ヒプノセラピーで起きた不思議なお話です。
ご依頼は「夫ととの関係」でした。
セッションが始まってフッと○側の方に人の気配がします。
そして彼女の口から
「先生・・誰か立っています」といわれました。
そして彼女がある方向を指差しました。
そう、同じ方向だったのです。
そして彼女が話し始めました。
「実は先生の所の予約が決まってから父親の夢ばかり続けてみるのです」と言いました。
そして急に
「お世話になります」と。
男性の声です。とても礼儀正しく寝ながら彼女が頭を下げました。
そう、彼女のそばに居る人の・・声と行動。
かなりやせ細って・・○○で亡くなってる症状見えるし・・
もしかして・・
「お父様ですか?」
「はい。お世話になります」。
そしてその後、30分に渡り、彼女の最近の行動と夫婦の関係などお父様がお話されました。
そして
「娘に人のあり方を教えて欲しい」と。
ん・・・深い話です。
そしてその後もセッションは続きます。
彼女は途中から泣きじゃくりました。
自分の行いの反省を洗い流すように・・・
そして父親の深い思いを改めて知ったのです。
セッションが終わって目が覚めて、彼女は言いました。
夫婦のことは夫婦の心の行き違いだったこと、そして自分のわがままがすべての引き金だったこと。
父親は二人が幸せにやっていけることを確信していたからこそのご登場だったのです。
「小さいとき、父の背中に飛びつくのが大好きでした。そして首に手を回して父のにおいをかいでは嬉しかったのです。今も夫に飛びついて・・あ、しばらくしていないわ・・・」
「帰ったらやってみましょ。飛びつかなくても寄りかかるだけでもいいと思うし」
「はい、そうしてみます」
彼女は笑顔になりました。
「ところで・・お父様は肩が悪くなかった?」
「あ、そうです。肩こりでした」。
「あのね、お母さんの肩もみもしてあげて欲しいそうよ。お母さんに悪いからって言ってる」
「はい、判りました」。
彼女は失わずに済んだ大切なものをこれからも育てて守っていけるでしょう。
お彼岸もあと数日という日にふっとある生徒さんの顔が浮かんできました。
彼女は彼と別れるかどうするかのところなのです。
どうしても気になってメールをしました。
そして
「心配してくれてありがとうございます。前よりだいぶ元気になりました。それで・・今日は実は父の命日でこころ静かにしていたかったので休日をいただきのんびりしていました。まさか先生からメールが来るなんて、まるで父からメールが来たみたいで」と書いてありました。
私は
「きっと私よりお父様の方がはるかに心配していると思うから」とメールをすると
「きっと父も先生と同じで幸せになりなさい、といってると思います。やっぱり別れるという答えを出します」とメールが来ました。
きっとメールの向うには涙があふれているのでしょうね。
でも、でも・・どんなときも正しい答えを出しながら人は歩いていかなければならないと思うのです。
彼女も私も、そしてこれを読んでいるあなたも。
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