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あの人は今。

2007-10-20 18:20:00 | Money
1年程前、ネット上でかなりの人気者となった新聞記者氏、最近噂を目にしないけど達者にしてるんだろうか?と突然気になりググってみたところ、しっかりお仕事をされてるようで。


在日コリアン無年金訴訟:「私たちにも権利が」 決起集会、支援者に協力訴え /福岡

 私たちも日本のみなさんと同じ権利を持っているはずだ??。17日、福岡市内であった在日コリアン無年金訴訟の決起集会。年老いた原告男性の一人は、マイクを握りしめ、会場を埋めた約150人の支援者に協力を訴えた。18日の提訴から始まる長い戦いの日々に向け、原告たちは怒りに声を震わせ、時折、懇願するかのように深々と頭を垂らした。

 集会では、在日外国人の人権問題に詳しい田中宏・龍谷大教授が講演した。これまで京都と大阪で起こされた同様の訴訟はどちらも原告敗訴という厳しい現状だが、「年金など社会保障の責任は国籍の属する本国が負うべし、という裁判所の理屈には矛盾がある」と指摘。その証拠に「海外に住む日本人に対し、日本政府は年金を支払っていないではないか」と糾弾した。

 また田中教授は、政府が税金を徴収する際だけ外国人住民を“国民”扱いすると皮肉り、朝鮮半島と関係の深い福岡で行われる裁判の行方を「全国の人たちが期待し、注目している」と激励した。

 この日は原告9人のうち5人が会場に姿を見せた。前述の原告とは別の男性は支援者を前に「私たち民族が人間として扱ってもらえるよう、日本の方がこれだけ運動してくださることが、本当にうれしくてたまりません。どうか前からも後ろからも押してください」と裁判の傍聴を呼びかけた。【朴鐘珠】

〔福岡都市圏版〕

毎日新聞 2007年9月18日





記事全体に関しては触れないけど、唯一気になったのは「海外に住む日本人に対し、日本政府は年金を支払っていないではないか」の部分。

海外にいる日本人にも年金は支給されてるでしょ?確か。だってそうでなきゃ「老後は物価の安い海外で年金暮らし」が出来ないじゃん、と思う訳。

それと夏に話をした社会保険労務士さんから聞いたケースだけど・・・

「実際にある話だけど、知ってます?都内で一人暮らしをしていたご高齢の男性のところに、インドネシアかどこか、まあ外国の方なんだけど、若い女性がお手伝いと言うかメイドさんと言うか男性の身の回りのお世話をしてた訳ですよ。

あくまでも推測ですけど就労ヴィザじゃぁなくって観光か学生か、言ってみれば不法就労なんだけど、御用にはならなかった訳ですよね。

でね、歳はとっていてもそこはほれ、やっぱり男と女。一つ屋根の下に毎日暮らしてるとさ、ひょんな事から触れ合う手と手、そして見つめ合う目と目・・・



ねぇ、     そうなる訳ですよ、当然。

でね、何年か幸せな日々が過ぎて行くんだけど、そこはほれ元々男性は高齢だったもんだから亡くなる訳なんですよ。えぇえぇ先にね。そうすると女性は日本に残ってる意味が無くなるじゃないですか。そう帰ったんですよ、お国にね。

ただ帰っただけじゃありませんよ。お土産に『遺族年金の受給権』を携えてね。

2人は婚姻関係には無かったんだけど、ご存知の通り相続に関する考え方とは異なり、こと公的年金には『戸籍上の婚姻関係』の規定がないから、内縁関係の『事実上の妻』って事でこの女性に年金が支給されてるんですよ。

でね、2ヶ月に1度なんだろうけど、日本から送金してるんですって。

なんだかなぁって思うけど、そう言う制度ですからね。」





「海外に住む日本人に支払ってない」どころじゃなく「海外に住む外国人」に支給してるってケースもあるんだなぁ・・・





ってことを思い出させてくれたパクチョンジュ記者の記事。



関係無いけど、この太陽が恨めしい。

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