舞栗倉庫

過去ログ

昼下がりの団地保険。

2006-07-26 17:11:31 | Money
先週生まれて初めて自分の眼鏡なるものを持った。

日光に弱いのでサングラスはいくつも持った。曇り空でも目を細めてしまうほど日の光が苦手だ(ゴキブリと同じじゃないか、それで人に嫌われるのか?)。そんな僕でも沖縄が好きで毎年のように行っているし、将来は移り住みたいと思っている。自己矛盾じゃないかと突っ込まれるかもしれないが、匿名だからいいもんね。

親兄弟に近視の人間はおらず、自分も眼鏡やコンタクトレンズなどのご厄介になぞなりたくはないと、不本意ながら勉強から距離をおいて来た。子供の頃、自然と内面から沸き上がる学習意欲に自ら気が付かない振りをして、我慢をして来たのである。
布団の中に入ってからも教科書を1ページでも多く読みたい、ノートに1つでも多く四文字熟語を書き写したいと思っていたが、そんな本心から目を逸らし、目を庇った。
おかげで嫌いな弁護士にも医者にも政治家にもならずに済んだだけでなく、近視になることもなかった。念願かなって老眼へ一気に登り詰めることが出来たのだ。作戦勝ちである。

リスクには早め早めの対策が、後でものをいうのである。
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「俺、長生きしたいから。」
定年まであと数年の先輩がよく言っていた。奥さんと自宅近くの太極拳教室に通い定期的に汗を流すようにし、昼食は外食をやめ奥さんの手作り弁当にし(かえってこちらの方が危険かもしれないが)、ブリーフからトランクスに変えた(?)。憎まれっ子、世に・・・だ(知らないから点々なのではない。忘れたのだ)。
身近な人から「長生きしたい」なんて言葉を直に聞いたのは初めてだった。それだけ自分の周りの人達が寿命というものを気にかけるお年頃になって来たということなのかなぁ。ショックと言うか新鮮というのか不思議な気持ちになった。

「長生きのリスク」
この言葉を聞いたときは正直ショックであった。一般には「長生き」は良いことであって「リスク」という言葉とは結びつかないんだけど、一生涯のC/Fを考えた時には生きている限りお金が必要となる。リタイア後の元気なうちは余暇時間が増えるために出費も増加するだろう。高齢となれば食費は減るかもしれないが、医療費の準備が必要となってくる。社会保障関連費用は下がることなく、医療保障は削られる。住居などにかかるランニングコストは減らず、消費税は上がる。
長生きはやっぱりリスクなんだなぁ。
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FPの学習で実生活から一番遠い課目は「リスクと保険」だった。
星野さんのCFじゃないけれど「保険は・・・解らん」。

学習を進めて行くと、保険て色々あるのねぇ。生命保険と損害保険くらいしか言葉自体知らなかったんだけど。
損保の中の火災保険の中の「団地保険」、こんなのあるんだぁ。

「◯◯君、ガラス保険てあるの知ってる?」と床屋さんで聞かれたことあったけ。床屋さんの大きなガラスだけを対象にした保険だって。

我が家は古い戸建住宅だから入ることは出来ないけど、団地保険が補償するものには例えばこんなのがあるんですねぇ。
・マンションの駐車場に止めといた車が盗まれた。
・ベランダで栽培していたケシの鉢を落としてしまい、停めてあった他人様の車を傷つけた。
・家族が自転車で他人様をはねてしまった。
・犬が他人様に噛み付いてしまった。
・公園でホームランを打って他人様の家のガラスを割ってしまい・・・「いいんだよ、グリ~ンだよ」。
団地保険に入っていれば志村けんさんが許すも許さないもない。保険がカバーするのだった。

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