舞栗倉庫

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右大臣左大臣

2009-09-11 17:40:38 | Weblog
社民が7議席。

国民新党に至っては3議席のみ。

これが今回の選挙で民意を反映した彼らのナマの実力。

なのに、なんでそこから大臣が2人出ちゃうわけ?

郵政民営化の仇討ちしたいから「僕、総務大臣がいいなぁ」とか

人権を語るには、これからの時代テーマは環境よ。だから「私には、環境大臣の椅子ね」とか

そんなやり取りで決まっちゃっていいのか?

というか、参議院で過半数を確保し楽?するために大臣の椅子あげちゃうのか?

そんな旧態依然の方法でだ、「官僚を使いこなす!」なんて言えちゃうのか?

「どうせ短期間しかいない、何も知らん外様大名」だから、官僚は好き勝手に振る舞って来たんじゃないか。

協力に対する「ご褒美の椅子」に座る、別段その道のスペシャリテとは思えん御仁の振る旗に、

「仰ることは至極ごもっともで・・・」と、官僚という所謂その道のプロたちが、組織が、しっぽ振ってついて来る

ってのは、まったくもって想像のできないことだ。

だって世代の交代は確かにあれども、そして今着ているユニフォームの色は違えども、

今の社会を作って来た代表プレーヤーたちの顔ぶれは代わり映えせず、いつ違うユニフォームに着替え、

それまでの所行のおさらいもせず、口だけは「全く異なるプレーを展開します!」風の、

自らの過去はどこ吹く風の、そんな彼らの『国民の皆さんのための身を粉にした活動』を見ていると、


なんも変わらんなぁ


投票日の朝に感じた「大勝」に対する不安が日を追って増殖する。