、、」って言ってました(笑)
(→いくら、latifaさんだと教えても、ポコヤさん、というのです。せめて、ポコアさんにして!)
暑中お見舞い申し上げます。
夏休みに入り完全に動物園のサル山状態になっている我家です。
この映画、全く意識せず観た最初の韓国映画かもしれません。
特別見せ場がある訳でもないのに、死期の迫る男性の姿や心理を
一人の女性・家族を絡ませ、淡々と描いた素晴らしい映画でした。
縁側でスカイの種を飛ばす姿とか・・・。
ごくありふれた街のごくごく普通の人間の生き様って感じ。
確かにお涙頂戴。悲劇の無理強いがないのが良いですよね。
日本版もあるんですか?!
機会があれば観てみたいですね。