こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。
今年は梅雨宣言からほとんど雨が降らないカラ梅雨になっていますね。お昼のニュースによると、一部のダムについて取水制限を強化するとのことです。水の豊かな西条市でも、特に農家の方などにとっては決して他人事ではないですね。降ったら降ったで困ることもありますが、恵みの雨が待ち遠しいところです。
話はガラッと変わりますが、皆さんは「よい仕立ての服」はどこで判断されていますか?今日は、デザインだけでなく確かな品質の服を見極めるのに最適なポイントのうちいくつかを、実際の服と一緒にご紹介いたしますね。
夏向けの風通しの良い麻素材を使ったTシャツにロングベスト、そしてワイドパンツをあわせたコーディネイトですね。順番にご覧いただきましょう。
ややロング丈のTシャツですが、風通しの良いチェック柄の麻系生地と、吸湿性に優れるグレーの綿系生地を切換えつつ組み合わせたり、タック(折目)をつけたり、といった細かいテクニックがセンスの良さを感じさせてくれます。こういった生地を切り換えた時に縫い目や生地にゆがみがないところが良い仕立てのわかりやすいポイントですね。
この襟周りのように、生地の継ぎ目が曲線になるようなところでもきれいに縫ってある服はとても良い仕立て、と言えますね。(綿麻切換えTシャツ:¥26,000+税・11号)
ベストの方も同じく、ローゲージ(やや粗い織目)の麻系ニット生地と綿生地の切り替えが斜めだったり曲線だったりしますが、これもきれいに仕上がっていますね。左右で違う生地の使い方をしているのに左右のラインがぴったり同じなのは実にお見事です。両サイドにかけて裾線が切れ上がるので、歩いてももたつかないですよ。リボンっぽく下に飛び出した裾のラインもユニークですね。(綿麻切換えコクーンベスト:¥26,000+税、11号フリー)
Tシャツとベストに隠れてよく見えなかったパンツです。腰回りはすっきりと、裾にかけて幅広になる重心を落としたデザインが粋ですね。
股の位置を下げ、片側2か所のタック(折目)がとてもゆったりした幅を生み出すサルエルタイプになります。サイドポケットは片側2か所づつ。ウェストは後ろ側がゴム入りで、とても柔らかいテンセル系の素材なので、長い期間はける上にはきごこちも上々ですよ。(サルエルパンツ:¥28,000)
ミシンを使って生地を縫い合わせる時には、まっすぐ縫うよりも斜めや曲線状に縫うのは難しく、今日ご紹介したような斜めや曲線を使ったデザインをきれいに縫い上げるためには縫製職人さんの技術力が試されます。
当店では単に色や形のデザインが良いだけでなく、こういった縫い目や生地の継ぎ目もチェックした「大人にふさわしい品質」の服をご用意しております。ぜひお手にとって確かめて下さいね。
この他にもさまざまな、暑い季節を涼しくおしゃれに楽しめる夏アイテムが多数入荷しておりますので、ぜひ貴女の夏を探してみてくださいね。もちろん、今の季節にちょうどいいお買い得品コーナーもお見逃しなく!!
貴女様のご来店を心よりお待ちしております。